NISAのクレカ積立を始めようと思うけど、おすすめの証券会社はどこだろう…
クレジットカードによっても、何か変わるんだろうか…
「証券会社とクレジットカード」のおすすめの組み合わせが知りたい。
やっぱり、ポイント還元率が高いところがいいのかな?
こんな疑問に答えます。
クレカ積立は、取引口座への入金が不要でポイントも貯まる、手軽でお得な定期積立購入サービス。
これから投資を始める人にとって、証券会社選びはとても難しい悩みですよね。
各社のポイント還元競争も相まって、「どこでクレカ積立をするのがお得か」が分かりにくくなっています。
まず結論ですが、「証券会社 × クレジットカード」のおすすめの組み合わせはこちら。
年会費無料クレジットカード:積立額月5万円以下
- マネックス証券 × dカード
- 楽天証券 × 楽天カード
- SBI証券 × 三井住友カード(NL)
※年間100万円のカード利用が見込める場合は「三井住友カード ゴールド(NL)」もおすすめ
年会費無料クレジットカード:積立額月5万円超
- マネックス証券 × dカード
- 楽天証券 × 楽天カード
- SBI証券 × 三井住友カード(NL)
- PayPay証券 × PayPayカード
※年間100万円のカード利用が見込める場合は「三井住友カード ゴールド(NL)」もおすすめ
年会費1万円前後のクレジットカード(ゴールド・プレミアム帯)
- マネックス証券 × dカード ゴールド
- 楽天証券 × 楽天プレミアムカード
- auカブコム証券 × au PAY ゴールドカード
年会費3万円前後のクレジットカード(ブラック・プラチナ帯)
- マネックス証券 × dカード PLATINUM
- SBI証券 × 三井住友カード プラチナプリファード
おすすめとして紹介していますが、もともと使っているクレジットカードや経済圏※を重視する方が無難です。
※経済圏とは:同じ企業のサービスをまとめて使うことで、高いポイント還元などを受けること。
参考記事:【2025年最新】経済圏はどこがいい?おすすめや選び方も紹介します
この記事では、以下の3項目を考慮・比較した上で、おすすめの組み合わせ(証券会社×クレカ)を紹介していきます。
- 売買手数料
- 投資信託の取扱商品数(人気銘柄の有無)
- クレカ積立のポイント還元率(NISA口座)
毎月の積立額やクレジットカードのランク(年会費)ごとに紹介しますので、ご自身の条件にあったおすすめをご確認ください。
最後まで読むことで、どの証券会社とクレジットカードでNISAのクレカ積立を始めるかの参考になりますよ。
ちなみに著者は、「楽天カード × 楽天証券」で「eMAXIS Slim 全世界株式(通称:オルカン)」を積み立てています。
それでは、よろしくお願いします。
【全10社】クレカ積立ができる証券会社とその基本情報の比較
NISAのクレカ積立は、どの証券会社でもできるわけではありません。
2025年1月現在、下記の10社でクレカ積立が可能です(当ブログ調べ)。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- auカブコム証券
- PayPay証券
- 大和コネクト証券
- tsumiki証券
- セゾンポケット
- THEO +docomo
- WealthNavi for AEON CARD
※松井証券:2025年5月開始予定
ただ、取扱商品が少なかったり、手数料がかかってしまう証券会社をおすすめすることはできません。
また、人気・定番の投資信託TOP2(S&P500・全世界株式)の取り扱いがない証券会社もあります。
そういった証券会社を除いた、以下の6社について基本情報を比較していきます。
基本情報の比較
証券会社6社の基本情報の比較表はこちら。
項目 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | PayPay証券 | 大和コネクト証券 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | ・三井住友カード ・東急カード ・タカシマヤカード | ・楽天カード | ・dカード ・マネックスカード | ・au PAY カード | ・PayPayカード | ・セゾンカード ・UCカード | |
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率※ (最低~最高) | 0.5%~3.0% | 0.5%~2.0% | 0.73%~3.1% | 0.5~1.0% | 0.7% | 0.1%~1.0% |
上限積立額/月 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | |
売買手数料 | NISA | 無料 | 無料 | 無料 | 1日100万円まで無料 (1日定額手数料コース) | 基準価格に0.5%を乗じた価格 ※投資信託:無料 | 無料~ |
