経済圏ってどこがいいんだろう。
経済圏とかポイ活って、なんとなく面倒そうなんだよな…
節約やポイ活には「経済圏」がいいと聞いたけど、いろいろな経済圏があるらしい。
おすすめの経済圏や選び方も知りたいな。
こんな疑問に答えます。
楽天経済圏を始め、いろいろな経済圏がありますが、どの経済圏がお得なのかは非常に分かりづらいですよね。
まず結論ですが、「楽天経済圏 + もう1つ」で経済圏を使い分けるのがおすすめ。
2つの経済圏を使い分ける1番のメリットは、各種サービスやポイント還元率の改悪に備えられることです。
また、1つの経済圏から始めたい人におすすめなのは、楽天経済圏とPayPay経済圏です。
これからNISAを始めるなら、ドコモ経済圏もかなりおすすめ。
この記事は、まだ経済圏を始めていない人や経済圏・ポイ活が面倒そうと思っている人の参考になる内容です。
最後まで読むことで、経済圏はどこがいい?という悩みを解決できますよ。
とても長い記事になりますので、ブックマーク・お気に入り登録などして、少しずつ読み進めてください。
それでは、最後までよろしくお願いします。
そもそも(ポイント)経済圏とは?
そもそも(ポイント)経済圏とは、NIKKEI COMPASSで以下のように定義されています。
提携する複数の企業やサービスを横断して使える特典ポイントを消費者に付与することで提携企業サービスへの更なる消費行動を促し、多くの消費者を同じ「商圏」に囲い込む様から「ポイント経済圏」と言う。ポイント経済圏は小売・EC業などのポイントプログラムから派生したもの(waon point・楽天ポイント)と通信キャリアを軸に展開するもの(d pointなど)に大きく分けられる。
経済圏利用者のメリットは、同じ企業のサービスをまとめて使うことで、高いポイント還元などを受けること。
企業のメリットは、自社のサービスをまとめて使ってもらえる(ユーザーの囲い込み)こと。
利用者と企業がWinWinの関係にあります。
経済圏について、知っておきたいことは以下の3点です。
- 6大経済圏とは
- 各経済圏で共通していること
- 経済圏を始める上で気を付けたいこと(重要)
それぞれについて、簡単に説明していきます。
6大経済圏とは?
楽天経済圏が1番有名かと思いますが、2024年現在「6大経済圏」と呼ばれる6つの経済圏があります。
- 楽天経済圏(楽天ポイント)
- ドコモ経済圏(dポイント)
- au経済圏(Pontaポイント)
- PayPay経済圏(PayPayポイント)
- SBI経済圏(Vポイント)
- イオン経済圏(WAON POINT)
新しい経済圏が増えたら、その情報も更新していきます!
経済圏で共通していること
経済圏の特徴はさまざまありますが、共通していることも多いです。
- 同じ企業・グループのサービス利用でお得になる
- ポイント還元が大きいのは、ネットショッピングサイトのイベントや新規入会キャンペーン
- ポイント還元の仕組みが分かりにくい etc.
それぞれについて、簡単に説明します。
同じ企業・グループのサービス利用でお得になる
企業側は、自社のサービスを利用してもらうことで、利用者がお得になることを還元します。
経済圏の基本(前提)とも言えますが、意識的に同じ企業・グループのサービスを利用するようにしましょう。
ポイント還元が大きいのは、ネットショッピングサイトのイベントや新規入会キャンペーン
大きくポイント還元を受けられるのは、ネットショッピングサイトのイベントが多いです。
また、クレジットカードの新規発行やスマホ回線の乗り換えで、数千円から数万円分のポイントもらえることも。
公式サイトのキャンペーンページを必ずチェックしましょう!
