【早見表あり】PayPayカード ゴールドとシルバーの違い｜６項目で比較します

こんな疑問に答えます。

PayPayカード（シルバー）は、年会費が無料のクレジットカード。

PayPayカード ゴールドは、年会費が11,000円かかる上位ランクのクレジットカードです。

年会費がかかる分、PayPayカード ゴールドにはさまざまな特典があり、よりお得な面があります。

まず、PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールドの違いが分かる、比較早見表はこちら。

項目／クレジットカード		PayPayカード	PayPayカード ゴールド
デザイン
年会費		無料	11,000円
ポイント還元率	基本還元率	1.0％ ※200円ごとに１％	1.0％ ※200円ごとに１％
	公共料金支払い	1.0％	1.0％
	クレカ積立 （上限積立額／月）	0.7％ （10万円）	0.7％ （10万円）
発行～受取までの日数		１週間～10日	１週間～10日
利用可能枠（最大）		不明	不明
国際ブランド		VISA MasterCard JCB	VISA MasterCard JCB
ETCカード		550円	無料
付帯保険	旅行	ー	〇 （国内・海外）
	ショッピング	ー	〇
空港ラウンジ		ー	〇 （国内・ハワイ）
その他の主な特典 経済圏のメリット		・スマホ料金割引（ソフトバンク・ワイモバイル）	・スマホ料金割引（ソフトバンク・ワイモバイル） ・利用料金10％還元（スマホ・ネット） ・LYPプレミアム
申し込み条件		・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入	・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入

PayPayカード ゴールドの方が保険や特典などが充実しています。

しかし、使い方によっては年会費分の元を取れない可能性もあるため、特典内容などを把握しておく必要があります。

この記事で詳しく比較する項目は、以下の６項目です。

PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールドのどちらを選ぶか悩んでいる人に向けて、各カードの比較・PayPayカード ゴールドがお得になる使い方・それぞれどんな人におすすめかを分かりやすく解説していきます。

最後まで読むことで、PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールドのどちらを選ぶかの参考になりますよ。

それでは、よろしくお願いします。

PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールドを６項目で比較

PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールドについて、以下の６項目で比較していきます。

それぞれについて説明していきます。

①年会費・申し込み条件

PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールドの「年会費・申し込み条件」は以下の通り。

クレジットカード	年会費	申し込み条件
PayPayカード（シルバー）	無料	・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入
PayPayカード ゴールド	11,000円	・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入

申し込み条件は同じですが、PayPayカード ゴールドは年会費が11,000円かかります。

②ポイント還元率

ポイント還元率は、さらに以下の３つについて比較します。

それぞれについて、簡単に紹介していきます。

基本還元率

基本還元率は、PayPayカード（シルバー）・PayPayカード ゴールドともに「1.0％」です。

年会費無料のPayPayカード（シルバー）でも、高い還元率を受けられます。

また、PayPayステップによって、シルバーなら「1.5％」、ゴールドなら「2.0％」まで還元率を上げることができます。

PayPayステップの詳しい条件は、公式サイトからご確認ください。

PayPayカードは、200円ごとに１％付与されます。

クレカ積立（NISA）

投資を始めようと考えている人は、クレジットカード積立によるポイント還元率も重要です。

クレカ積立による還元率と、PayPay証券の基本情報をまとめた表がこちら。

積み立ては「数十年単位で継続」していくのが鉄則なので、キャンペーン（期間中・入会12ヶ月間など）のポイント還元率は考慮していません。

項目		PayPayカード（シルバー） ＆PayPay証券	PayPayカード ゴールド ＆PayPay証券
クレカ積立 （投資信託）	ポイント還元率	0.7％	0.7%
	上限積立額／月	10万円
国内株式売買手数料 （現物・信用取引手数料）		基準価格に0.5％を乗じた価格 ※投資信託：無料
本数	投資信託	687本
	つみたて投資枠	35本
口座開設数		123万超
外国株		米国株：226銘柄

