【要点まとめ】楽天モバイルのメリット・デメリットをユーザーが解説します
スマホの乗り換え先で「楽天モバイル」が気になった。
メリットとデメリットが知りたい。
楽天モバイルがおすすめな人はどんな人だろう。
逆に、当てはまらない人のおすすめの選択肢も教えてほしい!
こんな疑問に答えます。
楽天モバイルは、楽天が提供するコスパの良いスマホ料金プランです。
「データ使い放題で月額3,278円」と、多くの人におすすめできます。
楽天経済圏のため、サブ回線で利用しています。
まず結論ですが、楽天モバイルのメリット・デメリットはこちら。
楽天モバイルのメリット
- データ使い放題・月額3,278円でコスパ〇
- 使った分に応じて料金が変動する
- 専用アプリで通話無料
- 海外ローミング:無料(2GBまで)
- 楽天市場でポイントが貯まる(SPU)
- クラウドストレージが50GB無料
- 楽天グループのエンタメサービスが無料
- 実店舗で対応・サポート可能
楽天モバイルのデメリット
- 割引は家族割(110円)のみ
- Rakuten Linkの品質が微妙
- データ量をあまり使わない人はメリットが小さい
- 楽天市場を使わない人はメリットが小さい
- エリア・速度・繋がりやすさが3大キャリアより劣る(?)
「楽天モバイルはデメリットが多い・やめとけ」という意見もありますが、それを上回るメリットがあると考えています。
2025年1月現在、もっともおすすめしたいスマホ料金プランです。
また、料金プランの基本情報は以下の通りです。
項目 | 楽天モバイル |
---|---|
データ量:月額料金 (料金変動制) | ~3GB:1,078円 |
3GB~20GB:2,178円 | |
20GB~使い放題:3,278円 | |
データ繰越 | ー |
デザリング | 〇 (容量制限なし) |
無料通話 | 無料 (専用アプリ) |
通話料 | 22円/30秒 |
家族間通話 | 無料 (専用アプリ) |
かけ放題オプション | 15分無料:1,100円 ※専用アプリ外の通話 |
キャリアメール | 〇 |
店舗契約 (契約事務手数料) | 〇 (無料) |
割引・特典 | ・家族割 ・SPU+4倍 |
eSIM | 〇 |
海外ローミング | 〇 (2GBまで) |
口座振替 | 〇 |
公式サイト | 楽天モバイル |
この記事では、楽天モバイルのメリット・デメリットを踏まえて、楽天モバイルがおすすめな人・おすすめではない人向けの他の選択肢についても紹介しています。
最後まで読むことで、メリット・デメリットを把握し、スマホプランを「楽天モバイル」にするかどうかの参考になりますよ。
それでは、よろしくお願いします。
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「楽天モバイル」のメリット
楽天モバイルの主なメリットは、以下の8つです。
- データ使い放題・月額3,278円でコスパ〇
- 使った分に応じて料金が変動する
- 専用アプリで通話無料
- 海外ローミング:無料(2GBまで)
- 楽天市場でポイントが貯まる(SPU)
- クラウドストレージが50GB無料
- 楽天グループのエンタメサービスが無料
- 実店舗で対応・サポート可能
それぞれについて説明していきます。
データ使い放題・月額3,278円でコスパ〇
楽天モバイルは、データ使い放題・月額3,278円でコスパが良いです。
キャリアのデータ使い放題プランとの比較は以下の通り。
プラン | 月額料金 | 月額料金 (割引最大適用) |
---|---|---|
楽天モバイル | 3,278円 | 3,168円 |
eximo ポイ活 | 10,615円 | 8,228円 |
eximo | 7,315円 | 4,928円 |
auマネ活プラン+ | 8,778円 | 7,678円 |
使い放題MAX | 7,485円 | 4,928円 |
ペイトク無制限 | 9,625円 | 7,128円 |
メリハリ無制限+ | 7,425円 | 4,928円 |
各社の割引を適用しても、楽天モバイルの方が1,700円以上も安く使えます。
データ使い放題でコスパを求めるなら、楽天モバイルがおすすめです。
使った分に応じて料金が変動する
楽天モバイルは、使った分に応じて料金が変動するプランです。
データ量 | 月額料金 |
---|---|
3GB以下 | 1,078円 |
3GB超~20GB以下 | 2,178円 |
20GB超~使い放題 | 3,278円 |
データ量をあまり使わなかった場合は、しっかり料金が下がります。
専用アプリで通話無料
専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、通話は無料です。
誰とでもかけ放題で通話でき、海外から日本への通話も無料。
データも通話もコスパは楽天モバイルが最強。
海外ローミング(2GB):無料
楽天モバイルは、海外ローミング設定をONにするだけで、海外でもそのまま使うことができます。
- 楽天モバイル:データ量2GBまで
- ドコモ:制限なし(プランのデータ量まで)
- au:別途有料
- UQモバイル:別途有料
- ソフトバンク:別途有料
- ワイモバイル:別途有料
- イオンモバイル:不可
データ量は「2GB」までと制限がありますが、海外利用には別料金が発生するプランが多いです。
対応エリアは、下記公式サイトから確認できます。
楽天市場でポイントが貯まる(SPU)
楽天市場は、楽天グループサービスの利用によって、ポイント還元率が最大17.5%になります(SPU(スーパーポイントアッププログラム))。
楽天モバイルもSPU対象のサービスで、ポイント還元率を「4%」も上げることができます。
他のサービスでは「0.5%や1%」しか上がらないので、効率良くポイント還元率を上げることができます。
クラウドストレージが50GB無料
楽天モバイルユーザーは、楽天ドライブ(クラウドストレージ)が50GB分無料で使えます。
データのバックアップやスマホの空き容量確保などに使えます。
サービス | データ量 | 月額料金 |
---|---|---|
iCloud+ | 5GB | 無料 |
50GB | 150円 | |
200GB | 450円 | |
2TB | 1,500円 | |
Google One | 15GB | 無料 |
100GB | 250円 | |
2TB | 1,300円 |
利用者の多い「iCloud+・Google One」の価格は、上記の通り。
楽天グループのエンタメサービスが無料
楽天モバイルユーザーは、以下のエンタメサービスが無料で使えます。
- NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル
- Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル
- 楽天ミュージック(5時間/30日間)
バスケ・野球・音楽を楽しみたいには嬉しい特典です。
実店舗で対応・サポート可能
楽天モバイルは、実際の店舗で手続きやサポートを受けることができます。
オンラインで自分で手続きをするのが苦手な方には、大事な点です。
お住まいの地域の近くにも店舗があるか、公式サイトで検索でき、そのまま来店予約も可能です。
「楽天モバイル」のデメリット
楽天モバイルの主なデメリットは、以下の5つです。
- 割引は家族割(110円)のみ
- Rakuten Linkの品質が微妙
- データ量をあまり使わない人はメリットが小さい
- 楽天市場を使わない人はメリットが小さい
- エリア・速度・繋がりやすさが3大キャリアより劣る(?)
それぞれについて説明していきます。
割引は家族割(110円)のみ
楽天モバイルは、ネット回線セット割などがなく、家族割(110円)のみ。
元の料金が安いとはいえ、残念なところです。
ただ、楽天ひかり(楽天のインターネット回線)をあわせて利用すると、楽天ひかりの基本料金が6ヶ月無料になるキャンペーンがあります。
インターネット回線が必要なら、あわせて検討するのがおすすめです。
Rakuten Linkの品質が微妙
メリットとした「Rakuten Link」による通話無料ですが、品質は、LINE通話と同程度という意見が多いようです。
ビジネス用途などには不向きなので、その場合は別途かけ放題オプションを付ける必要があります。
友達や家族との通話であれば、Rakuten Linkで十分かと。
データ量をあまり使わない人はメリットが小さい
データ量をいくら使っても、料金の上限は「3,278円」なので、使えば使うほどお得になります。
ただ、データ量をあまり使わない人にとっては、そのメリットは無意味。
例えば、データ量「3GB」で足りるなら、「LINEMO・irumo」の方が安くなる可能性もあります。
料金面は、見出し「おすすめの人や他の選択肢」で詳しく紹介しています。
楽天市場を使わない人はメリットが小さい
楽天モバイル利用で、楽天市場のポイント還元率が大きく上がります。
しかし、ネットショッピングで楽天市場を使わない場合、そのメリットはないと同じ。
そのため、楽天モバイルに乗り換えるなら、ネットショッピングも楽天市場を使うとお得です。
また、Amazonならドコモ系、Yahoo!ショッピングならソフトバンク系のスマホプランがおすすめ。
経済圏であわせましょう。
エリア・速度・繋がりやすさが3大キャリアより劣る(?)
楽天モバイルも4つ目のキャリアとなり、プラチナバンドも取得しました。
ただ、ドコモ・au・ソフトバンクと比べると「エリア・速度・繋がりやすさが劣る」といった不満の声があります。
利用状況・環境によって変わるため、これだけでおすすめできないとは言えません。
そのため、見出しには「?」を付けています。
以下は、私が利用している3回線の通信速度です。
ほぼ同時刻で計測していますが、結果は「楽天モバイル > ahamo > ワイモバイル」となっています。
また、ahamo・ワイモバイルは、5Gに繋がってすらいません…
状況やタイミングによって、速度はかなり変わります。
あくまで参考程度にお願いします。
不安な方は、念のため公式サイトから通信エリアを確認するのがおすすめです。
楽天モバイルがおすすめな人や他の選択肢は?
楽天モバイルがおすすめな人は、以下の通りです。
- とにかくコスパの良いプランを探している
- 楽天市場を利用している(楽天経済圏)
- 無料通話を利用したい
- 毎月のデータ量にバラつきがある
楽天モバイル最大の魅力は、圧倒的なコスパです。
データ量にかかわらず、楽天モバイルより安いプランはほとんどありません。
他の選択肢を検討したい人向けに、条件ごとのおすすめプランを紹介します。
小容量のコスパが良いプラン
小容量(3GB~4GB)でコスパが良いプランは、以下の4つです(比較として、楽天モバイルも加えています)。
プラン (公式サイトに飛びます) | データ量 | 月額料金 | 月額料金 (割引最大適用) |
---|---|---|---|
irumo | 3GB | 2,167円 | 880円 |
LINEMO (ベストプラン) | 3GB | 990円 | 990円 |
ワイモバイル (シンプル2S) | 4GB | 2,365円 | 1,078円 |
UQモバイル (ミニミニプラン) | 4GB | 2,365円 | 1,078円 |
楽天モバイル | 3GB | 1,078円 | 968円 |
特にドコモ「irumo」は、割引を適用すると楽天モバイルよりも安くなるため、おすすめ度が高いです。
中容量のコスパが良いプラン
中容量(6GB~30GB)でコスパが良いおすすめのプランは、以下の5つです(比較として、楽天モバイルも加えています)。
プラン (公式サイトに飛びます) | データ量 | 月額料金 | 月額料金 (割引最大適用) |
---|---|---|---|
LINEMO (ベストプラン・ベストプランV) | 10GB | 2,090円 | 2,090円 |
30GB | 2,970円 | 2,970円 | |
irumo (6GB・9GB) | 6GB | 2,827円 | 1,540円 |
9GB | 3,377円 | 2,090円 | |
ahamo | 30GB | 2,970円 | 2,970円 |
ワイモバイル (シンプル2 M・L) | 30GB | 4,015円 | 2,178円 |
UQモバイル (トクトクプラン・コミコミプラン+) | 15GB | 3,465円 | 2,178円 |
30GB ※キャンペーン中:33GB | 3,278円 | 3,278円 | |
楽天モバイル | 20GB | 2,178円 | 2,068円 |
データ量「10GB」までなら、LINEMOがコスパが高くおすすめです。
データ量の幅があるので、毎月のデータ量を確認し、適切なデータ量のプランを選びましょう。
データ使い放題プランを選びたい
データ使い放題プランを選びたい場合は、以下のプランがおすすめです(比較として、楽天モバイルも加えています)。
プラン (公式サイトに飛びます) | 月額料金 | 月額料金 (割引最大適用) |
---|---|---|
eximo ポイ活 | 10,615円 | 8,228円 |
auマネ活プラン+ | 8,778円 | 7,678円 |
ペイトク無制限 | 9,625円 | 7,128円 |
楽天モバイル | 3,278円 | 3,168円 |
当ブログでは、基本的にスマホのポイ活プランはおすすめしていません。
理解した上で、うまく使わないと、高すぎる基本料金を払うだけになっていまいます。
表の通り、コスパ面では「楽天モバイル」が圧倒的におすすめです。
私の利用環境では、通信速度にも全く不満がありません。
併用している「ahamo・ワイモバイル」よりも早いくらいです。
まとめ|楽天モバイルはデータ量かかわらず圧倒的な高コスパの料金プラン
楽天モバイルは、データ量にかかわらず圧倒的な高コスパの料金プランです。
キャリアのデータ使い放題プランから乗り換えると、毎月5,000円ほど安くなります。
冒頭の基本情報などを再度紹介します。
項目 | 楽天モバイル |
---|---|
データ量:月額料金 (料金変動制) | ~3GB:1,078円 |
3GB~20GB:2,178円 | |
20GB~使い放題:3,278円 | |
データ繰越 | ー |
デザリング | 〇 (容量制限なし) |
無料通話 | 無料 (専用アプリ) |
通話料 | 22円/30秒 |
家族間通話 | 無料 (専用アプリ) |
かけ放題オプション | 15分無料:1,100円 ※専用アプリ外の通話 |
キャリアメール | 〇 |
店舗契約 (契約事務手数料) | 〇 (無料) |
割引・特典 | ・家族割 ・SPU+4倍 |
eSIM | 〇 |
海外ローミング | 〇 (2GBまで) |
口座振替 | 〇 |
公式サイト | 楽天モバイル |
また、楽天モバイルのメリット・デメリットは以下の通り。
楽天モバイルのメリット
- データ使い放題・月額3,278円でコスパ〇
- 使った分に応じて料金が変動する
- 専用アプリで通話無料
- 海外ローミング:無料(2GBまで)
- 楽天市場でポイントが貯まる(SPU)
- クラウドストレージが50GB無料
- 楽天グループのエンタメサービスが無料
- 実店舗で対応・サポート可能
楽天モバイルのデメリット
- 割引は家族割(110円)のみ
- Rakuten Linkの品質が微妙
- データ量をあまり使わない人はメリットが小さい
- 楽天市場を使わない人はメリットが小さい
- エリア・速度・繋がりやすさが3大キャリアより劣る(?)
そして、楽天モバイルがおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- とにかくコスパの良いプランを探している
- 楽天市場を利用している(楽天経済圏)
- 無料通話を利用したい
- 毎月のデータ量にバラつきがある
コスパ重視で料金プランを探しているなら、特におすすめです。
繰り返しになりますが、あなたの生活エリアで繋がるかどうかは、公式サイトから確認すると安心です。
人口カバー率は「99%」を超えていてるため、ほぼほぼ網羅していると思いますが…
最後に、他の選択肢を検討したい人向けに、条件ごとのおすすめプランを紹介します。
スマホプランのみで検討するのではなく、経済圏もあわせて考慮するのもおすすめです。
楽天経済圏について詳しく知りたい人は、ぜひこちらもご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【公式サイト】楽天モバイル