【早見表あり】楽天モバイルとLINEMOを５項目から比較します

こんな疑問に答えます。

楽天モバイルとLINEMOは、どちらもおすすめできるスマホの料金プランです。

まず、全体の比較を知りたい人向けの早見表はこちらです。

スマホプラン		楽天モバイル （Rakuten最強プラン）	LINEMO
データ量 （音声SIM）		使い放題 （料金変動制）	・ベストプラン：3GB～10GB ・ベストプランＶ：30GB
月額料金	～3GB	1,078円	990円
	～10GB	2,178円	2,090円
	～20GB		2,970円
	～30GB	3,278円
	30GB～		ー
データ繰越		ー	ー
デザリング		〇 （容量制限なし）	〇
無料通話		無料 （専用アプリ）	ベストプランＶ：５分無料
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		無料 （専用アプリ）	ー
かけ放題オプション		15分無料：1,100円 ※専用アプリ外の通話	・５分無料：550円 ・かけ放題：1,650円 ※ベストプランＶ：1,100円
キャリアメール		〇	ー
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （無料）	ー
割引・特典		・家族割 ・SPU＋4倍	・LINEギガフリー
eSIM		〇	〇
海外ローミング		〇 （2GBまで）	〇 （有料）
口座振替		〇	〇

また、この記事で詳しく比較する項目は、以下の５項目です。

楽天モバイルとLINEMOのどちらを選ぶか悩んでいる人に向けて、５項目の比較や選び方を分かりやすく解説していきます。

最後まで読むことで、楽天モバイルとLINEMOのどちらを選べばいいかの参考になりますよ。

それでは、よろしくお願いします。

楽天モバイルとLINEMO：５項目で比較

楽天モバイルとLINEMOについて、以下の５項目を比較していきます。

それぞれについて説明していきます。

①料金と割引制度

楽天モバイルとLINEMOのデータ容量ごとの料金はこちら。

スマホプラン		楽天モバイル （Rakuten最強プラン）	LINEMO
月額料金	～3GB	1,078円 ※最大110円割引：968円	990円
	～10GB	2,178円 ※最大110円割引：2,068円	2,090円
	～20GB		2,970円
	～30GB	3,278円 ※最大110円割引：3,168円
	30GB～		ー

楽天モバイルはプランが１つで、使ったデータ量に応じて料金が変動します。

LINEMOは、データ量ごとに２つのプランから選べます。

ベストプランは、以下のようにデータ量によって料金が変動するプランです。

続いて、割引制度について紹介していきます。

楽天モバイルの割引制度

楽天モバイルには、「最強家族プログラム」という家族割があります。

親戚・同性パートナー・事実婚なども対象で、最大20回線まで全員110円引き。

割引としては大きくないものの、もともとの料金が安いのでおまけ程度に考えましょう。

LINEMOの割引制度

LINEMOには、割引制度がありません。

複雑な割引条件などもなく、分かりやすいプランと捉えることもできます。

②通信品質

楽天モバイルの通信品質・速度について、不安に思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、通信エリアの人口カバー率も99％を超えていて、繋がりにくいことも少なくなっています。

また、LINEMOはソフトバンクの格安プランの立ち位置。

自社回線を使ったサービスのため、いわゆる格安SIMと比べると、繋がりやすさも速度も上です。

通信品質面で、楽天モバイルとLINEMOに大きな差はありません。

以下は、私が利用している３回線の通信速度です。

ほぼ同時刻で計測していますが、結果は「楽天モバイル ＞ ahamo ＞ ワイモバイル」となっています。

ahamo・ワイモバイルは、5Gに繋がっていません…

それぞれ「通信エリア・マップ」ページがあるので、公式サイトから確認するのがおすすめです。

③通話料金・かけ放題

楽天モバイルとLINEMOの通話料金・かけ放題の比較は以下の通り。

スマホプラン	楽天モバイル （Rakuten最強プラン）	LINEMO
無料通話	無料 （専用アプリ）	ベストプランＶ：５分無料
通話料	22円／30秒	22円／30秒
家族間通話	無料 （専用アプリ）	ー
かけ放題オプション	15分無料：1,100円 ※専用アプリ外の通話	・５分無料：550円 ・かけ放題：1,650円 ※ベストプランＶ：1,100円

楽天モバイルは、専用アプリ「Rakuten Link」の使用で通話料無料です。

また、LINEMOのベストプランＶは、５分までの通話が何度でも無料です。

通話料金面で考えると、無料の楽天モバイルが圧倒的。

ただ、品質はLINE通話と同程度という意見が多いようです。

ビジネス用途などには不向きなので、その場合は、かけ放題オプションなどを考える必要があります。

④サポート体制

楽天モバイルとLINEMOのサポート体制の比較は以下の通り。

スマホプラン		楽天モバイル （Rakuten最強プラン）	LINEMO
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （無料）	－

LINEMOの申し込みや手続きは、オンラインのみです。

オンラインでの申し込み、スマホの操作やデータ移行が苦手な方は、楽天モバイルの方がおすすめです。

⑤経済圏のメリット

最後に、経済圏のメリットを比較していきます。

経済圏とは：同じ企業のサービスをまとめて使うことで、高いポイント還元などを受けること。
参考記事：【2025年最新】経済圏はどこがいい？おすすめや選び方も紹介します

