経済圏ってどこがいいんだろう。
経済圏とかポイ活って、なんとなく面倒そうなんだよな…
節約やポイ活には「経済圏」がいいと聞いたけど、いろいろな経済圏があるらしい。
おすすめの経済圏や選び方も知りたいな。
こんな疑問に答えます。
楽天経済圏を始め、いろいろな経済圏がありますが、どの経済圏がお得なのかは非常に分かりづらいですよね。
まず結論ですが、「楽天経済圏 + もう1つ」で経済圏を使い分けるのがおすすめ。
2つの経済圏を使い分ける1番のメリットは、各種サービスやポイント還元率の改悪に備えられることです。
また、1つの経済圏から始めたい人におすすめなのは、楽天経済圏とPayPay経済圏です。
この記事は、まだ経済圏を始めていない人や経済圏・ポイ活が面倒そうと思っている人の参考になる内容です。
最後まで読むことで、経済圏はどこがいい?という悩みを解決できますよ。
超絶面倒くさがりな私ができていることなので、あなたも大丈夫!
それでは、最後までよろしくお願いします。
そもそも(ポイント)経済圏とは?
そもそも(ポイント)経済圏とは、NIKKEI COMPASSで以下のように定義されています。
提携する複数の企業やサービスを横断して使える特典ポイントを消費者に付与することで提携企業サービスへの更なる消費行動を促し、多くの消費者を同じ「商圏」に囲い込む様から「ポイント経済圏」と言う。ポイント経済圏は小売・EC業などのポイントプログラムから派生したもの(waon point・楽天ポイント)と通信キャリアを軸に展開するもの(d pointなど)に大きく分けられる。
経済圏利用者のメリットは、同じ企業のサービスをまとめて使うことで、高いポイント還元などを受けること。
企業のメリットは、自社のサービスをまとめて使ってもらえる(ユーザーの囲い込み)こと。
6大経済圏とは?
楽天経済圏が1番有名かと思いますが、2024年現在「6大経済圏」と呼ばれる6つの経済圏があります。
- 楽天経済圏(楽天ポイント)
- ドコモ経済圏(dポイント)
- au経済圏(Pontaポイント)
- PayPay経済圏(PayPayポイント)
- SBI経済圏(Vポイント)
- イオン経済圏(WAON POINT)
新しい経済圏が増えたら、その情報も更新していきます!
経済圏で共通していること
経済圏の特徴はさまざまありますが、共通していることも多いです。
- 同じ企業・グループのサービス利用でお得になる
- ポイント還元が大きいのは、ネットショッピングサイトのイベントや新規入会キャンペーン
- ポイント還元の仕組みが分かりにくい
- 本当にお得かどうかの確認が必要 etc.
それぞれについて、簡単に説明します。
同じ企業・グループのサービス利用でお得になる
企業側は、自社のサービスを利用してもらうことで、利用者がお得になることを還元します。
経済圏の基本(前提)とも言えますが、意識的に同じ企業・グループのサービスを利用するようにしましょう。
ポイント還元が大きいのは、ネットショッピングサイトのイベントや新規入会キャンペーン
大きくポイント還元を受けられるのは、ネットショッピングサイトのイベントが多いです。
また、クレジットカードの新規発行やスマホ回線の乗り換えで、数千ポイントもらえることも。
経済圏を始めるときは、公式サイトのキャンペーンページを必ずチェック!
ポイント還元の仕組みが分かりにくい
どの経済圏も、最初はポイント還元の仕組みが分かりにくいと思います。
キャンペーンのエントリーやクーポン獲得など、やることも多いので、すべてを網羅する必要はありません。
これだけはやっておきというものから、徐々に慣れていきましょう。
経済圏の始め方記事で、最低限やっておきたいことは紹介しています。
本当にお得かどうかの確認が必要
経済圏の目的は、お得・節約です。
経済圏を始めたては、ポイントがたくさんもらえて楽しいです。
しかし、ポイントをもらうことが目的となってしまうと、不要なサービス・ものにお金を使ってしまいかねません。
手段と目的を履き違えないように!