国内株式 | 無料 | 無料 (ゼロコース) | 55円~ | 最大330円 (無料クーポン:月10枚) | |||
取扱商品本数 | 投資信託 | 2,557本 | 2,569本 | 1,773本 | 1,850本 | 681本 | 56本 |
つみたて投資枠 | 250本 | 241本 | 234本 | 240本 | 35本 | 29本 | |
口座開設数 | 1,300万超 | 1,100万超 | 267万超 | 173万超 | 123万超 | 不明 | |
外国株 | 米国株:5,211銘柄 中国株:1,290銘柄 アセアン株:540銘柄 韓国株:72銘柄 ロシア株:29銘柄 | 米国株:5,403銘柄 中国株:1,847銘柄 アセアン株:232銘柄 | 米国株:5,000銘柄超 中国株:2,000銘柄超 | 米国株:1,979銘柄 | 米国株:226銘柄 | 米国株:98銘柄 ※ひな株USA |
表内補足事項
クレジットカードのランクや利用金額による変動のみ考慮しています。
※長年積立を継続する前提のため、スマホのポイ活プランや各種キャンペーンによるポイント還元率アップは考慮していません。
取扱商品数やポイント還元率に、かなりの差があります。
クレジットカードのランクなどで変動するポイント還元率は、証券会社ごとに紹介していきます。
SBI証券|クレカ積立のポイント還元率
SBI証券のクレカ積立は、三井住友カード(Olive含む)・東急カード・タカシマヤカードの3種で可能です。
クレジットカード ※同ランクのOliveも同様 | 年会費 | 年間利用額 | ポイント還元率 |
---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 無料 | 10万円未満 | 0.0% |
10万円以上 | 0.5% | ||
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 ※年間利用額100万円以上で、翌年以降の年会費が永年無料 | 10万円未満 | 0.0% |
10万円以上 | 0.75% | ||
100万円以上 | 1.0% | ||
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 300万円未満 | 1.0% |
300万~500万未満 | 2.0% | ||
500万円以上 | 3.0% |
東急カードは還元率を上げる条件が難しく、タカシマヤカードは最大の還元率が低いです。
もともとメインで使用しているのでなければ、三井住友カード(Oliveを含む)がおすすめです。
【公式サイト】SBI証券
楽天証券|クレカ積立のポイント還元率
楽天証券のクレカ積立は、楽天カードで可能です。
クレジットカード | 年会費 | ポイント還元率 |
---|---|---|
楽天カード | 無料 | 0.5% |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75% |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0% |
楽天ブラックカード | 33,000円 | 2.0% |
表内補足事項
代行手数料年率0.4%(税込)の銘柄は「1%」(ブラックカードは2%)
カードランクのみでポイント還元率が変わるため、分かりやすいです。
【公式サイト】楽天証券
マネックス証券|クレカ積立のポイント還元率
マネックス証券のクレカ積立は、dカードとマネックスカードで可能です。
クレジットカード | 年会費 | 積立額/月 | ポイント還元率 |
---|---|---|---|
dカード | 無料 | 0~5万円分 | 1.1% |
5万円超~7万円以下分 | 0.6% | ||
7万円超~10万円以下分 | 0.2% | ||
dカード GOLD | 11,000円 | 積立額の影響なし | 1.1% |
マネックスカード | 初年度:無料 2年目以降:550円 ※年1回利用で無料 | 0~5万円分 | 1.1% |
5万円超~7万円以下分 | 0.6% | ||
7万円超~10万円以下分 | 0.2% | ||
クレジットカード | 年会費 | カード利用額/月 | ※入会初年度「3.1%」共通 ポイント還元率 |
dカード PLATINUM | 29,700円 | 10万円未満(税込) | 1.1% |
10万円以上~20万円未満(税込) | 2.1% | ||
20万円以上(税込) | 3.1% |
毎月の積立額が月5万円以下であれば、ポイント還元率が「1.1%」と高いです。
5万円を超える部分については、0.6%または0.2%で計算されます。
【公式サイト】マネックス証券
auカブコム証券|クレカ積立のポイント還元率
auカブコム証券のクレカ積立は、au PAY カードで可能です。
クレジットカード | 年会費 | ポイント還元率 |
