【早見表あり】ワイモバイルとLINEMOを５項目から比較します

こんな疑問に答えます。

ワイモバイルとLINEMOは、どちらもおすすめできるスマホの料金プランです。

同じソフトバンク系のプランのため、選ぶのが難しいと思います。

まず、全体の比較を知りたい人向けの早見表はこちらです。

スマホプラン		ワイモバイル	LINEMO
データ量 （音声SIM）		・Ｓ：4GB ・Ｍ：30GB ・Ｌ：35GB	・ベストプラン：3GB～10GB ・ベストプランＶ：30GB
月額料金	～3GB	2,365円	990円
	～4GB		2,090円
	～10GB	4,015円
	～30GB		2,970円
	～35GB	5,115円	ー
データ繰越		〇	ー
デザリング		〇	〇
無料通話		Ｌ：10分無料	ベストプランＶ：５分無料
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		ー	ー
かけ放題オプション		・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円	・５分無料：550円 ・かけ放題：1,650円 ※ベストプランＶ：1,100円
キャリアメール		ー	ー
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （3,850円）	ー
割引・特典		・ネット回線セット割 ・家族割 ・PayPayカード割	・LINEギガフリー
eSIM		〇	〇
海外ローミング		〇 （有料）	〇 （有料）
口座振替		〇	〇

また、この記事で詳しく比較する項目は、以下の５項目です。

ワイモバイルとLINEMOのどちらを選ぶか悩んでいる人に向けて、５項目の比較や選び方を分かりやすく解説していきます。

最後まで読むことで、ワイモバイルとLINEMOのどちらを選べばいいかの参考になりますよ。

それでは、よろしくお願いします。

ワイモバイルとLINEMO：５項目で比較

ワイモバイルとLINEMOについて、以下の５項目を比較していきます。

それぞれについて説明していきます。

①料金と割引制度

ワイモバイルとLINEMOのデータ容量ごとの料金はこちら。

スマホプラン		ワイモバイル	LINEMO
データ量 （音声SIM）		・Ｓ：4GB ・Ｍ：30GB ・Ｌ：35GB	・ベストプラン：3GB～10GB ・ベストプランＶ：30GB
月額料金	～3GB	Ｓ：2,365円 ※最大1,287円割引：1,078円	990円
	～4GB		2,090円
	～10GB	Ｍ：4,015円 ※最大1,837円割引：2,178円
	～30GB		2,970円
	～35GB	Ｌ：5,115円 ※最大1,837円割引：3,278円	ー

ワイモバイルは、データ量ごとに３つのプランから選べます。

LINEMOは、データ量ごとに２つのプランから選べます。

ベストプランは、以下のようにデータ量によって料金が変動するプランです。

続いて、割引制度について紹介していきます。

ワイモバイルの割引制度

ワイモバイルには、以下３つの割引制度があります。

①PayPayカード割

毎月の料金をPayPayカードで支払うことで、187円の割引になります。

ゴールドカード・家族カードでも同様です。

②おうち割光セット

Softbank光（またはAir）とワイモバイルをセットで利用することで受けられる割引です。

シンプル２Ｓは1,100円、シンプル２ＭＬは1,650円の割引です。

自宅にネット回線が必要な場合は、あわせて利用するのがおすすめ。

③家族割引サービス

２回線目以降、１人あたり1,100円の割引です（最大９回線目まで）。

自宅にネット回線が不要な場合でも、２回線以上利用する場合に割引を受けられます。

おうち割光セットと家族割引サービスの併用はできません。

割引反映後の料金

最大の割引を適用すると、各プランの料金は以下の通り。

ワイモバイル （データ量）	月額料金	月額料金 （最大割引適用）
Ｓ：4GB	2,365円	1,078円 ※1,287円割引
Ｍ：30GB	4,015円	2,178円 ※1,837円割引
Ｌ：35GB	5,115円	3,278円 ※1,837円割引