ポイント還元の仕組みが分かりにくい
どの経済圏も、最初はポイント還元の仕組みが分かりにくいと思います。
キャンペーンのエントリーやクーポン獲得など、やることが多く、すべてを網羅するのは難しいです。
これだけはやっておきたいというものから、徐々に慣れていきましょう。
各経済圏の始め方記事で、最低限やっておきたいことは紹介しています。
経済圏を始める上で気を付けたいこと
お得・節約におすすめの経済圏ですが、気を付けたいこともあります。
- 本当にお得かどうかの確認が必要
- さまざまな条件の変更や改悪がある
この2点について、説明していきます。
とても重要です。
本当にお得かどうかの確認が必要
経済圏の目的は、お得・節約です。
経済圏を始めたては、ポイントがたくさんもらえて楽しいです。
しかし、ポイントをもらうことが目的となってしまうと、不要なサービス・ものにお金を使ってしまいかねません。
経済圏初心者が手を出すべきでないサービスの具体例を1つ出すと、スマホの「ポイ活プラン」があります。
- ドコモ:eximoポイ活
- ahamo:ポイ活オプション
- au:マネ活プラン+
- ソフトバンク:ペイトク無制限
ポイ活プランを契約するだけでポイントがもらえるわけではありません。
通常より高い料金を払い、かつ各社の決済手段(クレカ・QRコード決済など)で毎月数万円決済をするなどして、ようやくポイントがもらえます。
また、もらえるポイントに上限があったり、高いポイント還元率も初めの数ヶ月という条件があったりします。
ポイ活プランを効率よく使えるのは、経済圏・ポイ活上級者です。
- 公式サイトで情報(条件など)を完全に理解できる
- 損益分岐点を下回らないように管理・把握できる
少なくとも、この2点ができないと毎月高い料金を払うだけになってしまいます。
面倒さが勝って、私は利用したいと思えません。
経済圏とは言え、最初は「もらえるポイントよりも出ていくお金を少なくする」ことがおすすめ。
例としたスマホプランでは、以下のような乗り換えが考えられます(データ使い放題プランにもかかわらず、そこまでデータを使っていない場合)。
現在のプラン | 乗り換え先 | |
---|---|---|
ドコモ | eximo | ahamo・irumo |
au | 使い放題MAX | UQモバイル・povo |
マネ活プラン+ | ||
ソフトバンク | ペイトク無制限 | ワイモバイル・LINEMO |
メリハリ無制限 |
これだけで毎月数千円の節約になりますので、ぜひご自身が使用している毎月のデータ量を確認してみてください。
さまざまな条件の変更や改悪がある
経済圏は、企業としては「ユーザーの囲い込み」が狙いです。
高いポイント還元率などで注目を浴び、ある程度ユーザーの囲い込みが進んだら、ポイント還元率を下げること(変更・改悪)などもよくあります。
これから経済圏を始める(または別の経済圏に乗り換える)タイミングであれば、いろいろ比較し、その時点でお得な経済圏を選ぶことは大事です。
他のブログやSNSなど、いろいろな意見を見てみてください。
しかし、始めたあとの改悪や、他の経済圏の改善に流されすぎないことも大事です。
どの経済圏も、条件の変更・改悪や改善のニュースが尽きません。
そのため、情報を追い続けることも、その度に経済圏を乗り換えることも非現実的。
「経済圏の改悪や改善はよくあるもの」と理解しておき、どっしり構えるくらいが丁度いいです。
もちろん、致命的な改悪があれば、経済圏の乗り換えも検討する必要があります。
6大経済圏の特徴
続いて、6大経済圏の特徴について説明していきます。
強みや弱みは、経済圏によって異なります。
ここでは、大まかな経済圏のイメージを掴んでもらえればと思います。
楽天経済圏の特徴
楽天経済圏の主な特徴は、以下の3つ。
- サービスの種類が豊富
- 固定費(スマホ)の削減ができる
- 楽天市場・楽天カード・楽天銀行・楽天証券
それぞれ、簡単に説明していきます。
サービスの種類が豊富
楽天経済圏のポイント還元は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれるものがメインです。