---|---|---|
au PAY カード | 無料 | 0.5% |
au PAY ゴールドカード | 11,000円 | 1.0% |
カードランクのみでポイント還元率が変わるため、分かりやすいです。
【公式サイト】auカブコム証券
PayPay証券|クレカ積立のポイント還元率
PayPay証券のクレカ積立は、PayPayカードで可能です。
クレジットカード | 年会費 | ポイント還元率 |
---|---|---|
PayPayカード | 無料 | 0.7% |
PayPayカード ゴールド | 11,000円 | 0.7% |
ゴールドカードでも、ポイント還元率が変わりません。
【公式サイト】PayPay証券
大和コネクト証券|クレカ積立のポイント還元率
大和コネクト証券のクレカ積立は、セゾンカード・UCカードで可能です。
クレジットカード ※対象のカード例 | 年会費 ※カード例 | 毎月の積立額 | ポイント還元率 |
---|---|---|---|
一般カード ※対象のセゾンカード・UC | 無料 (セゾンカードインターナショナル) | 5,000円~2万円未満 | 0.1% |
2万円~3万円未満 | 0.2% | ||
3万円~4万円未満 | 0.3% | ||
4万円~5万円未満 | 0.4% | ||
5万円~10万円 | 0.5% | ||
ゴールドカード ※対象のセゾン・UCカード | 11,000円 (SAISON GOLD Premium) | 5,000円~10万円 | 0.5% |
プラチナカード ※対象のセゾンカード | 22,000円 (セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス) | 5,000円~10万円 | 1.0% |
表内補足事項
表内のクレジットカードは一例です。
対象のカードは、公式サイトから確認できます。
公式サイト:https://www.connect-sec.co.jp/service/creditcard/#detailReturnRate
一般カード(年会費無料)は、毎月の積立額の応じてポイント還元率が変わります。
カードランクが上がると、積立額に影響なくポイント還元率が固定されています。
【公式サイト】大和コネクト証券
これらの基本情報・ポイント還元率を考慮して、おすすめを紹介していきます。
【条件ごと】NISAのクレカ積立におすすめの組み合わせ
NISAのクレカ積立におすすめの組み合わせを、以下の条件ごとに紹介していきます。
- 年会費無料のクレジットカード:積立額月1~5万円以下
- 年会費無料のクレジットカード:積立額月5万円超~10万円
- 年会費1万円前後のクレジットカード(ゴールド・プレミアム帯)
- 年会費3万円前後のクレジットカード(ブラック・プラチナ帯)
ポイント還元率が変わる「クレカ年会費や積立額」ごとで分けています。
また、おすすめの基準は以下の3点です。
- 売買手数料
- 投資信託の取扱商品数(人気銘柄の有無)
- クレカ積立のポイント還元率(NISA口座)
ご自身の条件にあった部分を参考にしてください。
①年会費無料のクレジットカード:積立額月1~5万円以下
おすすめの組み合わせは、以下の3つです。
- マネックス証券 × dカード
- 楽天証券 × 楽天カード
- SBI証券 × 三井住友カード(NL)
それぞれについて、簡単に要点を紹介します。
マネックス証券 × dカード
項目 | マネックス証券&dカード | |
---|---|---|
クレカ積立 (投信) | ポイント還元率 | 月5万円以下:1.1% |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 55円~ ※NISA:無料 | |
本数 | 投資信託 | 1,773本 |
つみたて投資枠 | 234本 | |
口座開設数 | 267万超 | |
外国株 | 米国株:5,000銘柄超 中国株:2,000銘柄超 |
積立額に応じてポイント還元率が変わりますが、月5万円以下なら「1.1%」です。
年会費無料のクレジットカードでは、もっとも高いポイント還元率です。
また、手数料・取扱商品数を見ても、おすすめできる証券会社です。
これからNISAのクレカ積立を始めるなら、かなりおすすめです。
【公式サイト】マネックス証券
【公式サイト】dカード
楽天証券 × 楽天カード
項目 | 楽天証券&楽天カード | |
---|---|---|
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率 | 0.5% |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 無料 | |
本数 | 投資信託 | 2,569本 |
つみたて投資枠 | 241本 | |
口座開設数 | 1,100万超 | |