PayPayカードでの支払いは簡単にできるため、ワイモバイルに乗り換えるなら、あわせて発行するのがおすすめです。

LINEMOの割引制度

LINEMOには、割引制度がありません。

複雑な割引条件などもなく、分かりやすいプランと捉えることもできます。

②通信品質

ワイモバイル・LINEMOともに、ソフトバンクの格安プランの立ち位置。

自社回線を使ったサービスのため、いわゆる格安SIMと比べると、繋がりやすさも速度も上です。

通信品質面で、ワイモバイルとLINEMOに差はありません。

以下は、私が利用している３回線の通信速度です。

ほぼ同時刻で計測していますが、結果は「楽天モバイル ＞ ahamo ＞ ワイモバイル」となっています。

ahamo・ワイモバイルは、5Gに繋がっていません…

それぞれ「通信エリア・マップ」ページがあるので、念のため公式サイトから確認するのがおすすめです。

③通話料金・かけ放題

ワイモバイルとLINEMOの通話料金・かけ放題の比較は以下の通り。

スマホプラン	ワイモバイル	LINEMO
無料通話	Ｌ：10分無料	ベストプランＶ：５分無料
通話料	22円／30秒	22円／30秒
家族間通話	ー	ー
かけ放題オプション	・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円 ※Ｌ：1,100円	・５分無料：550円 ・かけ放題：1,650円 ※ベストプランＶ：1,100円

ワイモバイルは、シンプル２Ｌのみ10分までの通話が何度でも無料です。

また、LINEMOは、ベストプランＶのみ５分までの通話が何度でも無料です。

時間の長さやかけ放題の料金に少し違いがあります。

④サポート体制

ワイモバイルとLINEMOのサポート体制の比較は以下の通り。

スマホプラン		ワイモバイル	LINEMO
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （3,850円）	－

LINEMOの申し込みや手続きは、オンラインのみです。

オンラインでの申し込み、スマホの操作やデータ移行が苦手な方は、ワイモバイルの方がおすすめです。

⑤経済圏のメリット

最後に、経済圏のメリットを比較していきます。

経済圏とは：同じ企業のサービスをまとめて使うことで、高いポイント還元などを受けること。
参考記事：【2025年最新】経済圏はどこがいい？おすすめや選び方も紹介します

スマホ回線だけで決めるのではなく、「経済圏としてどうか」という比較も重要です。

それぞれについて、簡単に説明していきます。

ワイモバイルによるPayPay経済圏のメリット

引用元：https://premium.yahoo.co.jp/entry/order/top?ex=P_6004.C_C0sitAJO

ワイモバイルを利用することで、LYPプレミアムが無料で利用できます。

LYPプレミアムの特典は、主に以下の５つ。

その他に、LINEの対象スタンプ使い放題なども含まれています。

月額508円が無料で利用できるので、積極的に活用するのがおすすめ。

また、割引制度でも紹介したように、ワイモバイルの料金をPayPayカードで支払うと、毎月187円の割引を受けられます。

つまり、ワイモバイル・PayPayカード・Yahoo!ショッピングをあわせて使うと、よりお得になります。

おうち割光セットも経済圏のメリットです

LINEMOによるPayPay経済圏のメリット

LINEMOによるPayPay経済圏のメリットはほとんどありません。

ワイモバイルでは、先ほど紹介した「LYPプレミアム」や割引がありますが、LINEMOは対象外です。

乗り換え（MNP）や新規契約時に「PayPayポイント（7,000～20,000円分）」がもらえるくらいですが、ワイモバイルにもキャンペーンはあります（キャンペーン情報｜Y!mobile）。

