【二枚持ちがおすすめ】dカードとビューカードを7項目から比較します

dカードとビューカードのどちらを申し込もう。
比較して、どっちにするか決めたい。

dカードとビューカードの二枚持ちってありかな?
二枚持ちの使い分けとかも知りたい。
こんな疑問に答えます。
dカードとビューカードは、どちらも人気でおすすめできるクレジットカードです。
そのため、「どちらを選ぶか」、「二枚持ちはありなのか」など悩むことも多いですよね。

結論は、この二枚で悩むなら二枚持ちがおすすめ!
まず、全体の比較を知りたい人向けの早見表はこちら。
項目/クレジットカード | dカード | ビューカード | |
---|---|---|---|
デザイン (通常) | ![]() | ![]() | |
年会費 | 無料 | 524円 | |
貯まるポイント | dポイント | JRE POINT | |
他ポイントへの交換 | マイル(JAL) スターバックスカード etc. | Suica | |
ポイント還元率 | 基本還元率 | 1.0% ※100円につき1ポイント ※1回の利用額ごとに計算 | 0.5% ※1,000円につき5ポイント ※毎月の利用額合計で計算 |
公共料金支払い | 1.0% | 0.5% | |
クレカ積立 (上限積立額/月) | 月5万円まで:1.1% 月5~7万:0.6% 月7~10万:0.2% (10万円) | - | |
国際ブランド | VISA MasterCard | VISA MasterCard JCB | |
タッチ決済 | 対応 | 対応(JCBのみ) ※Suica付:非対応 | |
ETCカード | 550円 ※初年度無料 ※年1回利用で翌年度無料 | 年会費:524円 | |
家族カード | 年会費 | 無料 | 524円 |
枚数 | 3枚 | 9枚 | |
付帯保険 | 国内旅行 | 最高1,000万円 ※29歳以下 | 最高1,000万円 |
海外旅行 | 最高2,000万円 ※29歳以下 | 最高500万円 | |
ショッピング | 年間100万円 | - | |
その他 | dカードケータイ補償 (購入から1年間:1万円) | - | |
空港ラウンジ | 有無 | なし | なし |
利用可能な空港 | ー | ー | |
その他の特典や ポイントが貯まる 提携サービスなど | ネットショッピングサイト | dショッピング Amazon | ・JRE MALL ・JRE MALLふるさと納税 |
実店舗 | 〇 | 〇 | |
銀行 (引き落とし口座) | dスマートバンク 住信SBIネット銀行 | JRE BANK | |
ポイントサイト (ポイントモール) | dカード ポイントモール | VIEWショッピングステーション | |
その他 | ahamo ドコモ | ・ビューサンクスボーナス ・ビューカード共通特典 | |
発行~受取までの日数 | 最短5日 | ・ネット:最短1週間 ・郵送:約2週間 | |
利用可能枠(最大) | 100万円 | 100万円 | |
締日→引き落とし日 | 毎月15日→翌月10日 | 毎月5日→翌月4日 | |
申し込み条件 | 18歳以上 (高校生を除く) | ・18歳以上(高校生を除く) ・電話連絡が取れる ・JRE BANK口座(推奨) | |
公式サイト | dカード | ビューカード |
この表から、ポイント還元率を含め、カードの特徴が異なることが分かります。
この記事で詳しく比較する項目は、以下の7項目です。
- ポイント還元率
- 国際ブランド
- ETCカード
- 家族カード
- 付帯保険
- カードデザイン
- その他の特典など
dカードとビューカードのどちらを選ぶか悩んでいる人に向けて、各カードの比較・おすすめな人、二枚持ちの使い分け方法を分かりやすく解説していきます。
最後まで読むことで、dカードとビューカードのどちらを選ぶかの参考になりますよ。
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それでは、よろしくお願いします。
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公式サイトはこちら⇧
dカードとビューカードを7項目で比較