シルバーでもゴールドでもポイント還元率は「0.7％」です。

ゴールドカードでポイント還元率が上がらないのは残念なところ。

証券会社	クレカ積立のポイント還元率 ※月５万円まで
マネックス証券	1.1％
楽天証券	0.5％
auカブコム証券	0.5%
PayPay経済圏	0.7％
SBI証券	0.5％

逆に、年会費無料のクレジットカードで、ポイント還元率「0.7％」は高水準です。

積立額ごとに、「もらえるポイント（年間）」を表にしていますので、参考にしてください。

積立額／もらえるポイント（年間）	PayPayカード＆PayPay証券 ※シルバー・ゴールド同じ （還元率 0.7％）
１万円／月 （年間12万円）	840
２万円／月 （年間24万円）	1,680
３万円／月 （年間36万円）	2,520
５万円／月 （年間60万円）	4,200
７万円／月 （年間84万円）	5,880
10万円／月 （年間120万円）	8,400

NISAのクレカ積立の面では、PayPayカード ゴールドにする理由はありません。

ネットショッピングサイト

PayPayカードは、Yahoo!ショッピングやLOHACOで５％のポイント還元が受けられます。

PayPayカード ゴールドは特典「LYPプレミアム」によって、ポイント還元率が「７％」まで上がります。

Yahoo!ショッピングやLOHACOをよく使う場合、ゴールドの方がお得です。

LYPプレミアムのその他の特典については、後述しています

③ETCカード

ETCカードの年会費は下記の通り。

項目	PayPayカード（シルバー）	PayPayカード ゴールド
ETCカード	550円	無料

PayPayカード ゴールドのみ年会費が無料です。

PayPayカード（シルバー）は、利用条件による年会費免除もありません。

④付帯保険

付帯保険の比較は以下の通り。

クレジットカード	付帯保険
	国内旅行保険	海外旅行保険	ショッピング・動産保険
PayPayカード（シルバー）	ー	ー	ー
PayPayカード ゴールド	〇 （最高5,000万円）	〇 （最高1億円）	〇 （最高300万円）

PayPayカード（シルバー）には付帯保険がありません。

PayPayカード ゴールドは、旅行保険・ショッピングに関する保険の両方が付帯します。

⑤空港ラウンジ

利用できる空港ラウンジの比較は、以下の通り。

項目	PayPayカード（シルバー）	PayPayカード ゴールド
空港ラウンジ	ー	〇 （国内・ハワイ）

PayPayカード（シルバー）は、利用できる空港ラウンジはありません。

PayPayカード ゴールドは、国内（33空港：45ヶ所）・ハワイ（１ヶ所）の空港ラウンジが利用可能です。

特典の内容や利用できる空港ラウンジは、以下の公式サイトから確認できます。

⑥その他の特典

PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールドには、その他にも以下のような特典があります。

ワイモバイルのシンプル２ＳにPayPayカード割を適用した場合、割引率は約８％（187円 ÷ 2,365円＝0.079…）。

「LINEMO」は、PayPayカード割の対象外な点は要注意です。

また、PayPayカード ゴールドには、その他に主な特典・メリットが以下の３つあります。

詳細は、次見出しの「PayPayカード ゴールドがお得になる使い方」で紹介していきます。

PayPayカード ゴールドがお得になる使い方は？

PayPayカード ゴールドの年会費11,000円の元を取るためには、以下の２つの特典をうまく使う必要があります。

それぞれの内容について紹介していきます。

LYPプレミアム

引用元：https://premium.yahoo.co.jp/entry/order/top?ex=P_6004.C_C0sitAJO

ポイント還元率でも軽く触れましたが、PayPayカード ゴールドは「LYPプレミアム」が無料で利用できます。

LYPプレミアムの特典は、主に以下の５つ。

その他に、LINEの対象スタンプ使い放題なども含まれています。

月額508円が無料で利用できるので、積極的に活用するのがおすすめ。

ワイモバイルユーザーも無料で利用できます

スマホ・ネット：利用料金の最大10％ポイント還元

PayPayカード ゴールドでスマホ・ネットサービス（ソフトバンクグループ）の利用料金を支払うと、最大10％ポイント還元されます（利用額1,000円（税抜）ごとに10％ポイント還元）。