楽天のサービスを利用することで、楽天市場のポイント還元率が「最大17.5倍」になります。
- ネットショップ
- スマホ回線
- クレジットカード
- 銀行口座
- 証券会社(NISA)
必須級・よく使うサービスとしてあげた5つ以外にも、旅行・光回線・でんきなども、SPU対象のサービスです。
SPUの対象外にも、楽天ガス・楽天ほけんなど、楽天ポイントがもらえるサービスも多いです。
ただ、サービスが多すぎて、すべてを把握するのは難しい面もあります。
ここまで充実しているのは、楽天経済圏だけ。
固定費(スマホ)の削減ができる
楽天モバイルを使うことで、固定費を削減できます。
ドコモ、au、ソフトバンクのデータ使い放題プランと比べると、毎月2~3千円程度の節約が可能。
年間で2~3万円も変わってきます。
通信会社 | プラン | 料金/月 |
---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,278円 |
ドコモ | eximo※ | 7,315円 |
ahamo大盛り(110GB) | 4,950円 | |
au | auマネ活プラン+※ | 8,778円 |
使い放題MAX※ | 7,458円 | |
ソフトバンク | ペイトク無制限※ | 9,625円 |
メリハリ無制限※ | 7,425円 |
※各種割引適用前の料金
楽天以外の各社は、家族割や光回線セット割込みでも「約5,000円」のため、何の縛りもない楽天モバイルの方がコスパはいいです。
また、楽天モバイルは、専用アプリの使用で通話も無料。
「そもそもデータ使い放題プランが必要なのか」の検討は必要です。
\ SPU+4%!データ使い放題で月額3,278円 /
公式サイトはこちら⇧
楽天市場・楽天カード・楽天銀行・楽天証券
すべて無料で使えるため、お試しの経済圏としても使いやすいです。
サービス単体の評価・人気でもトップクラスで、各サービスの連携(シナジー)がしっかりしているのも高評価。
この4つを使えば、楽天市場のポイント還元率が3.5~4%となり、これだけでもかなり大きいです。
常時3.5~4%引きみたいなもの。
楽天経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
ドコモ経済圏の特徴
ドコモ経済圏の主な特徴は、以下の2つ。
- 他社との提携・連携により経済圏が拡大中
- NISA(クレカ積立)のポイント還元率が高い
それぞれ、簡単に説明していきます。
他社との提携・連携により経済圏が拡大中
もともと自社サービスがなかったり、弱みであるサービスがあり、経済圏としては規模は小さかったドコモ経済圏。
しかし、他社との提携・連携などにより、経済圏をどんどん拡大しています。
- Amazon
- メルカリ
- マネックス証券
ドコモ経済圏の弱みや足りていなかったサービスを補ってきており、今後にも期待できます。
他の経済圏に追いつこうという姿勢。
NISA(クレカ積立)のポイント還元率が高い
2024年9月27日から、マネックス証券でのクレカ積立でdポイントが貯まるようになりました。
年会費無料クレジットカードによる積立でのポイント還元率は、1.1%(月5万円までの還元率)と経済圏のサービスではトップ。
証券会社 | クレカ積立のポイント還元率 |
---|---|
マネックス証券 | 月5万円まで:1.1% 月5~7万:0.6% 月7~10万:0.2% |
楽天証券 | 0.5% |
auカブコム証券 | 0.5% |
PayPay経済圏 | 0.7% |
SBI証券 | 0.5% |
今からNISAを始めるなら、dカード×マネックス証券はイチオシです。
積立金額が多いと、還元率が下がっていく点は要注意。
\ dカードのクレカ積立でポイント貯まる /
公式サイトはこちら⇧
ドコモ経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
au経済圏の特徴
au経済圏の主な特徴は、以下の2つ。
- ローソンとの提携
- auじぶん銀行の普通預金金利「0.41%」
それぞれ、簡単に説明していきます。
UQモバイルでも固定費を削減できますが、同じ価格帯ならワイモバイルの方がおすすめなので、説明は省略しています。