もらえるPayPayポイントは「キャンペーンや時期」によって異なりますので、必ず公式サイトでご確認ください。

引用元：https://www.linemo.jp/service/line_free/

ワイモバイルにないメリットとしては、LINEギガフリーがあります。

LINEギガフリーは、LINEのトーク・通話（音声通話・ビデオ通話）をデータ消費ゼロで使用可能です。

毎月のデータ量を使い切っても、LINEアプリはサクサク使えます。

ワイモバイルとLINEMO：選び方は「３つの視点」で考える

ワイモバイルとLINEMOのどちらを選ぶか、おすすめする選び方の視点は以下の３つ。

それぞれについて紹介していきます。

①PayPay経済圏かどうか

経済圏のメリットでも説明した通り、ワイモバイルの方がPayPay経済圏の恩恵が受けられます。

そのため、Yahoo!ショッピング・Softbank光などを利用しているなら「ワイモバイル」がおすすめです。

PayPay経済圏ではなく、単にコスパの良いプランに乗り換えたいなら「LINEMO」がおすすめ。

ソフトバンク以外（ドコモ・au・楽天など）のサービスを利用している場合は、別のプランの方がコスパが良いかもしれません。

②実店舗でのサポートが必要かどうか

LINEMOの申し込みや手続きは、オンラインのみです。

スマホ操作が苦手な方や機種変更が自分でできない方は、LINEMOにするハードルは高いです。

実店舗でのサポートが必要な場合は、ワイモバイルがおすすめです。

③データ容量・料金（各種割引）

データ容量・料金（各種割引）は、もっとも重要なポイントです。

スマホプラン		ワイモバイル	LINEMO
データ量 （音声SIM）		・Ｓ：4GB ・Ｍ：30GB ・Ｌ：35GB	・ベストプラン：3GB～10GB ・ベストプランＶ：30GB
月額料金	～3GB	Ｓ：2,365円 ※最大1,287円割引：1,078円	990円
	～4GB		2,090円
	～10GB	Ｍ：4,015円 ※最大1,837円割引：2,178円
	～30GB		2,970円
	～35GB	Ｌ：5,115円 ※最大1,837円割引：3,278円	ー
無料通話		Ｌ：10分無料	ベストプランＶ：５分無料
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		ー	ー
かけ放題オプション		・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円 ※Ｌ：1,100円	・５分無料：550円 ・かけ放題：1,650円 ※ベストプランＶ：1,100円

自宅にインターネット回線が必要かどうかなど、ワイモバイルの割引制度が適用できるかどうかがプラン選びのポイントです。

料金比較表から、以下のパターンが考えられます。

また、無料通話（付帯・オプション）の時間はプランごとで異なりますので、必要な時間にあわせて検討しましょう。

まとめ｜ワイモバイルとLINEMOは「経済圏・実店舗サポート」で選ぶのがおすすめ

ワイモバイルとLINEMOは「経済圏・実店舗サポート」で選ぶのがおすすめです。

冒頭の比較早見表を再度紹介します。

スマホプラン		ワイモバイル	LINEMO
データ量 （音声SIM）		・Ｓ：4GB ・Ｍ：30GB ・Ｌ：35GB	・ベストプラン：3GB～10GB ・ベストプランＶ：30GB
月額料金	～3GB	2,365円	990円
	～4GB		2,090円
	～10GB	4,015円
	～30GB		2,970円
	～35GB	5,115円	ー
データ繰越		〇	ー
デザリング		〇	〇
無料通話		Ｌ：10分無料	ベストプランＶ：５分無料
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		ー	ー
かけ放題オプション		・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円	・５分無料：550円 ・かけ放題：1,650円 ※ベストプランＶ：1,100円
キャリアメール		ー	ー
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （3,850円）	ー
割引・特典		・ネット回線セット割 ・家族割 ・PayPayカード割	・LINEギガフリー
eSIM		〇	〇
海外ローミング		〇 （有料）	〇 （有料）
口座振替		〇	〇

また、選び方の視点について、改めてまとめると以下の通り。

スマホプランのみ比較するのではなく、経済圏も考慮するのがおすすめ。

PayPay経済圏について詳しく知りたい人は、ぜひこちらもご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。