【早見表あり】三井住友カード（NL）一般とゴールドを６項目で比較します

三井住友カード（NL）の一般カードは、年会費が無料のクレジットカード（以下「三井住友カード（NL）」）。

三井住友カード ゴールド（NL）は、年会費が5,500円かかる上位ランクのクレジットカードです。

年会費がかかる分、三井住友カード ゴールド（NL）にはさまざまな特典があり、よりお得な面があります。

まず、全体の比較を知りたい人向けの早見表はこちら。

項目／クレジットカード		三井住友カード（NL）	三井住友カード ゴールド（NL）
デザイン （通常）
年会費		無料	5,500円 ※年間利用額100万円で無料
ポイント還元率	基本還元率	0.5％	0.5％
	公共料金支払い	0.5％	0.5％
	クレカ積立 （上限積立額／月）	0.5％ （10万円） ※年間利用額：10万円以上	1.0％ （10万円） ※年間利用額：100万円以上
発行～受取までの日数		１週間～２週間	１週間～２週間
利用可能枠（最大）		100万円	200万円
国際ブランド		VISA MasterCard	VISA MasterCard
ETCカード		550円 （前年度利用で無料）	550円 （前年度利用で無料）
付帯保険	旅行	〇 （海外）	〇 （国内・海外）
	ショッピング	ー	〇
空港ラウンジ		ー	〇 （国内・ハワイ）
その他の主な特典 経済圏のメリット		・ゴールドカードアップグレード （年間100万円以上利用）	年間100万円以上利用で下記２点 ・年会費無料 ・年間利用特典年間
申し込み条件		18歳以上 （高校生を除く）	・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入

三井住友カード ゴールド（NL）の方が保険や特典などが充実しています。

しかし、使い方によっては年会費分の元を取れない可能性もあるため、特典内容などを把握しておく必要があります。

この記事で詳しく比較する項目は、以下の６項目です。

三井住友カード（NL）と三井住友カード ゴールド（NL）のどちらを選ぶか悩んでいる人に向けて、各カードの比較・三井住友カード ゴールド（NL）がお得になる使い方・おすすめな人を分かりやすく解説していきます。

最後まで読むことで、三井住友カード（NL）と三井住友カード ゴールド（NL）のどちらを選ぶかの参考になりますよ。

それでは、よろしくお願いします。

三井住友カード（NL）｜一般とゴールド（NL）を６項目で比較

三井住友カード（NL）と三井住友カード ゴールド（NL）について、以下の６項目で比較していきます。

それぞれについて説明していきます。

①年会費・申し込み条件

三井住友カード（NL）と三井住友カード ゴールド（NL）の「年会費・申し込み条件」は以下の通り。

クレジットカード	年会費	申し込み条件
三井住友カード（NL）	無料	18歳以上（高校生を除く）
三井住友カード ゴールド（NL）	5,500円	・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入

申し込み条件は同じですが、三井住友カード ゴールド（NL）は年会費が5,500円かかります。

ただ、年間で100万円以上利用することで、年会費が無料になるメリットがあります。

②ポイント還元率

ポイント還元率は、さらに以下の２つについて比較します。

それぞれについて、簡単に紹介していきます。

基本還元率

基本還元率は、三井住友カード（NL）・三井住友カード ゴールド（NL）ともに「0.5％」です。

年会費無料で還元率「1.0％」のクレジットカードもあるため、高い還元率とは言えません。

当ブログでも紹介している６大経済圏では、還元率「1.0％」のクレジットカードもあります。

クレジットカード	ポイント還元率
楽天カード	1.0％
ｄカード	1.0％
au PAY カード	1.0％
PayPayカード	1.0％
三井住友カード（NL）	0.5％
イオンカード	0.5％