ローソンとの提携
2024年4月26日、KDDI(auの親会社)がローソンの株を50%所有するTOBが成立しました。
au×ローソンで、よりお得にPontaポイントを貯められるようになる可能性が高いです。
今後の動向が気になります。
auじぶん銀行の普通預金の金利が最大「年0.41%」
引用元:https://www.jibunbank.co.jp/landing/kinri_up_tokuten_bundle/
auマネ活プラン+やゴールドカードなど、対象サービスをすべて利用することで、普通預金の金利が年0.41%にもなります。
費用のかからない「au Pay・au Payカード・auカブコム証券」の利用のみでも、普通預金の金利が年0.31%と高水準。
銀行にお金を預けたところで雀の涙…というのが悲しい。
au経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
PayPay経済圏の特徴
PayPay経済圏の主な特徴は、以下の3つ。
- サービスの種類が豊富
- PayPayを使えるところが多い
- 固定費(スマホ)の削減ができる
それぞれ、簡単に説明していきます。
サービスの種類が豊富
PayPay経済圏は、楽天経済圏にも劣らないサービスを提供しています。
- ネットショップ
- スマホ回線
- クレジットカード
- 銀行口座
- 証券会社(NISA)
豊富なだけでなく、しっかり実用性も兼ね備えているので、メインの経済圏としておすすめできます。
現時点では、楽天とPayPayが経済圏の2強という考えです。
PayPayを使えるところが多い
QRコード決済と言えば「PayPay」をあげる人が多いでしょう。
実際に利用者も多く、現金以外はPayPayだけ使えるなんてお店もよく見かけませんか?
QR・バーコード決済利用者16,557人を対象としたアンケートでも、PayPayが利用率No.1です。
固定費(スマホ)の削減ができる
ワイモバイルを使うことで、固定費を削減できます。
データ使い放題が不要な人に、ワイモバイルは特におすすめです。
プラン | データ量 | 料金/月 |
---|---|---|
シンプルS | 4GB | 2,365円 |
シンプルM | 30GB | 4,015円 |
シンプルL (10分通話:無料) | 35GB | 5,115円 |
※各種割引適用前の料金
他社よりお得なのは家族割で、2回線目以降は1,100円の割引されます(9回線目まで)。
また、2025年1月から「M・Lプラン」がアップグレードされます。
料金は変わらず、データ量増加・10分通話無料の追加(Lのみ)と、いい乗り換えのタイミング。
私も利用中です。
\ Yahoo!ショッピングがお得になるスマホプラン /
公式サイトはこちら⇧
PayPay経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
SBI経済圏の特徴
SBI経済圏の主な特徴は、以下の3つ。
- 金融サービスが強い
- 経済圏の規模が小さい
- スマホタッチ決済で7%還元
それぞれ、簡単に説明していきます。
金融サービスが強い
SBI経済圏は、三井住友とSBIによる経済圏のため、金融サービスが強いです。
- 三井住友カード
- SBI証券
- SBI新生銀行・住信SBIネット銀行
本業・本職なので、安心感・信頼感があります。
特に、NISA用に楽天証券を選ばない人には、SBI証券がおすすめです。
サブですが、三井住友カード(NL)と住信SBIネット銀行は私も使ってます。
経済圏の規模が小さい
金融サービスの強いSBI経済圏ですが、それ以外のサービスがほとんどありません。
特に、ネットショッピングサイトとスマホ回線がないため、どこを利用するか検討する必要があります。
「やることが少なく、ややこしすぎない」と考えることもできます。
スマホタッチ決済で7%還元
引用元:https://www.smbc-card.com/camp/00058/index.html
対象の三井住友カードを支払元に設定したスマホタッチ決済で、対象店舗のポイント還元率が最大7%になります。
条件がゆるく、使いやすいのが大きなメリットです。