6大経済圏の特徴・強みは?
ここでは、6大経済圏の特徴・強みについて説明していきます。
あなたが重視するポイントに強みのある経済圏を要チェックです。
楽天経済圏の特徴・強み
楽天経済圏の特徴・強みは、以下の4つ。
- サービスの種類が豊富
- 楽天ポイントが使いやすい
- 固定費(スマホ)の削減ができる
- 楽天市場・楽天カード・楽天銀行・楽天証券
それぞれ、簡単に説明していきます。
サービスの種類が豊富
楽天経済圏のポイント還元は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれるものがメインです。
楽天のサービスを利用することで、楽天市場のポイント還元率が「最大17倍」になります。
- ネットショップ
- スマホ回線
- クレジットカード
- 銀行口座
- 証券会社(NISA)
必須級・よく使うサービスとしてあげたこの5つ以外にも、旅行・光回線・でんきなどもあります。
SPUの対象外にも、楽天ガス・楽天ほけんなど、楽天ポイントがもらえるサービスも多いです。
楽天経済圏だけで生活できるレベル。
ここまで充実しているのは、楽天経済圏だけ!
楽天ポイントが使いやすい
楽天ポイントは、貯まりやすさはもちろん、使いやすさも抜群。
楽天のサービス以外にも、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店などなど…
使えるところが多すぎるので、紹介しきれません。笑
固定費(スマホ)の削減ができる
楽天モバイルを使うことで、固定費を削減できます。
ドコモ、au、ソフトバンクのデータ使い放題プランと比べると、毎月2~3千円程度の節約が可能。
年間で2~3万円も変わってきますよ。
通信会社 | プラン | 料金/月 |
---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,278円 |
ドコモ | eximo※ | 7,315円 |
ahamo大盛り(100GB) | 4,950円 | |
au | auマネ活プラン※ | 7,238円 |
使い放題MAX※ | 7,238円 | |
ソフトバンク | ペイトク無制限※ | 9,625円 |
メリハリ無制限※ | 7,425円 |
※各種割引適用前の料金
楽天以外の各社は、家族割や光回線セット割込みでも「約5,000円」のため、何の縛りもない楽天モバイルの方がコスパはいいです。
また、楽天モバイルは、専用アプリの使用で通話も無料。
「そもそもデータ使い放題プランが必要なのか」の検討は必要です。
楽天市場・楽天カード・楽天銀行・楽天証券
すべて無料で使えるため、仮の経済圏としても使いやすいです。
- ネットショップ
- クレジットカード
- ネット銀行
- 証券会社
サービス単体の評価・人気でもトップクラス。
この4つを使えば、楽天市場のポイント還元率が4%となり、これだけでもかなり大きい。
常時4%引きみたいなものです。
楽天経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
ドコモ経済圏の特徴・強み
ドコモ経済圏の特徴・強みは、以下の3つ。
- メルカリで使える
- 通信会社としての安心感
- Amazonとの提携など今後の期待感
それぞれ、簡単に説明していきます。
メルカリで使える
dポイントは、フリマアプリ「メルカリ」で唯一貯まる・使えるポイントです。
フリマアプリは、節約にも使えるため相性がいいです。
受験し終わった資格のテキストなど、不用品を売るのによく使ってます。
通信会社としての安心感
楽天モバイルや格安SIMが次々と出てきますが、キャリア以外は不安…という人も少なくないでしょう。
ahamoの登場で、キャリアの品質を月3,000円で利用できるようになったため、格安SIMに抵抗がある人にドコモ経済圏はおすすめ。
大盛りプランなら100GBで4,950円と、データ使い放題プランよりは安く抑えられます。
スマホ会社を10社以上使ってきていますが、私のメイン回線はahamoです。
2023年から、ドコモの回線が不安定という指摘がされています。公式から「対策は9割完了した」と発表がありましたが、まだ不安定なことがあるようです。
Amazonとの提携など今後の期待感
