【早見表あり】三井住友カード（NL）とイオンカードを６項目から比較します

こんな疑問に答えます。

三井住友カード（NL）とイオンカードは、どちらもおすすめできるクレジットカードです。

クレジットカードは、経済圏選びの最初なので、悩む人も多いと思います。

まず、全体の比較を知りたい人向けの早見表はこちら。

イオンカードは、デザイン違いも含めると全51種類もあります（2025年1月2日時点）。
全てをまとめて比較するのは難しいため、「イオンカードセレクト」をベースに比較を進めていきます。
「クレジットカード・電子マネー（WAON）・キャッシュカード」を１枚で完結でき、万人におすすめできるカードです。

項目／クレジットカード		三井住友カード（NL）	イオンカードセレクト
デザイン （通常）
ポイント還元率	基本還元率	0.5％	0.5％
	公共料金支払い	0.5％	0.5％
	クレカ積立 （上限積立額／月）	0.5％ （10万円） ※年間利用額：10万円以上	ー
発行～受取までの日数		１週間～２週間	店舗受取：最短即日 郵送：２週間～３週間
利用可能枠（最大）		100万円	100万円
国際ブランド		VISA MasterCard	VISA MasterCard JCB
ETCカード		550円 （前年度利用で無料）	年会費：無料
付帯保険	旅行	〇 （海外）	ー
	ショッピング	ー	〇
空港ラウンジ		ー	ー
その他の主な特典 経済圏のメリット		・ゴールドカードアップグレード （年間100万円以上利用）	・イオンシネマ割引 ・ゴールドカードアップグレード （年間50万円以上利用）
申し込み条件		18歳以上 （高校生を除く）	18歳以上 （高校生：卒業年度の１月１日以降可）

この表から、ポイント還元率にも差がないことも分かります。

この記事で詳しく比較する項目は、以下の６項目です。

三井住友カード（NL）とイオンカードのどちらを選ぶか悩んでいる人に向けて、各カードの比較・おすすめな人、二枚持ちの使い分け方法を分かりやすく解説していきます。

最後まで読むことで、三井住友カード（NL）とイオンカードのどちらを選ぶかの参考になりますよ。

それでは、よろしくお願いします。

三井住友カード（NL）とイオンカードを６項目で比較

三井住友カード（NL）とイオンカードについて、以下の６項目で比較していきます。

それぞれについて説明していきます。

①ポイント還元率

ポイント還元率は、さらに以下の３つについて比較します。

それぞれについて、簡単に紹介していきます。

基本還元率

基本還元率は、三井住友カード（NL）・イオンカードともに「0.5％」です。

年会費無料のクレジットカードですが、高い還元率とは言えません。

当ブログでも紹介している６大経済圏では、還元率「1.0％」のクレジットカードもあります。

クレジットカード	ポイント還元率
楽天カード	1.0％
ｄカード	1.0％
au PAY カード	1.0％
PayPayカード	1.0％
三井住友カード（NL）	0.5％
イオンカード	0.5％

クレカ積立（NISA）

投資を始めようと考えている人は、クレジットカード積立によるポイント還元率も重要です。

クレカ積立による還元率と、SBI証券の基本情報をまとめた表がこちら。

積み立ては「数十年単位で継続」していくのが鉄則なので、キャンペーン（期間中・入会12ヶ月間など）のポイント還元率は考慮していません。

項目		三井住友カード（NL）＆SBI証券	イオンカード＆マネックス証券
クレカ積立 （投信）	ポイント還元率	0.5％ ※年間利用額：10万円以上	ー
	上限積立額／月	10万円	ー
国内株式売買手数料 （現物・信用取引手数料）		無料	ー
本数	投資信託	2,557本	ー
	つみたて投資枠	250本	ー
口座開設数		1,300万超	ー
外国株		米国株：5,211銘柄 中国株：1,290銘柄 アセアン株：540銘柄 韓国株：72銘柄 ロシア株：29銘柄	ー

手数料の安さ、取り扱い銘柄の多さなどから、人気の証券会社です。

また、イオンカードは、クレカ積立ができる証券会社がありません（2024年12月31日時点）。

マネックス証券と提携関係にあり、イオンカードによるクレカ積立が検討されているようです。

今すぐクレカ積立でもポイントを貯めたい場合は、イオンカードではなく三井住友カード（NL）を選びましょう。

積立額ごとに、「もらえるポイント（年間）」と「ポイント還元率」を表にしていますので、参考にしてください。

積立額／もらえるポイント	三井住友カード（NL）＆SBI証券 （還元率 0.5％）
１万円／月 （年間12万円）	600
２万円／月 （年間24万円）	1,200
３万円／月 （年間36万円）	1,800
５万円／月 （年間60万円）	3,000
７万円／月 （年間84万円）	4,200
10万円／月 （年間120万円）	6,000