普段からコンビニなどをよく利用する人におすすめ。
SBI経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
イオン経済圏の特徴
イオン経済圏の特徴は、以下の5つ。
- お客様感謝デーで5%オフ
- 無料でゴールドカードになる
- 固定費(スマホ)を削減できる
- イオンシネマで安く映画鑑賞できる
- ウエル活で1.5倍分の買い物ができる
それぞれ、簡単に説明していきます。
イオンカードの不正利用やイオン銀行の業務改善命令など、悪いニュースが続いています。そういった情報も踏まえて検討しましょう。
お客様感謝デーで5%オフ
「20日30日5%オフ♬」って、CMで聞いたことあると思います。
イオンカード支払い・読み取りなどで、食料品・衣料品・暮らしの品が5%オフになります。
条件がゆるく、割引率も小さくないです。
また、他の経済圏と違い、ネットショップではなく実店舗でお得になるのがポイント。
無料でゴールドカードになる
イオンカードで年間50万円以上利用すると、自動でゴールドカードにアップグレードされます。
年会費無料にもかかわらず、空港のラウンジ利用や保険が付帯します。
イオンをよく使う人なら、簡単にゴールドカードをゲットできます!
固定費(スマホ)を削減できる
イオンモバイルを使うことで、固定費を削減できます。
特徴として、データ量別のプランが非常に細かく、自分に合ったプランを見つけやすいです。
ただ、格安SIMのため、混雑時(お昼など)に通信速度が遅くなりやすいのは要注意。
引用元:https://aeonmobile.jp/plan/
データ量も速度もそこそこでいい。
ただ、3GBじゃ足りないけど、20GBは多すぎる…
といった人にイオンモバイルはおすすめ。
上図はプランの一部で、最大200GBのプランまであります。
大容量プランなら、4大キャリアにしましょう。
イオンシネマで安く映画鑑賞できる
イオンシネマの通常料金は「1,800円」ですが、イオンカードの利用で「最大700円」の割引になります。
- いつでも:300円オフ
- 20日30日:700円オフ
映画好きには大きな特典。
月に1回の利用でも、年間8,400円もお得に映画を楽しめます。
サブスクで見るのもいいけど、映画館の臨場感は特別ですよね。
ウエル活で1.5倍分の買い物ができる
ウエルシアでは、毎月20日のポイント利用で、ポイントの1.5倍分の買い物ができます(通称ウエル活)。
最大30,000ポイントの利用で、45,000円分の買い物が可能。
もともと、WAONポイントとTポイントのどちらでもできましたが、2024年9月以降はWAONポイントのみに変わります。
Vポイントでも8月までウエル活は可能ですが、純粋なポイント還元率はWAONポイントが上です。
TポイントはVポイント(SBI経済圏)となり、VポイントをWAONポイントに交換することもできます。
イオン経済圏の始め方や、より詳しい内容をまとめた記事はこちら。
経済圏の選び方|ネットショップ・スマホ・クレカ・銀行・証券を重視
経済圏の選び方は、よく使うサービスを重視するのが大事です。
(好きなところに飛べます)
この5つは生活に必須級・よく使うサービスなので、基本情報をチェックしましょう。
そのうえで、経済圏の選び方もあわせて説明します。
ネットショッピングサイト
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 ネットショッピングサイトでポイント倍率が上がるサービス
※2 あくまで最大還元率のため、付与上限最大までポイントをもらう場合、還元率が下がります
※3 クレジットカードの通常還元分は含みません。
※4 買い得メンバーズ「お店からのポイント」は含みません。
※5 通常時の還元率を含めます
※6 通常時のポイントを含めません
※7 各ポイント還元率などは変動する可能性がありますので、必ず公式サイトをご確認ください。
6大経済圏のネットショッピングサイトについてまとめた表です。
ポイント還元率や商品の品揃えなどを総合的に考えると、楽天経済圏とPayPay経済圏がおすすめ。
スマホ回線