スマホ回線だけで決めるのではなく、「経済圏としてどうか」という比較も重要です。

それぞれについて、簡単に説明していきます。

楽天モバイルによる楽天経済圏のメリット

楽天経済圏では、楽天市場でのポイント還元率を上げることが重要です（SPU（スーパーポイントアッププログラム））。

SPUのポイント還元率を最大の17.5％にするためには、多くのサービスを利用する必要があります（楽天カード：0.5％、楽天銀行：0.5％など）。

しかし、楽天モバイルは、１つのサービスで４％もポイント還元率を上げることができます。

また、楽天モバイルユーザーは、以下のエンタメサービスを無料で使えます。

バスケ・野球・音楽を楽しみたいには嬉しい特典です。

LINEMOによるPayPay経済圏のメリット

LINEMOによるPayPay経済圏のメリットはほとんどありません。

引用元：https://www.linemo.jp/service/line_free/

PayPay経済圏（LINE・Yahoo!・ソフトバンク系）のメリットとしては、LINEギガフリーがあります。

LINEギガフリーは、LINEのトーク・通話（音声通話・ビデオ通話）をデータ消費ゼロで使用可能です。

毎月のデータ量を使い切っても、LINEアプリはサクサク使えます。

その他のメリットとしては、乗り換え（MNP）や新規契約時に「PayPayポイント（7,000～20,000円分）」がもらえるくらいです。

ただ、楽天モバイルでも同様のキャンペーンは行われています（キャンペーン・特典 | 楽天モバイル）。

もらえるポイントは「キャンペーンや時期」によって異なりますので、必ず公式サイトでご確認ください。

楽天モバイルとLINEMO：選び方は「３つの視点」で考える

楽天モバイルとLINEMOのどちらを選ぶか、おすすめする選び方の視点は以下の３つ。

それぞれについて紹介していきます。

①楽天ユーザー or PayPayユーザー

経済圏のメリットでも説明した通り、同グループのサービスを併用するほうがメリットがあります。

楽天ユーザー（楽天市場・楽天カードなど）なら、楽天モバイル。

PayPayユーザー（Yahoo!ショッピング・PayPayカードなど）なら、LINEMO。

②実店舗でのサポートが必要かどうか

LINEMOの申し込みや手続きは、オンラインのみです。

スマホ操作が苦手な方や機種変更が自分でできない方は、LINEMOにするハードルは高いです。

実店舗でのサポートが必要な場合は、楽天モバイルがおすすめ。

調べても分からなかった場合に、サポートしてもらえるかどうかは重要です。

③データ容量・料金（各種割引）

データ容量・料金（各種割引）は、もっとも重要なポイントです。

スマホプラン		楽天モバイル （Rakuten最強プラン）	LINEMO
データ量 （音声SIM）		使い放題 （料金変動制）	・ベストプラン：3GB～10GB ・ベストプランＶ：30GB
月額料金	～3GB	1,078円 ※最大110円割引：968円	990円
	～10GB	2,178円 ※最大110円割引：2,068円	2,090円
	～20GB		2,970円
	～30GB	3,278円 ※最大110円割引：3,168円
	30GB～		ー
無料通話		無料 （専用アプリ）	ベストプランＶ：５分無料
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		無料 （専用アプリ）	ー
かけ放題オプション		15分無料：1,100円 ※専用アプリ外の通話	・５分無料：550円 ・かけ放題：1,650円 ※ベストプランＶ：1,100円

料金比較表から、以下のパターンが考えられます。

金額差はわずかですが、楽天モバイルの「最強家族プログラム」を適用できるかどうかで、より安いプランが変わります。

家族割にかかわらず、データ量「20GB超～30GB」なら、料金面ではLINEMO（ベストプランＶ）がおすすめ。

また、通話面では「Rakuten Link」で無料通話できる楽天モバイルの方が、コスパが良いです。

まとめ｜楽天モバイルとLINEMOは「データ量・実店舗・経済圏」で選ぶのがおすすめ

楽天モバイルとLINEMOは「データ量・実店舗・経済圏」で選ぶのがおすすめです。

どちらもコスパの良いプランで、キャリアの使い放題プランから乗り換えると、月2,000円～5,000円ほど安くなります。

冒頭の比較早見表を再度紹介します。

スマホプラン		楽天モバイル （Rakuten最強プラン）	LINEMO
データ量 （音声SIM）		使い放題 （料金変動制）	・ベストプラン：3GB～10GB ・ベストプランＶ：30GB
月額料金	～3GB	1,078円	990円
	～10GB	2,178円	2,090円
	～20GB		2,970円
	～30GB	3,278円
	30GB～		ー
データ繰越		ー	ー
デザリング		〇 （容量制限なし）	〇
無料通話		無料 （専用アプリ）	ベストプランＶ：５分無料
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		無料 （専用アプリ）	ー
かけ放題オプション		15分無料：1,100円 ※専用アプリ外の通話	・５分無料：550円 ・かけ放題：1,650円 ※ベストプランＶ：1,100円
キャリアメール		〇	ー
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （無料）	ー
割引・特典		・家族割 ・SPU＋4倍	・LINEギガフリー
eSIM		〇	〇
海外ローミング		〇 （2GBまで）	〇 （有料）
口座振替		〇	〇

また、選び方の視点について、改めてまとめると以下の通り。

スマホプランのみ比較するのではなく、経済圏も考慮するのがおすすめ。

それぞれの経済圏について詳しく知りたい人は、ぜひこちらもご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。