dカードとビューカードについて、以下の7項目で比較していきます。
- ポイント還元率
- 国際ブランド
- ETCカード
- 家族カード
- 付帯保険
- カードデザイン
- その他の特典など
それぞれについて説明していきます。
①ポイント還元率
ポイント還元率は、さらに以下の5つについて比較します。
- 基本還元率
- 公共料金支払い
- クレカ積立(NISA)
- ネットショッピングサイト
- 交通系(Suica)
それぞれについて、簡単に紹介していきます。
基本還元率
基本還元率は、以下の通り。
項目 | dカード | ビューカード |
---|---|---|
基本還元率 | 1.0% ※100円につき1ポイント ※1回の利用額ごとに計算 | 0.5% ※1,000円につき5ポイント ※毎月の利用額合計で計算 |
dカードが「1.0%」と、ビューカード「0.5%」の倍の還元率です。
基本還元率の面では、dカードがお得です。
公共料金支払い
公共料金支払いのポイント還元率は、以下の通り。
項目 | dカード | ビューカード |
---|---|---|
公共料金支払い | 1.0% | 0.5% |
dカードもビューカードも、基本の還元率と同じです。
公共料金支払いでは、dカードの方がお得になります。
クレカ積立(NISA)
投資を始めようと考えている人は、クレジットカード積立によるポイント還元率も重要です。
クレカ積立による還元率と、マネックス証券の基本情報をまとめた表がこちら。
項目 | dカード&マネックス証券 | ビューカード | |
---|---|---|---|
クレカ積立 (投信) | ポイント還元率 | 月5万円まで:1.1% 月5~7万:0.6% 月7~10万:0.2% | - |
上限積立額/月 | 10万円 | - | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 55円~ ※NISA:無料 | - | |
本数 | 投資信託 | 1,773本 | - |
つみたて投資枠 | 234本 | - | |
口座開設数 | 267万超 | ー | |
外国株 | 米国株:5,000銘柄超 中国株:2,000銘柄超 | ー |
ビューカードは、クレカ積立ができる証券会社がありません(2025年9月29日時点)。
クレカ積立でポイントを貯めたい場合は、ビューカードではなくdカードを選びましょう。
月5万円までの積立なら、年会費無料のクレジットカードでもっともポイント還元率が高いです。
積立額ごとに、「もらえるポイント(年間)」と「ポイント還元率」を表にしていますので、参考にしてください。
マネックス証券は、毎月の積立額が大きくなるほど、ポイント還元率が下がっていきます。
積立額/もらえるポイント(年間) | dカード&マネックス証券 (還元率 変動制|小数点第3位四捨五入) |
---|---|
1万円/月 (年間12万円) | 1,320 (1.1%) |
2万円/月 (年間24万円) | 2,640 (1.1%) |
3万円/月 (年間36万円) | 3,960 (1.1%) |
4万円/月 (年間48万円) | 5,280 (1.1%) |
5万円/月 (年間60万円) | 6,600 (1.1%) |
6万円/月 (年間72万円) | 7,320 (1.02%) |
7万円/月 (年間84万円) | 8,040 (0.96%) |
8万円/月 (年間96万円) | 8,280 (0.86%) |
9万円/月 (年間108万円) | 8,520 (0.79%) |
10万円/月 (年間120万円) | 8,760 (0.73%) |
【公式サイト】マネックス証券
ネットショッピングサイト
dカードならdショッピング、ビューカードならJRE MALLで買い物をするとポイント還元率が高くなります。
項目 | dカード&dショッピング | ビューカード |
---|---|---|
ポイント還元率 | 3.0% | 3.5% |
dカードは、Amazonでもポイントが貯まるようになっています。

Amazonでもポイントが貯まるdカードの方がおすすめ。
交通系(Suica)
ビューカードの大きなメリットとして、Suicaに関するポイント還元があります。
項目 | dカード | ビューカード |
---|---|---|
チャージ・オートチャージ (Suica・モバイルSuica) | 0.5% ※d払い付帯のSuica・Androidのみ ※オートチャージ不可 | 1.5% |
定期券 (モバイルSuica) | 2.0% | 5.0% |
グリーン券・おトクなきっぷ (モバイルSuica) | 2.0% | 5.0% |
新幹線eチケット&チケットレス乗車 (えきねっと) | 3.0% | 5.0% |
※1 定期券、グリーン券・おトクなきっぷ、新幹線eチケット&チケットレス乗車は、モバイルSuica・えきねっと利用による「2.0%」のポイント還元率を加算しています。
※2 定期券をモバイルSuica以外で購入した場合、dカードは基本還元率「1.0%」のポイント還元を受けられます。
ビューカード共通特典「VIEWプラス」によって、モバイルSuica・えきねっと利用時のポイント還元率が高くなります。
dカードは、モバイルSuica利用で基本還元率「1.0%」のdポイントを貯めることができません。
モバイルSuicaからの「2.0%」のみ、JRE POINTが貯まります。
d払い付帯のSuicaを使えば「0.5%」のポイント還元を受けられますが、ビューカードと比較すると低い還元率です。