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 家族割、ネット回線セット割など適用前。データ量による自動値下げは反映しています。
※2 各社の持ち運びサービス(約300円/月)で、プラン移行・会社変更後も、そのまま使うことができます。
※3 有償(3,300円)で、契約手続きの店頭サポートあり
データ使い放題が不要であれば、以下の4つが特におすすめです。
キャリアのデータ使い放題プランから乗り換えるだけで、毎月2,000~3,000円ほど安くなる可能性があります。
格安SIMなども浸透してきたと思いますが、まだデータ使い放題プランから乗り換えていない人も多いのではないでしょうか。
ここを変えるだけでも、大きな節約になりますよ。
スマホプランの比較記事一覧は、下記からどうぞ。
クレジットカード
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 年会費無料のカードのみ。
※2 詳細は公式サイトからご確認ください。
※3 PayPayクレジットと合算で200万円
※4 高校生は卒業年度の1月1日以降であれば可
大きく差がないですが、NISAのクレカ積立でポイントがもらえるカードがおすすめです。
ポイントがもらえるクレジットカード
クレジットカードの比較記事一覧は、下記からどうぞ。
銀行口座
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 各種優遇条件・サービスを前提としています
※2 ATM手数料は、日時によって料金が変わります
無駄な出費になりやすいATM利用手数料は、銀行口座によってさまざま。
無料回数が多い、以下の銀行口座が特におすすめです。
証券会社
\画像タップで拡大表示できます/
表内補足事項
※1 年会費無料のクレジットカードのみ
※2 ポイントの計算方法が異なるため(100円ごと・1,000円ごとなど)、分かりやすく最大の還元率を表記しています
※3 年間カード利用額「10万円以上」の場合です。10万円未満の場合は「0.0%」
新NISAから、投資を始めようと考えている人も多いと思います。
手数料の安さ・銘柄の多さなどから、楽天証券とSBI証券が人気です。
また、これからNISAを始める・月5万円までの積立を予定しているなら、マネックス証券もおすすめ。
2024年12月31日現在、もっともポイント還元率が高くなっています。
囲い込みではあると思いますが、現時点でお得なのは間違いないです。
\ dカードのクレカ積立でポイント貯まる /
公式サイトはこちら⇧
サービスを踏まえた経済圏の選び方
よく使うサービスの基本情報を紹介してきましたが、経済圏を選ぶにはの2つの視点が必要です。
- 経済圏ごと
- サービス種別ごと
それぞれについて、簡単に説明します。
経済圏ごとの視点
例えば、SBI経済圏には「ネットショップ」と「スマホ回線」がありません。
他の経済圏との使い分けが必須なので、メインの経済圏にはしにくいところ。
反対に、以下5つのサービスが揃っている「楽天経済圏・ドコモ経済圏・au経済圏・PayPay経済圏」は、1つの経済圏だけで完結できます。
- ネットショッピングサイト
- スマホ回線
- クレジットカード
- 銀行口座
- 証券会社(NISA)
サービス種別ごとの視点
例えば、証券会社を重視する場合、楽天経済圏とSBI経済圏の優先度が高いです。
- 取扱商品数
- 取引手数料
- 口座開設数(人気) etc.
NISAにおすすめの証券会社は、楽天証券とSBI証券がおすすめTOP2と言われることが多いためです。
あなたが重視するサービスによって、どの経済圏を選べばいいかは変わってきます。
特によく使っているサービス、満足しているサービスから考えるといいです。
経済圏はどこがいい?|おすすめは「楽天経済圏 + もう1つ」です
6大経済圏の特徴や、よく使うサービスの基本情報などを紹介してきました。
それらを踏まえて、私がもっともおすすめしたいのは「楽天経済圏 + もう1つ」です。
いきなり2つの経済圏を始めるのはちょっと…
という人も多いと思いますので、1つの経済圏に絞る場合のおすすめも紹介します。
- 1つの経済圏に絞る場合のおすすめは?