クレカ積立（NISA）

投資を始めようと考えている人は、クレジットカード積立によるポイント還元率も重要です。

クレカ積立による還元率と、SBI証券の基本情報をまとめた表がこちら。

積み立ては「数十年単位で継続」していくのが鉄則なので、キャンペーン（期間中・入会12ヶ月間など）のポイント還元率は考慮していません。

項目		三井住友カード（NL） ＆SBI証券	三井住友カード ゴールド（NL）＆SBI証券
			年間カード利用額：10万円以上	年間カード利用額：100万円以上
クレカ積立 （投信）	ポイント還元率	0.5％ ※年間利用額：10万円以上	0.75％	1.0％
	上限積立額／月	10万円
国内株式売買手数料 （現物・信用取引手数料）		無料
本数	投資信託	2,557本
	つみたて投資枠	250本
口座開設数		1,300万超
外国株		米国株：5,211銘柄 中国株：1,290銘柄 アセアン株：540銘柄 韓国株：72銘柄 ロシア株：29銘柄

カードの年間利用額によって、ポイント還元率が変動します。

クレカ積立のポイント還元率では、三井住友カード ゴールド（NL）の方が高くおすすめ。

積立額ごとに、「もらえるポイント（年間）」と「ポイント還元率」を表にしていますので、参考にしてください。

積立額／もらえるポイント	三井住友カード（NL） ＆SBI証券 （還元率 0.5％）	三井住友カード ゴールド（NL） ＆SBI証券 （還元率 0.75％）	三井住友カード ゴールド（NL） ＆SBI証券 （還元率 1.0％）
１万円／月 （年間12万円）	600	900	1,200
２万円／月 （年間24万円）	1,200	1,800	2,400
３万円／月 （年間36万円）	1,800	2,400	3,600
５万円／月 （年間60万円）	3,000	4,800	6,000
７万円／月 （年間84万円）	4,200	6,300	8,400
10万円／月 （年間120万円）	6,000	9,000	12,000

③付帯保険

付帯保険の比較は以下の通り。

クレジットカード	付帯保険
	国内旅行保険	海外旅行保険	ショッピング・動産保険
三井住友カード（NL）	ー	〇 （最高2,000万円）	ー
三井住友カード ゴールド（NL）	〇 （最高2,000万円）	〇 （最高2,000万円）	〇 （最高300万円）