外国株 | 米国株:5,403銘柄 中国株:1,847銘柄 アセアン株:232銘柄 |
特に条件なく、ポイント還元率は「0.5%」です。
また、手数料・取扱商品数もトップクラスで、おすすめできる証券会社です。
楽天市場のポイント還元率もアップします。
楽天経済圏なら、楽天証券でOK。
【公式サイト】楽天証券
【公式サイト】楽天カード
SBI証券 × 三井住友カード(NL)
項目 | SBI証券&三井住友カード(NL) | |
---|---|---|
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率 | 0.5% ※年間利用額:10万円以上 |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 無料 | |
本数 | 投資信託 | 2,557本 |
つみたて投資枠 | 250本 | |
口座開設数 | 1,300万超 | |
外国株 | 米国株:5,211銘柄 中国株:1,290銘柄 アセアン株:540銘柄 韓国株:72銘柄 ロシア株:29銘柄 |
年間のカード利用額10万円以上が条件ですが、ポイント還元率は「0.5%」です。
手数料・取扱商品数もトップクラスで、おすすめできる証券会社です(口座開設数No.1)。
外国株の取り扱いが充実しています。
【公式サイト】SBI証券
【公式サイト】三井住友カード(NL)
また、年間の利用額が100万円以上を見込める場合、ゴールドカードがおすすめです。
項目 | SBI証券&三井住友カード ゴールド(NL) | |
---|---|---|
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率 | 1.0% ※年間利用額:100万円以上 |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 無料 | |
本数 | 投資信託 | 2,557本 |
つみたて投資枠 | 250本 | |
口座開設数 | 1,300万超 | |
外国株 | 米国株:5,211銘柄 中国株:1,290銘柄 アセアン株:540銘柄 韓国株:72銘柄 ロシア株:29銘柄 |
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間利用額100万円を達成すると、翌年以降の年会費が永年無料になります。
クレカ積立のポイント還元率も上がり、ゴールドカードの特典も使えます。
「条件あり」の年会費無料ですが、達成できるならとてもお得なので紹介しています。
【公式サイト】三井住友カード ゴールド(NL)
②年会費無料クレジットカード:積立額月5万円超~10万円
おすすめの組み合わせは、以下の4つです。
- マネックス証券 × dカード
- 楽天証券 × 楽天カード
- SBI証券 × 三井住友カード(NL)
- PayPay証券 × PayPayカード
それぞれについて、簡単に要点を紹介します。
マネックス証券 × dカード
項目 | マネックス証券&dカード | |
---|---|---|
クレカ積立 (投信) | ポイント還元率 | 月0~5万円分:1.1% 月5万円超~7万円以下分:0.6% 月7万円超~10万円以下分:0.2% |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 55円~ ※NISA:無料 | |
本数 | 投資信託 | 1,773本 |
つみたて投資枠 | 234本 | |
口座開設数 | 267万超 | |
外国株 | 米国株:5,000銘柄超 中国株:2,000銘柄超 |
毎月の積立額が5万円を超える部分のポイント還元は「0.6%または0.2%」で計算されます。
とはいえ、月10万円のクレカ積立をした場合でも、全体のポイント還元率は「約0.73%」。
年会費無料のクレジットカードとしては、もっとも高いポイント還元率です。
積立額に応じた、年間でもらえるポイントとポイント還元率の推移は以下の通り。
積立額/もらえるポイント(年間) | dカード&マネックス証券 (還元率 変動制|小数点第3位四捨五入) |
---|---|
1万円/月 (年間12万円) | 1,320 (1.1%) |
2万円/月 (年間24万円) | 2,640 (1.1%) |
3万円/月 (年間36万円) | 3,960 (1.1%) |
4万円/月 (年間48万円) | 5,280 (1.1%) |
5万円/月 (年間60万円) | 6,600 (1.1%) |
6万円/月 (年間72万円) | 7,320 (1.02%) |
7万円/月 (年間84万円) | 8,040 (0.96%) |
8万円/月 (年間96万円) | 8,280 (0.86%) |
9万円/月 (年間108万円) | 8,520 (0.79%) |
10万円/月 (年間120万円) | 8,760 (0.73%) |