- 2つの経済圏を使い分ける理由・メリットは?
- おすすめの経済圏の組み合わせは?
ぜひ、経済圏選びの参考にしてください。
1つの経済圏に絞る場合のおすすめは?
1つの経済圏に絞る場合のおすすめは、楽天経済圏とPayPay経済圏です。
この2つをおすすめする理由は、主に以下の2つ。
- サービスの種類が豊富でコスパが高い
- 経済圏の恩恵が受けやすい(相乗効果が高い)
サービスの種類が豊富なだけでなく、特にネットショッピングサイトやスマホ回線は、他の経済圏と比べてコスパが高いです。
また、経済圏の恩恵が受けやすい(相乗効果が高い)ことも、おすすめの大きな理由です。
- スマホ回線を利用すれば、ネットショッピングサイトがお得になる
- クレジットカードを利用すれば、スマホ料金が安くなる etc.
こういった恩恵が、楽天経済圏とPayPay経済圏では受けやすいです。
それぞれの経済圏の始め方は、以下の記事から確認できます。
2つの経済圏を使い分ける理由・メリットは?
2つの経済圏を使い分ける理由・メリットは、主に以下の3つ。
- 改悪に備える
- いいとこどりできる
- 突き詰めすぎないようになる
それぞれについて、簡単に説明していきます。
改悪に備える
1つ目、そして1番大きな理由は「改悪に備える」です。
経済圏は企業の囲い込みとも言え、高ポイント還元でユーザーを集めてから、一気に改悪なんてこともあり得ます。
1つの経済圏に依存していたら、別の経済圏に移ることも大変。
普段から2つ(以上)の経済圏を使い分けることで、「大きく改悪したらどうしよう…」という不安も少なくなります。
お店ごとにポイントカードを作っているようなイメージなので、難しくありませんよ。
いいとこどりができる
2つ目の理由は「いいとこどりができる」です。
お得なサービス・良いサービスは、経済圏ごとで異なります。
1つの経済圏に依存しすぎると、割高なサービスを使わざるを得ないことにもなり、それでは本末転倒。
とはいえ、分散しすぎてしまうと経済圏の恩恵が小さくなるので、2つ(多くても3つ)の経済圏にしましょう。
突き詰めすぎないようになる
3つ目の理由は「突き詰めすぎないようになる」です。
「もっとお得に!1円でも安く!」という気持ちが強いと、続けるのがしんどくなると思います。
経済圏で100点の立ち回りをするのは、やることも多くとても難しいです。
1つの経済圏でも難しいので、2つ以上使い分けることで、突き詰めることにあきらめがつきます。
そんなゆるい感じで節約になるの?
むしろ、ゆるくでも続けることが最重要。
このキャンペーン逃した!
あ、あのポイントもらい損ねた…
こういったことは絶対ありますが、続けることを辞めてしまうのが最悪のパターン。
経済圏でポイントを貯めるのが楽しくなってきてから、徐々にやることを増やしていきましょう。
重要なポイントだけ抑えればOK!
おすすめの経済圏の組み合わせは?
