【併用中の著者が解説】ドコモ「ahamo」とワイモバイルを重要４項目で比較

こんな疑問に答えます。

ahamoとワイモバイルは、どちらもおすすめできるスマホの料金プランです。

どちらも良いプランなので、なかなか決めきれず、悩んでしまいますよね。

まず、全体の比較を知りたい人向けの早見表はこちらです。

スマホプラン		ahamo	ワイモバイル （シンプル２：ＳＭＬ）
データ量 （音声SIM）		・30GB ・110GB ※大盛りオプション	Ｓ：4GB Ｍ：30GB Ｌ：35GB
月額料金	～4GB	2,970円	2,365円
	～30GB		4,015円
	～35GB	4,950円	5,115円
	～110GB		－
データ繰越		－	〇
デザリング		〇	〇
無料通話		5分無料	Ｌ：10分無料
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		無料 ※ドコモ家族→ahamo	－
かけ放題オプション		1,100円	10分無料：880円 かけ放題：1,980円
キャリアメール		×	×
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （3,300円）	〇 （3,850円）
割引・特典		・ボーナスパケット ※家族回線カウント	・ネット回線セット割 ・家族割 ・PayPayカード割
eSIM		〇	〇
海外ローミング		〇	〇 （別途有料）
口座振替		〇	〇

ahamoに限らず、ポイ活オプション・プランはおすすめできない考えのため、本記事でも紹介しておりません。

また、この記事で詳しく比較する項目は、以下の４項目です。

ahamoとワイモバイルのどちらを選ぶか悩んでいる人に向けて、４項目の比較や選び方を分かりやすく解説していきます。

最後まで読むことで、ahamoとワイモバイルのどちらを選べばいいかの参考になりますよ。

それでは、よろしくお願いします。

ahamoとワイモバイル：４項目で比較

ahamoとワイモバイルについて、以下の４項目を比較していきます。

それぞれについて説明していきます。

①料金と割引制度

ahamoとワイモバイルのデータ容量ごとの料金はこちら。

スマホプラン		ahamo	ワイモバイル （シンプル２：ＳＭＬ）
データ量 （音声SIM）		・30GB ・110GB ※大盛りオプション	Ｓ：4GB Ｍ：30GB Ｌ：35GB
月額料金	～4GB	2,970円	2,365円 ※最大1,287円割引：1,078円
	～30GB		4,015円 ※最大1,837円割引：2,178円
	～35GB	4,950円	5,115円 ※最大1,837円割引：3,278円
	～110GB		－

ahamoはプランが１つで、大盛りオプションで110GBまでデータ量を増やすことができます。

ワイモバイルは、Ｓ（4GB）・Ｍ（30GB）・Ｌ（35GB）３つのプランから選べます。

ワイモバイルの割引を利用できるかが、どちらを選ぶかのポイント。

続いて、その割引制度について紹介していきます。

ahamoの割引制度

ahamoには、割引制度がありません。

ファミリーアカウントへのカウントやｄカードによるボーナスパケットのみ。

ワイモバイルの割引制度

ワイモバイルには、以下３つの割引制度があります。

①PayPayカード割

毎月の料金をPayPayカードで支払うことで、187円の割引になります。

ゴールドカード・家族カードでも同様です。

②おうち割光セット

Softbank光（またはAir）とワイモバイルをセットで利用することで受けられる割引です。

シンプル２Ｓは1,100円、シンプル２ＭＬは1,650円の割引です。

自宅にネット回線が必要な場合は、あわせて利用するのがおすすめ。

③家族割引サービス

２回線目以降、１人あたり1,100円の割引です（最大９回線目まで）。

自宅にネット回線が不要な場合でも、２回線以上利用する場合に割引を受けられます。

おうち割光セットと家族割引サービスの併用はできません。

②通信品質

ahamoとワイモバイルの通信品質ですが、併用している私の利用状況では大きな差はありません。

ただ、最近のahamoは、通信速度や繋がりやすさが落ちている印象です。

実際にドコモも対応を行っているようですが、続報がありません。

それぞれ「通信エリア・マップ」ページがあるので、公式サイトから確認するのがおすすめです。

ahamo・楽天モバイル・ワイモバイルの３回線を併用中ですが、通信品質・速度は場所・日時でばらつきがあります。

2024年10月現在、速度や繋がりやすさの感覚は以下の通り。
「ワイモバイル ≧ 楽天モバイル ＞ ahamo」

③通話料金・かけ放題

ahamoとワイモバイルの通話料金・かけ放題の比較は以下の通り。

スマホプラン	ahamo	ワイモバイル （シンプル２：ＳＭＬ）
無料通話	5分無料	Ｌ：10分無料
通話料	22円／30秒	22円／30秒
家族間通話	無料 ※ドコモ家族→ahamo	－
かけ放題オプション	1,100円	・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円 ※Ｌ：1,100円