月10万円の積立は、全体に対して「0.2%」還元されるというわけではありません。
【公式サイト】マネックス証券
【公式サイト】dカード
楽天証券 × 楽天カード
※積立額月1~5万円以下と同内容です
項目 | 楽天証券&楽天カード | |
---|---|---|
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率 | 0.5% |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 無料 | |
本数 | 投資信託 | 2,569本 |
つみたて投資枠 | 241本 | |
口座開設数 | 1,100万超 | |
外国株 | 米国株:5,403銘柄 中国株:1,847銘柄 アセアン株:232銘柄 |
特に条件なく、ポイント還元率は「0.5%」です。
また、手数料・取扱商品数もトップクラスで、おすすめできる証券会社です。
楽天市場のポイント還元率もアップします。
楽天経済圏なら、楽天証券でOK。
【公式サイト】楽天証券
【公式サイト】楽天カード
SBI証券 × 三井住友カード(NL)
※積立額月1~5万円以下と同内容です
項目 | SBI証券&三井住友カード(NL) | |
---|---|---|
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率 | 0.5% ※年間利用額:10万円以上 |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 無料 | |
本数 | 投資信託 | 2,557本 |
つみたて投資枠 | 250本 | |
口座開設数 | 1,300万超 | |
外国株 | 米国株:5,211銘柄 中国株:1,290銘柄 アセアン株:540銘柄 韓国株:72銘柄 ロシア株:29銘柄 |
年間のカード利用額10万円以上が条件ですが、ポイント還元率は「0.5%」です。
手数料・取扱商品数もトップクラスで、おすすめできる証券会社です(口座開設数No.1)。
外国株の取り扱いが充実しています。
【公式サイト】SBI証券
【公式サイト】三井住友カード(NL)
また、年間の利用額が100万円以上を見込める場合、ゴールドカードがおすすめです。
項目 | SBI証券&三井住友カード ゴールド(NL) | |
---|---|---|
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率 | 1.0% ※年間利用額:100万円以上 |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 無料 | |
本数 | 投資信託 | 2,557本 |
つみたて投資枠 | 250本 | |
口座開設数 | 1,300万超 | |
外国株 | 米国株:5,211銘柄 中国株:1,290銘柄 アセアン株:540銘柄 韓国株:72銘柄 ロシア株:29銘柄 |
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間利用額100万円を達成すると、翌年以降の年会費が永年無料になります。
クレカ積立のポイント還元率も上がり、ゴールドカードの特典も使えます。
「条件あり」の年会費無料ですが、達成できるならとてもお得なので紹介しています。
【公式サイト】三井住友カード ゴールド(NL)
PayPay証券 × PayPayカード
項目 | PayPay証券&PayPayカード | |
---|---|---|
クレカ積立 (投信) | ポイント還元率 | 0.7% |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 基準価格に0.5%を乗じた価格 ※投資信託:無料 | |
本数 | 投資信託 | 687本 |
つみたて投資枠 | 35本 | |
口座開設数 | 123万超 | |
外国株 | 米国株:226銘柄 |
特に条件なく、ポイント還元率は「0.7%」です。
取扱商品数が、他のおすすめ証券会社と比べると少ない点はデメリット。
月5万円以下では、取扱商品数もポイント還元率もマネックス証券に劣っていました。
マネックス証券は徐々にポイント還元率が下がっていくので、月6万円からの推移は以下の通り。
積立額/もらえるポイント(年間) | マネックス証券&dカード (還元率 変動制|小数点第3位四捨五入) | PayPay証券&PayPayカード (還元率 0.7%) |
---|---|---|
6万円/月 (年間72万円) | 7,320 (1.02%) | 5,040 |
7万円/月 (年間84万円) | 8,040 (0.96%) | 5,880 |
8万円/月 (年間96万円) | 8,280 (0.86%) | 6,720 |
9万円/月 (年間108万円) | 8,520 (0.79%) | 7,560 |