Androidのみでオートチャージもできません。
通勤で定期券を利用している人なら、簡単に年会費「524円」の元は取れます。
以下のように、月1万円の定期券を利用している場合で、ビューカードの方が「3,600ポイント」も多く貯まります。
定期券:年間12万円(月1万円)の場合
・dカード:2,400ポイント(12万円 × 2.0%)
・ビューカード:6,000ポイント(12万円 × 5.0%)
・もらえるポイントの差:3,600ポイント
定期券以外にも、グリーン券やえきねっと(新幹線)などでもポイント還元率に差があります。
電車、新幹線での移動(出張・旅行)が多ければ多いほど、ビューカードがお得に使えます。
②国際ブランド
各クレジットカードで選べる国際ブランドは、以下の通り。
項目 | dカード | ビューカード |
---|---|---|
国際ブランド | VISA MasterCard | VISA MasterCard JCB |
JCBのクレジットカードが欲しい場合は、ビューカードがおすすめです。
③ETCカード
ETCカードの年会費は下記の通り。
項目 | dカード | ビューカード |
---|---|---|
ETCカード | 550円 ※初年度無料 ※年1回利用で翌年度無料 | 524円 |
dカードは、初年度無料で、2年目以降も実質無料に近い内容です。
ビューカードは、年会費が524円かかります。

ETCカード面では、年会費などの費用を無料にできるdカードがおすすめです。
④家族カード
家族カードの比較は以下の通り。
項目 | dカード | ビューカード | |
---|---|---|---|
家族カード | 年会費 | 無料 | 524円 |
発行可能枚数 | 3枚 | 9枚 |
dカードは、家族カードに年会費はかかりませんが、発行できる枚数は3枚までです。
ビューカードは、9枚まで発行できますが、年会費が524円かかってしまいます。

家族カードを4枚以上発行する場合はビューカードになりますが、年会費がかかるのがネック。
⑤付帯保険
付帯保険の比較は以下の通り。
項目 | dカード | ビューカード | |
---|---|---|---|
付帯保険 | 国内旅行 | 最高1,000万円 ※29歳以下 | 最高1,000万円 |
海外旅行 | 最高2,000万円 ※29歳以下 | 最高500万円 | |
ショッピング | 年間100万円 | ー | |
その他 | dカードケータイ補償 (購入から1年間:1万円) | ー |
dカードは、国内・海外旅行保険とショッピングに関する保険が付帯しています。
ただし、旅行保険は29歳以下限定な点には要注意です。
また、「dカードケータイ補償」も付帯しています。

もしあなたが29歳以下なら、dカードゴールド Uについてもチェックしてみてほしいです。

ビューカードは、国内旅行・海外旅行に関する保険が付帯しています。
付帯保険の面では、あなたが29歳以下ならdカード、30歳以上ならビューカードがおすすめです。
⑥カードデザイン
クレジットカードのデザインは、dカードが全5種、ビューカードは全1種のみです。

デザインカード一覧など、詳細は下記公式サイトから確認できます。
⑦その他の特典など
最後に、その他の特典やポイントが貯まるサービスなどの比較です。
項目 | dカード | ビューカード | |
---|---|---|---|
その他の特典や ポイントが貯まる 提携サービスなど | ネットショッピングサイト | dショッピング Amazon | ・JRE MALL ・JRE MALLふるさと納税 |
実店舗 | 〇 | 〇 | |
銀行 (引き落とし口座) | dスマートバンク 住信SBIネット銀行 | JRE BANK | |
ポイントサイト (ポイントモール) | dカード ポイントモール | VIEW ショッピング ステーション | |
その他 | ahamo ドコモ | ・ビューサンクスボーナス ・ビューカード共通特典 |
それぞれについて、簡単に補足説明していきます。
dカード
dカードはdショッピングでポイント還元率が上がり、Amazonでもdポイントが貯まります。
dポイントカードが使えるお店でポイントカードを提示すれば、クレジットカード利用分に加えて、ポイントを貯めることができます(dポイントがたまる・使えるお店:公式サイト)。
さらにdポイントが貯まったり割引される「dカード特約店」もあります。
dカード特約店について
dカードには、通常よりポイントが貯まったり、割引される「dカード特約店」があります。
以下は、dカード特約店の一例です。
- GOLF me!:4%ポイント還元
- ノジマ:1%ポイント還元と3%割引
- オリックスレンタカー:4%ポイント還元
- クラブメッド:4%ポイント還元と5%割引
- マツモトキヨシ:3%ポイント還元
- ココカラファイン:3%ポイント還元
- リンベル:5%ポイント還元
- kikito:3%ポイント還元
- dショッピング ふるさと納税百選:4%ポイント還元
- dショッピング サンプル百貨店:4%ポイント還元
- 日経ビジネス/日経WOMAN:3~5%ポイント還元
- プレジデント社:3%ポイント還元
- スターバックス カード:3%ポイント還元
- Starbucks eGift:7%ポイント還元
- ドトール バリューカード:4%ポイント還元
- 伊達の牛たん本舗:3%ポイント還元
- サカイ引越センター:4%ポイント還元
- ビッグエコー:3%ポイント還元
※2024年5月11日時点(dカード特約店は公式サイトで確認できます。)
スタバやドトールなど、人気のお店も対象なので、ぜひチェックしましょう。
dカードの引き落とし口座には、dスマートバンクまたは住信SBIネット銀行がおすすめ。
- dスマートバンク:給与受け取りやカード利用代金の引き落としでdポイントがもらえる。
※新規申し込みは「2025年10月27日」まで - 住信SBIネット銀行:ドコモが買収(子会社化)したため、今後の連携が期待できる。
住信SBIネット銀行は、ATM手数料などの無料回数が多く、使いやすいネット銀行です。