ネットショッピングサイト

イオンカードならイオンスタイルオンラインなどで買い物をするとポイント還元率が高くなります。

三井住友カード（NL）は、ポイント還元率が高くなるネットショッピングサイトはありません。

項目	三井住友カード（NL）	イオンカード＆ イオンスタイルオンライン
ポイント還元率	ー	1.0～2.5％

そもそもSBI経済圏には、ネットショッピングサイトがありません。

おすすめのネットショッピングサイトなどは、下記「SBI経済圏の始め方」で解説しています。

イオンカードは、イオンスタイルオンラインのポイント還元率が１％。

②国際ブランド

各クレジットカードで選べる国際ブランドは、以下の通り。

項目	三井住友カード（NL）	イオンカード
国際ブランド	VISA MasterCard	VISA MasterCard JCB

JCBブランドは、イオンカードのみ選択可能。

JCBブランドが欲しいならイオンカードがおすすめです。

イオンカードは、デザインによって国際ブランドが限定されるものもあります。

③ETCカード

ETCカードの年会費は下記の通り。

項目	三井住友カード（NL）	イオンカード
ETCカード	550円 （前年度利用で無料）	無料

三井住友カード（NL）は、前年度に利用があれば年会費無料です。

イオンカードは、無条件で年会費無料。

④付帯保険

付帯保険の比較は以下の通り。

項目		三井住友カード（NL）	イオンカード
付帯保険	旅行	〇 （海外）	ー
	ショッピング	ー	〇

三井住友カード（NL）には、海外旅行の保険が付帯しています。

また、イオンカードには、ショッピングに関する保険が付帯しています。

両カードとも、ゴールドカードにアップグレードすると、国内・海外の旅行保険とショッピングに関するが付帯されます。

⑤カードデザイン

クレジットカードのデザインは、三井住友カード（NL）は全３種、イオンカード（セレクト）が全４種。

イオンカードは、デザインによって選べる国際ブランドが異なります。

デザインカード一覧や選べる国際ブランドなど、詳細は下記公式サイトから確認できます。

⑥その他の特典

三井住友カード（NL）とイオンカードのその他の特典について、順番に紹介していきます。

三井住友カード（NL）には、以下の特典があります。

三井住友カード（NL）の大きな特典（メリット）として、スマホタッチ決済の高ポイント還元があります。

引用元：https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo9001629.jsp

スマホのタッチ決済をするだけと、緩い条件で高いポイント還元率（７％）を受けられます（200円ごとに計算）。

さらに、セブンイレブンでは、ポイント還元率「10％」（200円ごとに計算）。

対象のコンビニ・飲食店を利用するなら、積極的にスマホタッチ決済を活用しましょう。

また、三井住友カード（NL）を年間100万円以上利用すると、ゴールドカードへのアップグレード案内が届きます。

通常の年会費5,500円なしで、ゴールドカードを持つことができます（審査あり）。

ゴールドカードでは、主に以下の３点がグレードアップされます。

詳細や条件は、下記公式サイトから確認できます。

続いて、イオンカードの特典についてです。

もともと安いイオンシネマが、さらにお得に利用できます。

ミニオンズデザインなら、年間12枚まで1,000円チケットを購入でき、よりお得に映画を観られます。

また、年間50万円以上利用することで、ゴールドカードへの無料アップグレードが可能です。

費用や面倒な手続きはありません（入会金・年会費は無料、カード番号の変更なし、条件達成で自動送付）。

特典内容や条件は、公式サイトから確認できます。

ミニオンズデザインは、ゴールドカードへのアップグレード対象外です。

三井住友カード（NL）とイオンカードはどっちがおすすめ？

三井住友カード（NL）がおすすめな人、イオンカードがおすすめな人の特徴をまとめると以下の通り。

基本の還元率が同じため、「全員こっちの方がおすすめ！」と言えるほどの差はありません。

それぞれの強みが違うため、二枚持ちして使い分けるのもおすすめ。

年間で100万円以上のカード利用が見込める場合は、三井住友カード ゴールド（NL）も選択肢になります。

年会費が無料になり、ゴールドカードの特典を利用できるため、イオンカードよりお得に使える可能性があります。

三井住友カード（NL）とイオンカードを二枚持ちした場合の使い分け

三井住友カード（NL）とイオンカードは、二枚持ちでもお得に使えます。

二枚持ちした場合の主な使い分けは、以下の通り。

基本的には、三井住友カード（NL）はSBIグループ、イオンカードはイオングループのサービスに使えば間違いありません。

どちらのグループでもない場合は、ゴールドカードにアップグレードしたい方を使いましょう。

まとめ｜三井住友カード（NL）とイオンカードはどちらもおすすめ！経済圏で選ぶのが基本

三井住友カード（NL）とイオンカードは、使いやすいクレジットカードでどちらもおすすめできます。

冒頭の比較早見表を再度紹介します。

項目／クレジットカード		三井住友カード（NL）	イオンカードセレクト
デザイン （通常）
ポイント還元率	基本還元率	0.5％	0.5％
	公共料金支払い	0.5％	0.5％
	クレカ積立 （上限積立額／月）	0.5％ （10万円） ※年間利用額：10万円以上	ー
発行～受取までの日数		１週間～２週間	店舗受取：最短即日 郵送：２週間～３週間
利用可能枠（最大）		100万	100万
国際ブランド		VISA MasterCard	VISA MasterCard JCB
ETCカード		550円 （前年度利用で無料）	年会費：無料
付帯保険	旅行	〇 （海外）	ー
	ショッピング	ー	〇
空港ラウンジ		ー	ー
その他の主な特典 経済圏のメリット		・ゴールドカードアップグレード （年間100万円以上利用）	・イオンシネマ割引 ・ゴールドカードアップグレード （年間50万円以上利用）
申し込み条件		18歳以上 （高校生を除く）	18歳以上 （高校生：卒業年度の１月１日以降可）

また、どちらにするか迷ったら、以下を参考にしてください。

基本的には、経済圏をベースに考えるとお得に利用できますよ。

また、SBIグループ・イオングループの両方のサービスを使っている人は、二枚持ちもおすすめ。

それぞれの経済圏について詳しく知りたい人は、ぜひこちらもご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。