10万円/月 (年間120万円) | 8,760 (0.73%) | 8,400 |
月10万円の積立額であれば、全体のポイント還元率はほぼ同程度になります。
PayPay経済圏(ソフトバンク・Yahoo!ショッピングなど)なら、この組み合わせがおすすめです。
PayPay経済圏は、おすすめの経済圏の一つです。
【公式サイト】PayPay証券
【公式サイト】PayPayカード
③年会費1万円前後のクレジットカード(ゴールド・プレミアム帯)
おすすめの組み合わせは、以下の3つです。
- マネックス証券 × dカード ゴールド
- 楽天証券 × 楽天プレミアムカード
- auカブコム証券 × au PAY ゴールドカード
ここから紹介するおすすめの組み合わせは、積立額によってポイント還元率が変わりません。
それぞれについて、簡単に要点を紹介します。
マネックス証券 × dカード ゴールド
項目 | マネックス証券&dカード ゴールド | |
---|---|---|
クレカ積立 (投信) | ポイント還元率 | 1.1% |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 55円~ ※NISA:無料 | |
本数 | 投資信託 | 1,773本 |
つみたて投資枠 | 234本 | |
口座開設数 | 267万超 | |
外国株 | 米国株:5,000銘柄超 中国株:2,000銘柄超 |
特に条件なく、クレカ積立のポイント還元率は「1.1%」です。
また、通常のdカードのように、積立額によってポイント還元率が下がることもありません。
dカードゴールドは、ドコモ・ドコモ光ユーザーならdカードよりもお得に使えます。
カードランクを迷っているなら、こちらもあわせて参考にしてください。
【公式サイト】マネックス証券
【公式サイト】dカードゴールド
楽天証券 × 楽天プレミアムカード
項目 | 楽天証券&楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率 | 1.0% |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 無料 | |
本数 | 投資信託 | 2,569本 |
つみたて投資枠 | 241本 | |
口座開設数 | 1,100万超 | |
外国株 | 米国株:5,403銘柄 中国株:1,847銘柄 アセアン株:232銘柄 |
特に条件なく、ポイント還元率は「1.0%」です。
また、手数料・取扱商品数もトップクラスで、おすすめできる証券会社です。
楽天プレミアムカードは、楽天市場の利用額や毎月の積立額によって、通常の楽天カードよりもお得に使えます。
カードランクを迷っているなら、こちらもあわせて参考にしてください。
【公式サイト】楽天証券
【公式サイト】楽天プレミアムカード
auカブコム証券 × au PAY ゴールドカード
項目 | auカブコム証券&au PAY ゴールドカード | |
---|---|---|
クレカ積立 (投資信託) | ポイント還元率 | 1.0% |
上限積立額/月 | 10万円 | |
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 1日100万円まで無料 (1日定額手数料コース) | |
本数 | 投資信託 | 1,850本 |
つみたて投資枠 | 240本 | |
口座開設数 | 173万超 | |
外国株 | 米国株:1,979銘柄超 |
特に条件なく、ポイント還元率は「1.0%」です。
au経済圏(特にマネ活プラン+やauひかりなど)なら、この組み合わせがおすすめです。
手数料・取扱商品数も申し分ありません。
【公式サイト】auカブコム証券
【公式サイト】au PAY ゴールドカード
④年会費3万円前後のクレジットカード(ブラック・プラチナ帯)
おすすめの組み合わせは、以下の2つです。
- マネックス証券 × dカード PLATINUM
- SBI証券 × 三井住友カード プラチナプリファード
それぞれについて、簡単に要点を紹介します。
マネックス証券 × dカード PLATINUM
項目 | マネックス証券&dカード PLATINUM | ||
---|---|---|---|
クレカ積立のポイント還元率 (毎月のカード利用額で変動) ※初年度:3.1% | 10万円未満(税込) | 1.1% | |
10万円以上~20万円未満(税込) | 2.1% | ||
20万円以上(税込) | 3.1% | ||
上限積立額/月 | 10万円 | ||
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 55円~ ※NISA:無料 | ||
本数 | 投資信託 | 1,773本 | |
つみたて投資枠 | 234本 | ||
口座開設数 | 267万超 | ||