2024年4月から、Amazonでdポイントを貯まる・使えるようになりました。
メルカリ同様、dポイントが唯一です。
もともとドコモ経済圏は、ネットショップ系が弱かったため、Amazonとの提携は大きい。
他社(特に楽天)への対抗として、いろいろなサービス大手との提携を期待しています。
また、2024年9月27日から、マネックス証券でのクレカ積立でdポイントが貯まるようになりました。
年会費無料クレジットカードによる積立でのポイント還元率は、1.1%と経済圏のサービスではトップ。
ドコモ経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
au経済圏の特徴・強み
au経済圏の特徴・強みは、以下の3つ。
- ローソンとの提携
- auじぶん銀行の普通預金金利「0.33%」
- au Payマーケット限定ポイントに交換でポイント「1.5倍」
それぞれ、簡単に説明していきます。
UQモバイルでも固定費を削減できますが、同じ価格帯ならワイモバイルの方がおすすめなので、説明は省略しています。
ローソンとの提携
2024年4月26日、KDDI(auの親会社)がローソンの株を50%所有するTOBが成立しました。
au×ローソンで、よりお得にPontaポイントを貯められるようになる可能性が高いです。
今後の動向が気になります。
auじぶん銀行の普通預金の金利が最大「年0.33%」
引用元:https://www.jibunbank.co.jp/landing/kinri_up_tokuten_bundle/
au Pay、au Payカード、auカブコム証券の利用で、普通預金の金利が年0.23%になります。
楽天のマネーブリッジ(楽天銀行×楽天証券)は、半分以下の年0.1%です。
auマネ活プランも合わせると、最大「年0.33%」と業界最高水準。
銀行にお金を預けたところで雀の涙…というのが悲しい。
au Payマーケット限定ポイントに交換でポイント最大「1.5倍」
Pontaポイントをau Payマーケット限定ポイントに交換すると、ポイントが最大1.5倍になります。
条件や交換上限はあるものの、単純にポイントが増えるのでお得。
au経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
PayPay経済圏の特徴・強み
PayPay経済圏の特徴・強みは、以下の4つ。
- サービスの種類が豊富
- PayPayを使えるところが多い
- 固定費(スマホ)の削減ができる
- PayPayポイントに有効期限がない
それぞれ、簡単に説明していきます。
サービスの種類が豊富
PayPay経済圏は、楽天経済圏にも劣らないサービスを提供しています。
- ネットショップ
- スマホ回線
- クレジットカード
- 銀行口座
- 証券会社(NISA)
豊富なだけでなく、しっかり実用性も兼ね備えているので、メインの経済圏としておすすめできます。
楽天とPayPayが経済圏の2強!
PayPayを使えるところが多い
QRコード決済と言えば「PayPay」をあげる人が多いでしょう。
実際に利用者も多く、現金以外はPayPayだけ使えるなんてお店もよく見かけませんか?
QR・バーコード決済利用者16,557人を対象としたアンケートでも、PayPayが利用率No.1です。
固定費(スマホ)の削減ができる
ワイモバイルを使うことで、固定費を削減できます。
データ使い放題が不要な人に、ワイモバイルは特におすすめです。
プラン | データ量 | 料金/月 |
---|---|---|
シンプルS | 4GB | 2,365円 |
シンプルM | 20GB | 4,015円 |
シンプルL | 30GB | 5,115円 |
※各種割引適用前の料金
他社よりお得なのは家族割で、2回線目以降は1,100円の割引されます(9回線目まで)。
3大キャリアの家族割よりも割引されるのが理解できません。笑
PayPayポイントに有効期限がない
PayPayポイントは有効期限がなく、期間限定ポイントもありません。
期限切れでポイントがなくなった…
なんて失敗もありません。
また、他社にある期間限定ポイントは、用途も制限されていることもあります。
有効期限がないだけではなく、用途も自由なのは、6大経済圏唯一の特徴です。
意外に大事なポイントです!