ドコモの買収により「改悪があるのでは?」という不安な声もありますが、個人的には、住信SBIネット銀行の動向に期待しています。
また、dポイントが貯まるポイントサイト(ポイントモール)に、dカード ポイントモールがあります。
Amazonや楽天市場などの利用前に経由するだけで、dポイントがもらえてお得です。
dカードを発行する場合は、こちらも利用することで、効率的にdポイントを貯めることができますよ。
最後に、dカードはスマホ回線に関する特典もあります。
- スマホ料金が月220円割引:ドコモ(MAX、mini、ポイ活)
- データ量1GB増量:ahamo
※ドコモmini(4GB)の割引率は「8.0%」(220円 ÷ 2,750円=0.08)
ドコモ系のスマホ回線を利用している場合は、この特典の恩恵も受けられます。

ビューカード
ビューカードは、JRE MALLの買い物はポイント還元率「3.5%」。
また、Suica(モバイルSuica含む)で支払いができるお店なら、「1.5%」のポイント還元を受けられます。
以下のマークがあるお店では、よりポイントを多く貯めることができます。

引用元:https://faq.jrepoint.jp/faq/show/480?category_id=98&site_domain=default
- JRE POINT加盟店:ポイントカード提示で「1.0%」のポイント還元
- 「Suica支払いでポイントが貯まるお店」対象店舗:Suicaの支払いで「0.5~1.0%」のポイント還元
※カード付帯のSuica、モバイルSuicaどちらの支払いでもOK
※マークが2つともあるお店では、両方のポイントを貯めることができます。
ポイントカードの提示・Suica支払いと組み合わることで、ポイントの二重取り・三重取りができます。
- ビューカードでSuicaにチャージ:「1.5%」のポイント還元
- JRE POINT加盟店でポイントカード提示:「1.0%」のポイント還元
- 「Suica支払いでポイントが貯まるお店」対象店舗で、①でチャージした残高で支払い:「0.5~1.0%」のポイント還元
すべて併用できれば、「3.0~3.5%」のポイント還元を受けられるため、ただビューカードで支払うよりもお得です。
ビューカード共通特典「VIEWプラス」で、特にモバイルSuicaを利用することで多くのポイントを貯めることができます。
- Suica・モバイルSuicaのチャージ:ポイント還元率「1.5%」
※オートチャージ含む - モバイルSuica定期券:ポイント還元率「5.0%」
- モバイルSuicaグリーン券:ポイント還元率「5.0%」
- オートチャージ対応(モバイルSuica・カードタイプどちらでも可能)
- えきねっと(新幹線チケット)でチケットレス乗車:ポイント還元率「5.0%」
- JRE BANK特典:ポイント、割引券・無料券 etc.
【公式サイト】VIEWプラス|ビューカード
Suicaのオートチャージも、ビューカードのみできる機能です。