外国株 | 米国株:5,000銘柄超 中国株:2,000銘柄超 |
毎月のカード利用額によって、クレカ積立のポイント還元率が変わります。
毎月のカード利用額が20万円以上なら、ポイント還元率は「3.1%」です。
入会初年度は、利用額による変動がなく「3.1%」です。
【公式サイト】マネックス証券
【公式サイト】dカード PLATINUM
SBI証券 × 三井住友カード プラチナプリファード
項目 | SBI証券&三井住友カードプラチナプリファード | ||
---|---|---|---|
クレカ積立のポイント還元率 (年間カード利用額で変動) | 300万円未満 | 1.0% | |
300万円以上~500万円未満 | 2.0% | ||
500万円以上 | 3.0% | ||
上限積立額/月 | 10万円 | ||
国内株式売買手数料 (現物・信用取引手数料) | 無料 | ||
本数 | 投資信託 | 2,557本 | |
つみたて投資枠 | 250本 | ||
口座開設数 | 1,300万超 | ||
外国株 | 米国株:5,211銘柄 中国株:1,290銘柄 アセアン株:540銘柄 韓国株:72銘柄 ロシア株:29銘柄 |
年間のカード利用額で、クレカ積立のポイント還元率が変わります。
年間のカード利用額が500万円以上なら、ポイント還元率は「3.0%」です。
「マネックス証券 × dカード PLATINUM」よりも条件が厳しいですが、手数料や取扱商品数(特に外国株)ではSBI証券に軍配。
マネックス証券 × dカードPLATINUM
毎月のカード利用額20万円以上(単純計算:年間240万)で、ポイント還元率「3.1%」
【公式サイト】SBI証券
【公式サイト】三井住友カード プラチナプリファード
NISAのクレカ積立用|証券会社とクレジットカードの選び方
最後に、NISAのクレカ積立用「証券会社・クレジットカード」の選び方のポイントを紹介します。
- 売買手数料の安さ
- 投資信託の取扱銘柄数
- ポイントはあくまでおまけ
おすすめの組み合わせは、こちらの3点を踏まえて紹介しています。
それぞれについて、簡単に説明していきます。
売買手数料の安さ
NISA・投資信託については、売買手数料が無料であることが多いです。
しかし、NISA・投資信託以外の投資を始める可能性を踏まえると、それ以外の手数料も証券会社選びのポイントになります。
手数料も馬鹿になりませんので、なるべく無料や安いところで。
投資信託の取扱銘柄数
クレカ積立をする投資信託の取扱商品数も重要です。
人気・定番の「S&P500・全世界株式(通称:オルカン)」の取り扱いがあるかは、多くの人にとって重要です。
また、この2つ以外を積み立てる場合であっても、取扱商品数が多い方が選択肢の幅が広がります。
人気・定番・無難な投資信託を積み立てましょう。
奇をてらう必要はありません。
ポイントはあくまでおまけ
クレカ積立は、投資でポイントがもらえるため、ユーザーにとってはありがたい限り。
しかし、ポイントはあくまでおまけと考えることをおすすめします。
なぜなら、クレカ積立の目的は、ポイントをもらうことではなく、投資・資産運用をすることだからです。
新NISAによる投資ブームで、ユーザーの囲い込み競争が激しくなっています。
そのため、キャンペーンやスマホのポイ活プランなどで、ポイント還元率のアピールが目立ちます。
しかし、そういったキャンペーンの変更や改悪がすでに起きています。
ポイント還元率も重要ですが、「そもそも証券会社としてどうか」という視点が、より重要と考えています。
ポイント還元率に踊らされず、ひたすら積み立て続けるのみ…!
まとめ|手数料・取扱銘柄数・ポイント還元率を踏まえてクレカ積立を始めましょう
NISAのクレカ積立用の証券会社・クレジットカードは、以下の3点を踏まえて検討しましょう。
- 売買手数料の安さ
- 投資信託の取扱銘柄数
- ポイントはあくまでおまけ
ポイント還元率は変更・改悪などが想定されるため、それ以外も考慮するのが良いと考えます
再度、おすすめの組み合わせ一覧を紹介します。
年会費無料クレジットカード:積立額月5万円以下
※年間100万円のカード利用が見込める場合は「三井住友カード ゴールド(NL)」もおすすめ
年会費無料クレジットカード:積立額月5万円超
※年間100万円のカード利用が見込める場合は「三井住友カード ゴールド(NL)」もおすすめ
年会費1万円前後のクレジットカード(ゴールド・プレミアム帯)
年会費3万円前後のクレジットカード(ブラック・プラチナ帯)
また「クレカ積立のためだけに新しいクレジットカードを作るのは面倒だな」と、個人的には感じます。
もともと利用しているクレジットカードや経済圏を基準に考えると、スムーズに投資を始められますよ。
早く始めて、複利の力を最大限利用するのがおすすめ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。