ポイント還元率が高いため、PayPayカード ゴールドの年会費を大きく回収できます。

対象サービスとポイント還元率は以下の通り。

対象サービス	ポイント還元率
	PayPayカード ゴールド	PayPayカード（シルバー）
ソフトバンク	10％	1.5％
ワイモバイル	10％ （2025年２月請求分～ ※１）	1.0％
Softbank光・Air	10％	1.0％

表内補足事項
※１ 2025年１月請求分までのポイント還元率は「３％」です。
※２ 付与されるポイントは「ソフトバンクポイント」で、PayPayポイントへの交換可能です。
※３ ポイント還元は、1,000円（税抜）ごとにポイントを計算しています（端数切捨て）。
例：利用料金8,750円なら、800ポイント（100ポイント×8、端数750円はポイント還元なし）

ソフトバンクでんきの利用料金に対しても、最大３％のポイントが還元されます。
還元率が高くないため、今回は割愛しています。

また、以下のサービスについて、利用状況に応じてもらえるポイントを表にまとめました。

家族割やインターネット回線割なども場合分けしていますので、ご自身の利用状況を参照してください。

ペイトク無制限を割引なしで利用している場合は、それだけで年間9,600ポイントが還元されます。

また、Softbank光・Airを利用している場合、スマホ料金の割引も適用（おうち割光セット）。

組み合わせによっては、年会費分の元を取ることができます。

PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールド｜どんな人におすすめ？

それぞれどんな人におすすめか、特徴をまとめると以下の通り。

基本の還元率が同じため、PayPayカード ゴールドの特典を使えるかどうかがもっとも重要なポイントです。

スマホプランとしてコスパの良い「ワイモバイル」を利用している場合は、PayPayカード ゴールドの恩恵が小さいため、基本的にはPayPayカード（シルバー）がおすすめ。

まとめ｜PayPayカード ゴールドは特典が充実｜ソフトバンク・Softbank光ユーザーなら、PayPayカード ゴールドがおすすめ

PayPayカード（シルバー）とPayPayカード ゴールドでは、特典の内容が大きく違います。

ソフトバンク・Softbank光ユーザーなら、お得に使える可能性が高いため、PayPayカード ゴールドの方がおすすめです。

冒頭の比較早見表を再度紹介します。

項目／クレジットカード		PayPayカード	PayPayカード ゴールド
デザイン
年会費		無料	11,000円
ポイント還元率	基本還元率	1.0％ ※200円ごとに１％	1.0％ ※200円ごとに１％
	公共料金支払い	1.0％	1.0％
	クレカ積立 （上限積立額／月）	0.7％ （10万円）	0.7％ （10万円）
発行～受取までの日数		１週間～10日	１週間～10日
利用可能枠（最大）		不明	不明
国際ブランド		VISA MasterCard JCB	VISA MasterCard JCB
ETCカード		550円	無料
付帯保険	旅行	ー	〇 （国内・海外）
	ショッピング	ー	〇
空港ラウンジ		ー	〇 （国内・ハワイ）
その他の主な特典 経済圏のメリット		・スマホ料金割引（ソフトバンク・ワイモバイル）	・スマホ料金割引（ソフトバンク・ワイモバイル） ・利用料金10％還元（スマホ・ネット） ・LYPプレミアム
申し込み条件		・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入	・18歳以上（高校生を除く） ・安定した継続収入

また、どちらにするか迷ったら、以下を参考にしてください。

また、最初はPayPayカード（シルバー）を発行し、あとからランクアップすることも可能です。

ランクアップを検討している場合は、PayPayカード ゴールドがお得になる使い方を参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。