PayPay経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
SBI経済圏の特徴・強み
SBI経済圏の特徴・強みは、以下の2つ。
- 金融サービスが強い
- スマホタッチ決済で7%還元
それぞれ、簡単に説明していきます。
金融サービスが強い
SBI経済圏は、三井住友とSBIによる経済圏のため、金融サービスが強いです。
- 三井住友カード
- SBI証券
- 住信SBIネット銀行
この3つは間違いない安心感のあるサービス。
特に、NISA用に楽天証券を選ばない人には、SBI証券がおすすめです。
サブですが、三井住友カード(NL)と住信SBIネット銀行は私も使ってます。
スマホタッチ決済で7%還元
引用元:https://www.smbc-card.com/camp/00058/index.html
対象の三井住友カードを支払元に設定したスマホタッチ決済で、対象店舗のポイント還元率が最大7%になります。
条件がゆるく、使いやすいのが大きなメリットです。
とは言え、コンビニの商品は安くないので、積極的に使うと返って浪費になるので要注意。
使わざるを得ないときに還元を受けるイメージ。
SBI経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
イオン経済圏の特徴・強み
イオン経済圏の特徴・強みは、以下の5つ。
- お客様感謝デーで5%オフ
- 無料でゴールドカードになる
- 固定費(スマホ)を削減できる
- イオンシネマで安く映画鑑賞できる
- ウエル活で1.5倍分の買い物ができる
それぞれ、簡単に説明していきます。
お客様感謝デーで5%オフ
「20日30日5%オフ♬」って、CMで聞いたことあると思います。
イオンカード支払い・読み取りなどで、食料品・衣料品・暮らしの品が5%オフになります。
条件がゆるく、割引率も小さくないです。
また、他の経済圏と違い、ネットショップではなく実店舗でお得になるのがポイント。
無料でゴールドカードになる
イオンカードで年間50万円以上利用すると、自動でゴールドカードにアップグレードされます。
年会費無料にもかかわらず、空港のラウンジ利用や保険が付帯します。
イオンをよく使う人なら、簡単にゴールドカードをゲットできます!
固定費(スマホ)を削減できる
イオンモバイルを使うことで、固定費を削減できます。
特徴として、データ量別のプランが非常に細かく、自分に合ったプランを見つけやすいです。
ただ、格安SIMのため、混雑時(お昼など)に通信速度が遅くなりやすいのは要注意。
引用元:https://aeonmobile.jp/plan/
データ量も速度もそこそこでいい。
ただ、3GBじゃ足りないけど、20GBは多すぎる…
といった人にイオンモバイルはおすすめ。
上図はプランの一部で、最大200GBのプランまであります。
大容量プランなら、4大キャリアにしましょう。
イオンシネマで安く映画鑑賞できる
イオンシネマの通常料金は「1,800円」ですが、イオンカードの利用で「最大700円」の割引になります。
- いつでも:300円オフ
- 20日30日:700円オフ
映画好きには大きな特典。
月に1回の利用でも、年間8,400円もお得に映画を楽しめます。
サブスクで見るのもいいけど、映画館の臨場感は特別ですよね。
ウエル活で1.5倍分の買い物ができる
ウエルシアでは、毎月20日のポイント利用で、ポイントの1.5倍分の買い物ができます(通称ウエル活)。
最大30,000ポイントの利用で、45,000円分の買い物が可能。
もともと、WAONポイントとTポイントのどちらでもできましたが、2024年9月以降はWAONポイントのみに変わります。
Vポイントでも8月までウエル活は可能ですが、純粋なポイント還元率はWAONポイントが上です。
TポイントはVポイント(SBI経済圏)となり、VポイントをWAONポイントに交換することもできます。
1.5倍になる上限が大きくて、超お得ですよね。
イオン経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
経済圏の選び方|ネットショップ・スマホ・クレカ・銀行・証券を重視
経済圏の選び方は、よく使うサービスを重視するのが大事です。
(好きなところに飛べます)
この5つは生活に必須級・よく使うサービスなので、基本情報をチェックしましょう。
そのうえで、経済圏の選び方もあわせて説明します。
ネットショッピングサイト
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 ネットショッピングサイトでポイント倍率が上がるサービス
※2 あくまで最大還元率のため、付与上限最大までポイントをもらう場合、還元率が下がります