三井住友カード（NL）には、国内旅行保険・ショッピングに関する保険は付帯していません。

三井住友カード ゴールド（NL）は、旅行保険・ショッピングに関する保険の両方が付帯します。

補償額は若干低めですが、年会費が無料になるカードなので致し方ないかと。

④空港ラウンジ

利用できる空港ラウンジの比較は、以下の通り。

項目	三井住友カード（NL）	三井住友カード ゴールド（NL）
空港ラウンジ	ー	〇 （国内・ハワイ）

三井住友カード（NL）は、利用できる空港ラウンジはありません。

三井住友カード ゴールド（NL）は、国内（34空港：45ヶ所）・ハワイ（１ヶ所）の空港ラウンジが利用可能です。

特典の内容や利用できる空港ラウンジは、以下の公式サイトから確認できます。

⑤カードデザイン

クレジットカードのデザインは、両カードとも全３種。

デザインカード一覧など、詳細は下記公式サイトから確認できます。

⑥その他の特典

三井住友カード（NL）・三井住友カード ゴールド（NL）には、その他にも以下の特典があります。

三井住友カード（NL）の大きな特典として、スマホタッチ決済の高ポイント還元があります。

引用元：https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo9001629.jsp

スマホのタッチ決済をするだけと、緩い条件で高いポイント還元率（７％）を受けられます（200円ごとに計算）。

さらに、セブンイレブンでは、ポイント還元率「10％」（200円ごとに計算）。

対象のコンビニ・飲食店を利用するなら、積極的にスマホタッチ決済を活用しましょう。

また、三井住友カード ゴールド（NL）で年間100万円以上利用すると、以下の特典・メリットがあります。

詳細は、次見出しの「三井住友カード ゴールド（NL）がお得になる使い方」で紹介していきます。

三井住友カード ゴールド（NL）がお得になる使い方は？

三井住友カード ゴールド（NL）をお得に使うには、年間利用額100万円以上達成が最重要ポイント。

達成することで、以下のような特典・メリットがあります。

それぞれの詳細や年間利用額の集計対象外となる利用について、あわせて説明していきます。

翌年以降の年会費「5,500円」が永年無料

通常、三井住友カード ゴールド（NL）には、年会費5,500円がかかります。

しかし、１度でも年間利用額100万円以上を達成すると、翌年以降の年会費が無料。

達成以降の年度は、100万円を超えない場合でも年会費はかかりません。

年間利用特典で10,000円ポイント還元

毎年、年間100万円以上の利用で、毎年10,000ポイントがもらえます。

１度きりではなく、達成するごとにもらえるのが魅力的です。

年間100万円利用した場合にもらえるポイントは、単純計算で15,000ポイント（「基本還元分：5,000」 + 「特典分：10,000」）。

年会費無料で、実質的なポイント還元率は「1.5％」となります。

特典分は固定のため、利用額が上がれば上がるほど、実質的なポイント還元率は下がっていきます。

クレカ積立のポイント還元率アップ（0.5％→最大1.0％）

ポイント還元率でも紹介していますが、年間利用額によって、クレカ積立のポイント還元率が変わります。

項目		三井住友カード（NL） ＆SBI証券	三井住友カード ゴールド（NL）＆SBI証券
			年間カード利用額：10万円以上	年間カード利用額：100万円以上
クレカ積立 （投信）	ポイント還元率	0.5％ ※年間利用額：10万円以上	0.75％	1.0％
	上限積立額／月	10万円
国内株式売買手数料 （現物・信用取引手数料）		無料
本数	投資信託	2,557本
	つみたて投資枠	250本
口座開設数		1,300万超
外国株		米国株：5,211銘柄 中国株：1,290銘柄 アセアン株：540銘柄 韓国株：72銘柄 ロシア株：29銘柄

年間利用額100万円を超えることで、ポイント還元率が「1.0％」まで上がります。

年会費無料で「1.0％」はかなり高水準です。

【重要】年間利用額の集計対象外となる利用について

年間で100万円以上利用するためには、毎月83,333円以上を三井住友カード ゴールド（NL）で支払う必要があります。

かなりの金額になるため、メインの支払い方法に設定しましょう。

また、年間利用額は、すべての利用が対象となるわけではありません。

こちらでも紹介しますが、詳細は必ず公式サイト（FAQ）でご確認をお願いいたします。

三井住友カード（NL）と三井住友カード ゴールド（NL）｜どんな人におすすめ？

それぞれどんな人におすすめか、特徴をまとめると以下の通り。

「年間利用額100万円以上を達成できるかどうか」が、カード選びの決め手。

まとめ｜年間利用額100万円以上が達成できるなら三井住友カード ゴールド（NL）がおすすめ

三井住友カード（NL）と三井住友カード ゴールド（NL）は、特典の内容が大きく違います。

年間利用額100万円以上が達成できるなら、三井住友カード ゴールド（NL）がおすすめです。

冒頭の比較早見表を再度紹介します。

項目／クレジットカード		三井住友カード（NL）	三井住友カード ゴールド（NL）
デザイン （通常）
年会費		無料	5,500円 ※年間利用額100万円で無料
ポイント還元率	基本還元率	0.5％	0.5％
	公共料金支払い	0.5％	0.5％
	クレカ積立 （上限積立額／月）	0.5％ （10万円） ※年間利用額：10万円以上	1.0％ （10万円） ※年間利用額：100万円以上
発行～受取までの日数		１週間～２週間	１週間～２週間
利用可能枠（最大）		100万円	200万円
国際ブランド		VISA MasterCard	VISA MasterCard
ETCカード		550円 （前年度利用で無料）	550円 （前年度利用で無料）
付帯保険	旅行	〇 （海外）	〇 （国内・海外）
	ショッピング	ー	〇
空港ラウンジ		ー	〇 （国内・ハワイ）
その他の主な特典 経済圏のメリット		・ゴールドカードアップグレード （年間100万円以上利用）	年間100万円以上利用で下記２点 ・年会費無料 ・年間利用特典年間
申し込み条件		18歳以上 （高校生を除く）	・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入

また、どちらにするか迷ったら、以下を参考にしてください。

また、最初は三井住友カード（NL）を発行し、あとからランクアップすることも可能です。

年間利用額100万円を超えると、アップグレードの案内メールが届きます。

ランクアップを検討している場合は、三井住友カード ゴールド（NL）がお得になる使い方を参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。