ahamoは、5分通話が何度でも無料です。

ahamoからドコモの家族へは通常の通話料（5分超の場合）な点は要注意。

ワイモバイルは、無料通話や家族間通話無料といったサービスもありません。

また、ワイモバイルは、10分までの通話が何度でも無料（シンプル２Ｌのみ）になります（2025年1月から）。

④経済圏のメリット

最後に、経済圏のメリットを比較していきます。

経済圏とは：同じ企業のサービスをまとめて使うことで、高いポイント還元などを受けること。
参考記事：【2025年最新】経済圏はどこがいい？おすすめや選び方も紹介します

スマホ回線だけで決めるのではなく、「経済圏としてどうか」という比較も重要です。

それぞれについて、簡単に説明していきます。

ahamoによるドコモ経済圏のメリット

ahamoによるドコモ経済圏のメリットは、以下の２点です。

もともとのデータ量が増えたことで、ボーナスパケットの恩恵は小さくなりました。

ahamo光は、ahamo利用者のみ利用できるインターネット回線のプランです。

ドコモ光より安く利用できるため、インターネット回線が必要であれば検討する価値があります。

ワイモバイルによるPayPay経済圏のメリット

引用元：https://premium.yahoo.co.jp/entry/order/top?ex=P_6004.C_C0sitAJO

ワイモバイルを利用することで、LYPプレミアムが無料で利用できます。

LYPプレミアムの特典は、主に以下の５つ。

その他に、LINEの対象スタンプ使い放題なども含まれています。

月額508円が無料で利用できるので、積極的に活用するのがおすすめ。

また、割引制度でも紹介したように、ワイモバイルの料金をPayPayカードで支払うと、毎月187円の割引を受けられます。

つまり、ワイモバイル・PayPayカード・Yahoo!ショッピングをあわせて使うと、よりお得になります。

おうち割光セットも経済圏のメリットです

ahamoとワイモバイル：選び方は「２つの視点」で考える

ahamoとワイモバイルのどちらを選ぶか、おすすめする選び方の視点は以下の２つ。

それぞれについて紹介していきます。

①ドコモユーザー or PayPayユーザー

経済圏のメリットでも説明した通り、同グループのサービスを併用するほうがメリットが大きいです。

ドコモユーザー（ｄショッピング・ｄカードなど）なら、ahamo。

PayPayユーザー（Yahoo!ショッピング・PayPayカードなど）なら、ワイモバイル。

②データ容量・料金（各種割引）

データ容量・料金（各種割引）がもっとも重要なポイントです。

スマホプラン		ahamo	ワイモバイル （シンプル２：ＳＭＬ）
データ量 （音声SIM）		・30GB ・110GB ※大盛りオプション	Ｓ：4GB Ｍ：30GB Ｌ：35GB
月額料金	～4GB	2,970円	2,365円 ※最大1,287円割引：1,078円
	～30GB		4,015円 ※最大1,837円割引：2,178円
	～35GB	4,950円	5,115円 ※最大1,837円割引：3,278円
	～110GB		－

料金比較表から、以下のパターンが考えられます。

データが大容量（35GB以上）ならahamo、それ以外なら割引制度を適用してワイモバイルがおすすめです。

まとめ｜ahamoとワイモバイルはどちらもおすすめ｜経済圏で選ぶのが基本

ahamoとワイモバイルは、どちらもおすすめできるというのが正直なところです。

冒頭の比較早見表を再度紹介します。

スマホプラン		ahamo	ワイモバイル （シンプル２：ＳＭＬ）
データ量 （音声SIM）		・30GB ・110GB ※大盛りオプション	Ｓ：4GB Ｍ：30GB Ｌ：35GB
月額料金	～4GB	2,970円	2,365円
	～30GB		4,015円
	～35GB	4,950円	5,115円
	～110GB		－
データ繰越		－	〇
デザリング		〇	〇
無料通話		5分無料	Ｌ：10分無料
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		無料 ※ドコモ家族→ahamo	－
かけ放題オプション		1,100円	10分無料：880円 かけ放題：1,980円
キャリアメール		×	×
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （3,300円）	〇 （3,850円）
割引・特典		・ボーナスパケット ※家族回線カウント	・ネット回線セット割 ・家族割 ・PayPayカード割
eSIM		〇	〇
海外ローミング		〇	〇 （別途有料）
口座振替		〇	〇

選び方の視点について、改めてまとめると以下の通り。

スマホプランのみ比較するのではなく、経済圏も考慮するのがおすすめ。

それぞれの経済圏について詳しく知りたい人は、ぜひこちらもご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。