※3 クレジットカードの通常還元分は含みません。
※4 買い得メンバーズ「お店からのポイント」は含みません。
※5 通常時の還元率を含めます
※6 通常時のポイントを含めません
6大経済圏のネットショッピングサイトについてまとめた表です。
ポイント還元率や商品の品揃えなどを総合的に考えると、楽天経済圏とPayPay経済圏がおすすめ。
スマホ回線
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 家族割、ネット回線セット割など適用前。データ量による自動値下げは反映しています。
※2 各社の持ち運びサービス(約300円/月)で、プラン移行・会社変更後も、そのまま使うことができます。
※3 有償(3,300円)で、契約手続きの店頭サポートあり
データ使い放題が不要であれば、以下の4つが特におすすめです。
- 楽天モバイル
- ahamo(ドコモ)
- UQモバイル(au)
- ワイモバイル(Softbank)
キャリアのデータ使い放題プランから乗り換えるだけで、毎月2,000~3,000円ほど安くなる可能性があります。
格安SIMなども浸透してきたと思いますが、まだデータ使い放題プランから乗り換えていない人も多いのではないでしょうか。
ここを変えるだけでも、大きな節約になりますよ。
クレジットカード
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表内補足事項
※1 年会費無料のカードのみ。
※2 詳細は公式サイトからご確認ください。
※3 2024年夏ごろ開始予定(マネックス証券)
※4 auスマホ料金・ネット回線などの契約がない、かつ1年間カード利用がない場合は、年会費1,375円
※5 PayPayクレジットと合算で200万円
※6 年間カード利用額「10万円以上」
※7 高校生は卒業年度の1月1日以降であれば可
大きく差がないですが、NISAのクレカ積立でポイントがもらえるカードがおすすめです。
ポイントがもらえるクレジットカード
- 楽天カード
- au PAY カード
- PayPayカード
- 三井住友カード(NL)
銀行口座
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 各種優遇条件・サービスを前提としています
※2 ATM手数料は、日時によって料金が変わります
無駄な出費になりやすいATM利用手数料は、銀行口座によってさまざま。
無料回数が多い、以下の銀行口座が特におすすめです。
- 楽天銀行
- auじぶん銀行
- 住信SBIネット銀行
証券会社
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 年会費無料のクレジットカード
※2 「1日定額手数料」コース
※3 年間カード利用額「10万円以上」
新NISAから、投資を始めようと考えている人も多いと思います。
手数料の安さ・銘柄の多さなどから、楽天証券とSBI証券が圧倒的人気です。
ですが、有名な投資信託(S&P500やオールカントリー)は、auカブコム証券でもPayPay証券でも取り扱っています。
サービスを踏まえた経済圏の選び方
よく使うサービスの基本情報を紹介してきましたが、経済圏を選ぶにはの2つの視点が必要です。
- 経済圏ごと
- サービス種別ごと
それぞれについて、簡単に説明します。
経済圏ごとの視点
例えば、SBI経済圏には「ネットショップ」と「スマホ回線」がありません。
他の経済圏との使い分けが必須なので、メインの経済圏にはしにくいところ。
反対に、以下5つのサービスが揃っている「楽天経済圏・au経済圏・PayPay経済圏」は、1つの経済圏だけで完結できます。
- ネットショッピングサイト
- スマホ回線
- クレジットカード
- 銀行口座
- 証券会社(NISA)
サービス種別ごとの視点
例えば、証券会社を重視する場合、楽天経済圏とSBI経済圏の優先度が高いです。
- 取扱商品数
- 取引手数料
- 口座開設数(人気) etc.
NISAにおすすめの証券会社は、楽天証券とSBI証券がおすすめTOP2と言われることが多いためです。
あなたが重視するサービスによって、どの経済圏を選べばいいかは変わってきます。
特によく使っているサービス、満足しているサービスから考えるといいです。
経済圏はどこがいい?|おすすめは「楽天経済圏 + もう1つ」です
6大経済圏の特徴や、よく使うサービスの基本情報などを紹介してきました。
それらを踏まえて、私がもっともおすすめしたいのは「楽天経済圏 + もう1つ」です。
いきなり2つの経済圏を始めるのはちょっと…
という人も多いと思いますので、1つの経済圏に絞る場合のおすすめも紹介します。
- 1つの経済圏に絞る場合のおすすめは?