通勤で定期券を使っている人や電車・新幹線移動が多い人なら、JRE POINTがどんどん貯まりますよ。
ビューカードの引き落とし口座には、以下のメリットがあるJRE BANKがおすすめ。
特に、電車移動に関する特典が魅力的です。
- 毎月のカード代金引落(5,000円以上):10ポイント&他行振込手数料が月3回無料
- JRE BANK優待割引券:JR東日本営業路線内の片道運賃および片道料金を4割引(年間:最大10枚)
- どこかにビューーン!:2,000ポイント割引クーポン(年間:最大12枚)
- Suicaグリーン券:普通列車グリーン券が無料で利用できる(年間:最大4枚)
※モバイルSuica限定 - JRE BANK JR東日本グループ特典:ホテルやレストランの割引など
【公式サイト】JR東日本特典|JRE BANK
電車移動に関する②③④は、資産残高「50万円」以上で特典がもらえます。
そのため「ビューカード × JRE BANK」を利用するなら、最低でも「50万円」は残高に入れておきたいです。
また、JRE POINTが貯まるポイントサイト(ポイントモール)に、VIEWショッピングステーションがあります。
Yahoo!ショッピングや楽天市場などの利用前に経由するだけで、JRE POINTがもらえてお得です。
ビューカードを発行する場合は、こちらも利用することで、効率的にJRE POINTを貯めることができますよ。
最後に、ビューカードには、年間の利用額に応じてボーナスポイントがもらえる特典があります(ビューサンクスボーナス)。
ビューサンクスボーナスでは、年間150万円以上の利用で「5,250ポイント」をもらうことができます。

引用元:https://www.jreast.co.jp/card/point/save/bonus.html
通常のポイント還元(0.5%)に追加してポイントがもらえるため、実質のポイント還元率が高くなります。
しかし、Suicaのチャージなど利用額の計算に含まれない利用があります。
そのため、ビューカードをSuica専用カードとしている場合、特典をもらうことは難しいです。
dカードとビューカードはどっちがおすすめ?

dカードがおすすめな人、ビューカードがおすすめな人の特徴をまとめると以下の通り。
- ドコモユーザー
- 基本のポイント還元率を高くしたい
- NISAのクレカ積立でポイントを貯めたい
- 無料でETCカードを持ちたい
- いろいろなデザインから選びたい
【公式サイト】dカード
- JCBを選びたい
- 付帯保険を充実させたい(30歳以上)
- 出張や旅行で新幹線・グリーン車の利用が多い
- ドコモのサービスを利用しない
【公式サイト】ビューカード
クレジットカードを一枚だけにしたい場合、基本の還元率が高いdカードがおすすめ。
ただ、dカードとビューカードで悩んでいるなら、二枚持ちをおすすめしたいです。

年会費はビューカードの524円のみ。
モバイルSuicaの定期券を利用するだけでも、年会費の元は取れます。
よりおすすめな二枚持ちは「dカード × ビックカメラSuicaカード」です。

dカードとビューカードを二枚持ちした場合の使い分け

繰り返しですが、dカードとビューカードは、はっきりと強みが違います。
Suica・JR系・公共料金はビューカード、それ以外はdカードと使い分けてお得に使えます。
二枚持ちした場合の主な使い分けは、以下の通り。
- ドコモグループのサービス
(ドコモ・ahamo、dショッピングなど) - dカード特約店
(dポイントがさらにたまるdカード特約店) - NISAのクレカ積立
- Suica・モバイルSuica
- JR東日本グループのサービス
(JRE MALL、駅ビルなど) - Suicaで支払えるお店・サービス
- 公共料金支払い
基本的には、dカードよりビューカードがお得になるのは、主に上記の場合。
それ以外は、ポイント還元率が高いdカードで支払うのがおすすめです。
また、支払方法別のポイント還元・割引率は以下の通りです。
- ビューカード:0.5%
- dカード:1.0%
- ビューカード + JRE POINTカード:1.5%
- Suica支払い:1.5%
※ビューカードからSuicaにチャージした段階でポイント還元 - dカード + dポイントカード:1.5~2.0%
- d払い + d払いの支払方法をdカードに設定 + dポイントカード:1.5~2.0%
- dカード + JRE POINTカード:2.0%
- Suica支払い(ビューカードからチャージした残高) + JRE POINTカード:2.5%
- Suica支払い(ビューカードからチャージした残高) + JRE POINTカード + Suica支払いでポイントが貯まるお店:3.0~3.5%
- dカード(dカード特約店):1.5~7.0%
※一般的な数値ですので参考・目安としてください。
※ビューカードからSuicaへのチャージは、オートチャージも含みます。
※楽天ポイントカードでもらえるポイントは「0.5~1.0%」で計算しています。
※JRE POINTカードでもらえるポイントは「1.0%」で計算しています。
※「Suica支払いでポイントが貯まるお店」対象店舗でもらえるポイントは「0.5~1.0%」で計算しています。
※Suica支払いは、カード付帯のSuica、モバイルSuicaどちらも対象です。
①→⑩順にポイント還元率が高くなっていきます。
特に「dカード特約店」はポイント還元や割引が大きいため、逃さずdカードで支払うようにしましょう。
d払いやSuica(モバイルSuica)で支払う方がポイント還元率が高くなることもあります。
それぞれのポイントが貯まるお店・サービスかどうかを確認して、支払方法を選びましょう。