2つの経済圏を使い分ける理由・メリットを知って、チャレンジしてみようという人に、おすすめの組み合わせを紹介します。
特におすすめの組み合わせは、以下の4つです。
(好きなところに飛べます)
それぞれについて、組み合わせのメリットや利用したいサービスを簡単に説明していきます。
楽天経済圏 + PayPay経済圏
楽天経済圏とPayPay経済圏を組み合わせのメリットは、主に以下の2つです。
- 楽天市場とYahoo!ショッピングの安い方で商品を購入できる
- 楽天モバイルに抵抗がある人がワイモバイルを利用できる
維持費を抑えながらも、ネットショッピングサイトでお得に買い物ができます。
また、利用したいサービスは、以下のとおりです。
楽天経済圏
- 楽天市場
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- ラクマ
- 楽天ペイ
PayPay経済圏
- Yahoo!ショッピング
- PayPayカード
- PayPay銀行
- PayPay
+スマホ回線「楽天モバイル or ワイモバイル」
スマホ回線以外は、年会費などの利用料は無料。
楽天経済圏 + イオン経済圏
楽天経済圏とイオン経済圏を組み合わせのメリットは、ネット(楽天)でも実店舗(イオン系列)でもお得に買い物ができることです。
イオンシネマやウエル活など、楽天経済圏だけでは受けられない恩恵を受けることもできます。
また、利用したいサービスは、以下のとおりです。
楽天経済圏
- 楽天市場
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- ラクマ
- 楽天ペイ
イオン経済圏
- イオンカード
- イオン銀行
- AEON Pay
- オーナーズカード(株主優待)
+スマホ回線「楽天モバイル or イオンモバイル」
スマホ回線・株主優待以外は、年会費などの利用料は無料。
PayPay経済圏 + SBI経済圏
PayPay経済圏とSBI経済圏を組み合わせのメリットは、主に以下の2つです。
- 金融系が弱いPayPay経済圏を、金融系特化のSBI経済圏でカバーできる
- ネットはYahoo!ショッピング、実店舗はSBIのタッチ決済で7%還元
また、利用したいサービスは、以下のとおりです。
PayPay経済圏
- Yahoo!ショッピング
- PayPayカード
- PayPay銀行
- PayPay
- ワイモバイル
SBI経済圏
- 三井住友カード(NL)
- SBI証券
- 住信SBIネット銀行
スマホ回線以外は、年会費などの利用料は無料。
PayPay経済圏 + イオン経済圏
PayPay経済圏とイオン経済圏を組み合わせのメリットは、ネット(Yahoo!ショッピング)でも実店舗(イオン系列)でもお得に買い物ができることです。
イオンシネマやウエル活など、楽天経済圏だけでは受けられない恩恵を受けることもできます。
また、利用したいサービスは、以下のとおりです。
PayPay経済圏
- Yahoo!ショッピング
- PayPayカード
- PayPay銀行
- PayPay証券
- PayPay
イオン経済圏
- イオンカード
- イオン銀行
- AEON Pay
- オーナーズカード(株主優待)
+スマホ回線「ワイモバイル or イオンモバイル」
スマホ回線・株主優待以外は、年会費などの利用料は無料。
経済圏の始め方|3STEPで始めよう
経済圏の始め方・流れについて、簡単に紹介します。
どの経済圏を始める場合でも、以下の3STEPで始めるのがおすすめです。
- 無料のサービスから登録・利用開始する(年会費・月額料金なし)
- ポイント還元率が大きく上がるサービス、固定費を下げられるサービスの利用を増やす
- 効率的にポイントを貯める方法を知って実践する
6大経済圏の始め方やおすすめのサービスは、各経済圏の始め方記事をご確認ください。
経済圏は同じところに永住する必要なし|気楽に始めてみましょう
経済圏は同じところに永住する必要ありません。
大幅な改悪があったときには、別の経済圏への移住を検討しましょう。
正直なところ、どこの経済圏であっても、何もしないよりはお得です。
まずは、費用のかからないサービス(まずは年会費無料のクレジットカード)から経済圏をお試ししましょう。
ゆるく始めて、ゆるく続けるのが大事ですよ。
特におすすめなのは、以下の4パターン。
もっともおすすめしたいのは、「楽天経済圏 +もう1つ」です。
私が主に利用している経済圏は、「楽天、PayPay、イオン」の3つ。
いいとこどりができるように、少しずつ増やしていくのがおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございます。