【早見表あり】ワイモバイルとドコモ「irumo」を４項目から比較します

こんな疑問に答えます。

ワイモバイルとドコモ「irumo」は、どちらもおすすめできるスマホの料金プランです。

まず、全体の比較を知りたい人向けの早見表はこちらです。

スマホプラン		ワイモバイル	irumo
データ量 （音声SIM）		・Ｓ：4GB ・Ｍ：30GB ・Ｌ：35GB	・0.5GB ・3GB ・6GB ・9GB
月額料金	～0.5GB	2,365円	550円
	～3GB		2,167円
	～4GB
	～6GB	4,015円	2,827円
	～9GB		3,377円
	～30GB		ー
	～35GB	5,115円	ー
データ繰越		〇	ー
デザリング		〇	〇
無料通話		Ｌ：10分無料	ー
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		ー	無料 ※ドコモ家族→irumo
かけ放題オプション		・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円	・５分無料：880円 ・かけ放題：1,980円
キャリアメール		ー	ー
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （3,850円）	〇 （3,850円）
割引・特典		・ネット回線セット割 ・家族割 ・PayPayカード割	・ネット回線セット割 ・ｄカードお支払い割 ※家族回線カウント
eSIM		〇	〇
海外ローミング		〇 （有料）	〇
口座振替		〇	〇

また、この記事で詳しく比較する項目は、以下の４項目です。

ワイモバイルとドコモ「irumo」のどちらを選ぶか悩んでいる人に向けて、４項目の比較や選び方を分かりやすく解説していきます。

最後まで読むことで、ワイモバイルとirumoのどちらを選べばいいかの参考になりますよ。

それでは、よろしくお願いします。

ワイモバイルとirumo：４項目で比較

ワイモバイルとirumoについて、以下の４項目を比較していきます。

それぞれについて説明していきます。

①料金と割引制度

ワイモバイルとirumoのデータ容量ごとの料金はこちら。

スマホプラン		ワイモバイル	irumo
データ量 （音声SIM）		・Ｓ：4GB ・Ｍ：30GB ・Ｌ：35GB	・0.5GB ・3GB ・6GB ・9GB
月額料金	～0.5GB	Ｓ：2,365円 ※最大1,287円割引：1,078円	550円
	～3GB		2,167円 ※最大1,287円割引：880円
	～4GB
	～6GB	Ｍ：4,015円 ※最大1,837円割引：2,178円	2,827円 ※最大1,287円割引：1,540円
	～9GB		3,377円 ※最大1,287円割引：2,090円
	～30GB		ー
	～35GB	Ｌ：5,115円 ※最大1,837円割引：3,278円	ー

ワイモバイルは、データ量ごとに３つのプランから選べます。

irumoは、データ量ごとに４つのプランから選べます。

データ量によって料金が変わるため、ご自身の必要なデータ量を確認することがプラン選びのポイントです。

続いて、その割引制度について紹介していきます。

ワイモバイルの割引制度

ワイモバイルには、以下３つの割引制度があります。

①PayPayカード割

毎月の料金をPayPayカードで支払うことで、187円の割引になります。

ゴールドカード・家族カードでも同様です。

②おうち割光セット

Softbank光（またはAir）とワイモバイルをセットで利用することで受けられる割引です。

シンプル２Ｓは1,100円、シンプル２ＭＬは1,650円の割引です。

自宅にネット回線が必要な場合は、あわせて利用するのがおすすめ。

③家族割引サービス

２回線目以降、１人あたり1,100円の割引です（最大９回線目まで）。

自宅にネット回線が不要な場合でも、２回線以上利用する場合に割引を受けられます。

おうち割光セットと家族割引サービスの併用はできません。

割引反映後の料金

最大の割引を適用すると、各プランの料金は以下の通り。

ワイモバイル （データ量）	月額料金	月額料金 （最大割引適用）
Ｓ：4GB	2,365円	1,078円 ※1,287円割引
Ｍ：30GB	4,015円	2,178円 ※1,837円割引
Ｌ：35GB	5,115円	3,278円 ※1,837円割引

PayPayカードでの支払いは簡単にできるため、ワイモバイルに乗り換えるなら、あわせて発行するのがおすすめです。

irumoの割引制度

irumoには、以下２つの割引制度があります。

それぞれについて簡単に紹介します。

①ｄカードお支払い割

毎月の料金をｄカードで支払うことで、187円の割引になります。

割引額は、月額料金によって変動ありません。

そのため、元の料金が安いプランの方が、割引率としては高くなります。

②ドコモ光セット割（home 5G セット割）

「自宅のインターネット」をセットで利用することで受けられる割引です。

3GB・6GB・9GBプランで、1,100円の割引です。

自宅にネット回線が必要な場合は、ドコモグループであわせて利用するのがおすすめ。

インターネットコースの対象サービスは、以下から確認できます。

割引反映後の料金

最大の割引を適用すると、各プランの料金は以下の通り。

irumo （データ量）	月額料金	月額料金 （最大割引適用）
0.5GB	550円	550円
3GB	2,167円	880円 ※1,287円割引
6GB	2,827円	1,540円 ※1,287円割引
9GB	3,377円	2,090円 ※1,287円割引

ｄカードでの支払いは簡単にできるため、irumoに乗り換えるなら、あわせて発行するのがおすすめです。

0.5GBプランは割引対象外です

②通信品質

ワイモバイルはソフトバンク、irumoはドコモの格安プランの立ち位置。

そのため、自社回線を使ったサービスで、いわゆる格安SIMと比べると繋がりやすさも速度も上です。

通信品質面で、ワイモバイルとirumoに大きな差はないと考えて良いと思います。

以下は、私が利用している３回線の通信速度です。

ほぼ同時刻で計測していますが、結果は「楽天モバイル ＞ ahamo ＞ ワイモバイル」となっています。

ahamo・ワイモバイルは、5Gに繋がっていません…

それぞれ「通信エリア・マップ」ページがあるので、念のため公式サイトから確認するのがおすすめです。

③通話料金・かけ放題

ワイモバイルとirumoの通話料金・かけ放題の比較は以下の通り。

スマホプラン	ワイモバイル	irumo
無料通話	Ｌ：10分無料	ー
通話料	22円／30秒	22円／30秒
家族間通話	ー	無料 ※ドコモ家族→irumo
かけ放題オプション	・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円 ※Ｌ：1,100円	・５分無料：880円 ・かけ放題：1,980円

ワイモバイルは、シンプル２Ｌのみ10分までの通話が何度でも無料です。

irumoには無料通話はありません。

また、irumoからドコモの家族へは通常の通話料な点は要注意です。

通話料金面で考えると、以下の２点からワイモバイルの方が少しお得です。

• Ｌプランの10分無料
• 880円オプションの通話無料時間はワイモバイルの方が長い

④経済圏のメリット

最後に、経済圏のメリットを比較していきます。

経済圏とは：同じ企業のサービスをまとめて使うことで、高いポイント還元などを受けること。
参考記事：【2025年最新】経済圏はどこがいい？おすすめや選び方も紹介します

スマホ回線だけで決めるのではなく、「経済圏としてどうか」という比較も重要です。

それぞれについて、簡単に説明していきます。

ワイモバイルによるPayPay経済圏のメリット

引用元：https://premium.yahoo.co.jp/entry/order/top?ex=P_6004.C_C0sitAJO

ワイモバイルを利用することで、LYPプレミアムが無料で利用できます。

LYPプレミアムの特典は、主に以下の５つ。

その他に、LINEの対象スタンプ使い放題なども含まれています。

月額508円が無料で利用できるので、積極的に活用するのがおすすめ。

また、割引制度でも紹介したように、ワイモバイルの料金をPayPayカードで支払うと、毎月187円の割引を受けられます。

つまり、ワイモバイル・PayPayカード・Yahoo!ショッピングをあわせて使うと、よりお得になります。

おうち割光セットも経済圏のメリットです

irumoによるドコモ経済圏のメリット

irumoによるドコモ経済圏のメリットは、割引制度でも紹介した、以下の２つの割引です。

「ｄショッピング（ドコモのネットショッピングサイト）でポイント還元率が上がる」などといったメリットはありません。

ワイモバイルとirumo：選び方は「２つの視点」で考える

ワイモバイルとirumoのどちらを選ぶか、おすすめする選び方の視点は以下の２つ。

それぞれについて紹介していきます。

①PayPayユーザー or ドコモユーザー

経済圏のメリットでも説明した通り、同グループのサービスを併用するほうがメリットが大きいです。

PayPayユーザー（Yahoo!ショッピング・PayPayカードなど）なら、ワイモバイル。

ドコモユーザー（ｄカード・ドコモ光など）なら、irumo。

②データ容量・通話・料金（各種割引）

データ容量・通話・料金（各種割引）は、もっとも重要なポイントです。

スマホプラン		ワイモバイル	irumo
データ量 （音声SIM）		・Ｓ：4GB ・Ｍ：30GB ・Ｌ：35GB	・0.5GB ・3GB ・6GB ・9GB
月額料金	～0.5GB	Ｓ：2,365円 ※最大1,287円割引：1,078円	550円
	～3GB		2,167円 ※最大1,287円割引：880円
	～4GB
	～6GB	Ｍ：4,015円 ※最大1,837円割引：2,178円	2,827円 ※最大1,287円割引：1,540円
	～9GB		3,377円 ※最大1,287円割引：2,090円
	～30GB		ー
	～35GB	Ｌ：5,115円 ※最大1,837円割引：3,278円	ー
無料通話		Ｌ：10分無料	ー
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		ー	無料 ※ドコモ家族→irumo
かけ放題オプション		・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円 ※Ｌ：1,100円	・５分無料：880円 ・かけ放題：1,980円

データ量ごとに住み分けできているため、基本的には「必要なデータ量」で選べばOK。

9GB超のデータ量が必要なら「ワイモバイル」一択になります。

逆に、データ量をあまり使わない人は、irumoの方がお得になりやすいです。

また、通話面は以下の通りです。

irumoには「10分無料通話オプション」がありませんのでご注意ください。

まとめ｜ワイモバイルとirumoは「経済圏・データ量」で選ぶのがおすすめ

ワイモバイルとirumoは「経済圏・データ量」で選ぶのがおすすめです。

冒頭の比較早見表を再度紹介します。

スマホプラン		ワイモバイル	irumo
データ量 （音声SIM）		・Ｓ：4GB ・Ｍ：30GB ・Ｌ：35GB	・0.5GB ・3GB ・6GB ・9GB
月額料金	～0.5GB	2,365円	550円
	～3GB		2,167円
	～4GB
	～6GB	4,015円	2,827円
	～9GB		3,377円
	～30GB		ー
	～35GB	5,115円	ー
データ繰越		〇	ー
デザリング		〇	〇
無料通話		Ｌ：10分無料	ー
通話料		22円／30秒	22円／30秒
家族間通話		ー	無料 ※ドコモ家族→irumo
かけ放題オプション		・10分無料：880円 ・かけ放題：1,980円	・５分無料：880円 ・かけ放題：1,980円
キャリアメール		ー	ー
店舗契約 （契約事務手数料）		〇 （3,850円）	〇 （3,850円）
割引・特典		・ネット回線セット割 ・家族割 ・PayPayカード割	・ネット回線セット割 ・ｄカードお支払い割 ※家族回線カウント
eSIM		〇	〇
海外ローミング		〇 （有料）	〇
口座振替		〇	〇

また、選び方の視点について、改めてまとめると以下の通り。

スマホプランのみ比較するのではなく、経済圏も考慮するのがおすすめ。

それぞれの経済圏について詳しく知りたい人は、ぜひこちらもご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。