特に、ポイント還元率が上がらないお店のビューカード支払いは、ポイント還元率が低いです。
まとめ|dカードとビューカードで悩むならお得に使える二枚持ちがおすすめです

dカードとビューカードで悩むなら、お得に使える二枚持ちがおすすめです。
ビューカードの年会費「524円」も、以下のように簡単に元が取れます。
- チャージ・オートチャージ:34,933円(524円 ÷ 1.5%)
- モバイルSuica定期券:10,480円(524円 ÷ 5.0%)
- モバイルSuicaグリーン券・えきねっと:10,480円(524円 ÷ 5.0%)
通勤で定期券を購入しているなら、誰でも年会費以上のポイントが貯まります。

dカードの年会費は無料なので、持っていて損はありません。
冒頭の比較早見表を再度紹介します。
項目/クレジットカード | dカード | ビューカード | |
---|---|---|---|
デザイン (通常) | ![]() | ![]() | |
年会費 | 無料 | 524円 | |
貯まるポイント | dポイント | JRE POINT | |
他ポイントへの交換 | マイル(JAL) スターバックスカード etc. | Suica | |
ポイント還元率 | 基本還元率 | 1.0% ※100円につき1ポイント ※1回の利用額ごとに計算 | 0.5% ※1,000円につき5ポイント ※毎月の利用額合計で計算 |
公共料金支払い | 1.0% | 0.5% | |
クレカ積立 (上限積立額/月) | 月5万円まで:1.1% 月5~7万:0.6% 月7~10万:0.2% (10万円) | - | |
国際ブランド | VISA MasterCard | VISA MasterCard JCB | |
タッチ決済 | 対応 | 対応(JCBのみ) ※Suica付:非対応 | |
ETCカード | 550円 ※初年度無料 ※年1回利用で翌年度無料 | 年会費:524円 | |
家族カード | 年会費 | 無料 | 524円 |
枚数 | 3枚 | 9枚 | |
付帯保険 | 国内旅行 | 最高1,000万円 ※29歳以下 | 最高1,000万円 |
海外旅行 | 最高2,000万円 ※29歳以下 | 最高500万円 | |
ショッピング | 年間100万円 | - | |
その他 | dカードケータイ補償 (購入から1年間:1万円) | - | |
空港ラウンジ | 有無 | なし | なし |
利用可能な空港 | ー | ー | |
その他の特典や ポイントが貯まる 提携サービスなど | ネットショッピングサイト | dショッピング Amazon | ・JRE MALL ・JRE MALLふるさと納税 |
実店舗 | 〇 | 〇 | |
銀行 (引き落とし口座) | dスマートバンク 住信SBIネット銀行 | JRE BANK | |
ポイントサイト (ポイントモール) | dカード ポイントモール | VIEWショッピングステーション | |
その他 | ahamo ドコモ | ・ビューサンクスボーナス ・ビューカード共通特典 | |
発行~受取までの日数 | 最短5日 | ・ネット:最短1週間 ・郵送:約2週間 | |
利用可能枠(最大) | 100万円 | 100万円 | |
締日→引き落とし日 | 毎月15日→翌月10日 | 毎月5日→翌月4日 | |
申し込み条件 | 18歳以上 (高校生を除く) | ・18歳以上(高校生を除く) ・電話連絡が取れる ・JRE BANK口座(推奨) | |
公式サイト | dカード | ビューカード |
クレジットカードを一枚だけにしたい場合、基本の還元率が高いdカードがおすすめです。
また、どちらにするか迷ったら、以下を参考にしてください。
ただ、繰り返しですが、dカードとビューカードで悩んでいるなら、二枚持ちをおすすめしたいです。
- ドコモのサービスを利用する(特にスマホ・ネット)
- 基本還元率が高いクレジットカードが欲しい
- 通勤で定期券を利用している
上記に当てはまるなら、二枚持ちで各カードの恩恵を十分受けられます。
- Suica・JR系・公共料金:ビューカード
- それ以外:dカード
上記のように、カードの使い分けも簡単です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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