- 2つの経済圏を使い分ける理由・メリットは?
- おすすめの経済圏の組み合わせは?
ぜひ、経済圏選びの参考にしてください。
1つの経済圏に絞る場合のおすすめは?
1つの経済圏に絞る場合のおすすめは、楽天経済圏とPayPay経済圏です。
この2つをおすすめする理由は、主に以下の2つ。
- サービスの種類が豊富でコスパが高い
- 経済圏の恩恵が受けやすい(相乗効果が高い)
サービスの種類が豊富なだけでなく、特にネットショッピングサイトやスマホ回線は、他の経済圏と比べてコスパが高いです。
また、経済圏の恩恵が受けやすい(相乗効果が高い)ことも、おすすめの大きな理由です。
- スマホ回線を利用すれば、ネットショッピングサイトがお得になる
- クレジットカードを利用すれば、スマホ料金が安くなる etc.
こういった恩恵が、楽天経済圏とPayPay経済圏では受けやすいです。
それぞれの経済圏の始め方は、以下の記事から確認できます。
2つの経済圏を使い分ける理由・メリットは?
2つの経済圏を使い分ける理由・メリットは、主に以下の3つ。
- 改悪に備える
- いいとこどりできる
- 突き詰めすぎないようになる
それぞれについて、簡単に説明していきます。
改悪に備える
1つ目、そして1番大きな理由は「改悪に備える」です。
経済圏は企業の囲い込みとも言え、高ポイント還元でユーザーを集めてから、一気に改悪なんてこともあり得ます。
1つの経済圏に依存していたら、別の経済圏に移ることも大変。
普段から2つ(以上)の経済圏を使い分けることで、「大きく改悪したらどうしよう…」という不安も少なくなります。
お店ごとにポイントカードを作っているようなイメージなので、難しくありませんよ。
いいとこどりができる
2つ目の理由は「いいとこどりができる」です。
お得なサービス・良いサービスは、経済圏ごとで異なります。
1つの経済圏に依存しすぎると、割高なサービスを使わざるを得ないことにもなり、それでは本末転倒。
とはいえ、分散しすぎてしまうと経済圏の恩恵が小さくなるので、2つ(多くても3つ)の経済圏にしましょう。
突き詰めすぎないようになる
3つ目の理由は「突き詰めすぎないようになる」です。
「もっとお得に!1円でも安く!」という気持ちが強いと、続けるのがしんどくなると思います。
経済圏で100点の立ち回りをするのは、やることも多くとても難しいです。
1つの経済圏でも難しいので、2つ以上使い分けることで、突き詰めることにあきらめがつきます。
そんなゆるい感じで節約になるの?
むしろ、ゆるくでも続けることが最重要。
このキャンペーン逃した!
あ、あのポイントもらい損ねた…
こういったことは絶対ありますが、続けることを辞めてしまうのが最悪のパターン。
経済圏でポイントを貯めるのが楽しくなってきてから、徐々にやることを増やしていきましょう。
重要なポイントだけ抑えればOK!
おすすめの経済圏の組み合わせは?
2つの経済圏を使い分ける理由・メリットを知って、チャレンジしてみようという人に、おすすめの組み合わせを紹介します。
特におすすめの組み合わせは、以下の4つです。
(好きなところに飛べます)
それぞれについて、組み合わせのメリットや利用したいサービスを簡単に説明していきます。
楽天経済圏 + PayPay経済圏
楽天経済圏とPayPay経済圏を組み合わせのメリットは、主に以下の2つです。
- 楽天市場とYahoo!ショッピングの安い方で商品を購入できる
- 楽天モバイルに抵抗がある人がワイモバイルを利用できる
維持費を抑えながらも、ネットショッピングサイトでお得に買い物ができます。
また、利用したいサービスは、以下のとおりです。
楽天経済圏
- 楽天市場
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- ラクマ
- 楽天ペイ
PayPay経済圏
- Yahoo!ショッピング
- PayPayカード
- PayPay銀行
- PayPay
+スマホ回線「楽天モバイル or ワイモバイル」
スマホ回線以外は、年会費などの利用料は無料。
楽天経済圏 + イオン経済圏
楽天経済圏とイオン経済圏を組み合わせのメリットは、ネット(楽天)でも実店舗(イオン系列)でもお得に買い物ができることです。
イオンシネマやウエル活など、楽天経済圏だけでは受けられない恩恵を受けることもできます。
また、利用したいサービスは、以下のとおりです。
楽天経済圏
- 楽天市場
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- ラクマ
- 楽天ペイ
イオン経済圏
- イオンカード
- イオン銀行
- AEON Pay
- オーナーズカード(株主優待)
+スマホ回線「楽天モバイル or イオンモバイル」
スマホ回線・株主優待以外は、年会費などの利用料は無料。
PayPay経済圏 + SBI経済圏
PayPay経済圏とSBI経済圏を組み合わせのメリットは、主に以下の2つです。
- 金融系が弱いPayPay経済圏を、金融系特化のSBI経済圏でカバーできる
- ネットはYahoo!ショッピング、実店舗はSBIのタッチ決済で7%還元
また、利用したいサービスは、以下のとおりです。
PayPay経済圏
- Yahoo!ショッピング
- PayPayカード
- PayPay銀行
- PayPay
- ワイモバイル
SBI経済圏
- 三井住友カード(NL)
- SBI証券
- 住信SBIネット銀行
スマホ回線以外は、年会費などの利用料は無料。
PayPay経済圏 + イオン経済圏
PayPay経済圏とイオン経済圏を組み合わせのメリットは、ネット(Yahoo!ショッピング)でも実店舗(イオン系列)でもお得に買い物ができることです。
イオンシネマやウエル活など、楽天経済圏だけでは受けられない恩恵を受けることもできます。
また、利用したいサービスは、以下のとおりです。
PayPay経済圏
- Yahoo!ショッピング
- PayPayカード
- PayPay銀行
- PayPay証券
- PayPay
イオン経済圏
- イオンカード
- イオン銀行
- AEON Pay
- オーナーズカード(株主優待)
+スマホ回線「ワイモバイル or イオンモバイル」
スマホ回線・株主優待以外は、年会費などの利用料は無料。
経済圏の始め方|3STEPで始めよう
経済圏の始め方・流れについて、簡単に紹介します。
どの経済圏を始める場合でも、以下の3STEPで始めるのがおすすめです。
- 無料のサービスから登録・利用開始する(年会費・月額料金なし)
- ポイント還元率が大きく上がるサービス、固定費を下げられるサービスの利用を増やす
- 効率的にポイントを貯める方法を知って実践する
6大経済圏の始め方やおすすめのサービスは、各経済圏の始め方記事をご確認ください。
経済圏は同じところに永住する必要なし|気楽に始めてみましょう
経済圏は同じところに永住する必要ありません。
大幅な改悪があったときには、別の経済圏への移住を検討しましょう。
正直なところ、どこの経済圏だろうがお得です。
まずは、費用のかからないサービス(まずは年会費無料のクレジットカード)から経済圏をお試ししましょう。
ゆるく始めて、ゆるく続けるのが大事ですよ。
特におすすめなのは、以下の4パターン。
もっともおすすめしたいのは、「楽天経済圏 +もう1つ」です。
1つの経済圏に絞る場合
- 楽天経済圏 → 楽天カード公式サイト
- PayPay経済圏 → PayPayカード公式サイト
2つの経済圏を使い分ける場合
- 楽天経済圏 + PayPay経済圏
→ 楽天カード公式サイト/PayPayカード公式サイト - 楽天経済圏 + イオン経済圏
→ 楽天カード公式サイト/イオンカード公式サイト
私が主に利用している経済圏は、「楽天、PayPay、イオン」の3つ。
いいとこどりができるように、少しずつ増やしていくのがおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございます。