【要点まとめ】ワイモバイルのメリット・デメリットをユーザーが解説します
スマホの乗り換え先で「ワイモバイル」が気になった。
メリットとデメリットが知りたい。
ワイモバイルがおすすめな人はどんな人だろう。
逆に、当てはまらない人のおすすめの選択肢も教えてほしい!
こんな疑問に答えます。
ワイモバイルは、ソフトバンクが提供する格安プランで、コスパの良いスマホの料金プランです。
3つのデータ量からプランを選べ、多くの人におすすめできます。
サブ回線で利用しています。
まず結論ですが、ワイモバイルのメリット・デメリットはこちら。
ワイモバイルのメリット
- 3つのプランから選べる
- 各種割引で安くなる
- LYPプレミアムが無料
- 通信速度・エリア
- データ繰り越しができる
- 実店舗の対応・サポート可能
ワイモバイルのデメリット
- 割引なしだとコスパは微妙
- データ使い放題プランはない
- 無料通話はLのみ付帯
- キャリアメールが使えなくなる
また、料金プランの基本情報は以下の通りです。
項目 | ワイモバイル |
---|---|
データ量:月額料金 | 【S】4GB:2,365円 |
【M】30GB:4,015円 | |
【L】35GB:5,115円 | |
データ繰越 | 〇 |
デザリング | 〇 |
無料通話 | L:10分無料 |
通話料 | 22円/30秒 |
家族間通話 | - |
かけ放題オプション | 10分無料:880円 かけ放題:1,980円 ※L:1,100円 |
キャリアメール | - |
店舗契約 (契約事務手数料) | 〇 (3,850円) |
割引・特典 | ・ネット回線セット割 ・家族割 ・PayPayカード割 |
eSIM | 〇 |
海外ローミング | 〇 (別途有料) |
口座振替 | 〇 |
公式サイト | ワイモバイル |
この記事では、ワイモバイルのメリット・デメリットを踏まえて、ワイモバイルがおすすめな人・おすすめではない人向けの他の選択肢についても紹介しています。
最後まで読むことで、メリット・デメリットを把握し、スマホプランを「ワイモバイル」にするかどうかの参考になりますよ。
それでは、よろしくお願いします。
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「ワイモバイル」のメリット
ワイモバイルの主なメリットは、以下の6つです。
- 3つのプランから選べる
- 各種割引で安くなる
- LYPプレミアムが無料
- 通信速度・エリア
- データ繰り越しができる
- 実店舗の対応・サポート可能
それぞれについて説明していきます。
3つのプランから選べる
ワイモバイルは、データ量ごとの3つのプランから選べます。
プランのデータ量と料金は以下の通り。
ワイモバイル | 月額料金 | ||
---|---|---|---|
プラン | データ量 | ||
シンプル2 | S | 4GB | 2,365円 |
M | 30GB | 4,015円 | |
L | 35GB | 5,115円 | |
無料通話 | L:10分無料 |
ご自身のデータ量に応じて、プランを選ぶことができます。
各種割引で安くなる
ワイモバイルは、以下の3つの割引で料金を安くできます。
- PayPayカード割:187円
- おうち割光セット:1,100円(S)、1,650円(M・L)
- 家族割引サービス:1,100円
※②と③は併用不可
それぞれについて簡単に紹介します。
①PayPayカード割
毎月の料金をPayPayカードで支払うことで、187円の割引になります。
ゴールドカード・家族カードでも同様です。
②おうち割光セット
Softbank光(またはAir)とワイモバイルをセットで利用することで受けられる割引です。
シンプル2Sは1,100円、シンプル2MLは1,650円の割引です。
自宅にネット回線が必要な場合は、あわせて利用するのがおすすめ。
③家族割引サービス
2回線目以降、1人あたり1,100円の割引です(最大9回線目まで)。
自宅にネット回線が不要な場合でも、2回線以上利用する場合に割引を受けられます。
割引反映後の料金
最大の割引を適用すると、各プランの料金は以下の通り。
ワイモバイル | 月額料金 | ||
---|---|---|---|
プラン | データ量 | ||
シンプル2 | S | 4GB | 2,365円 ※最大1,287円割引:1,078円 |
M | 30GB | 4,015円 ※最大1,837円割引:2,178円 | |
L | 35GB | 5,115円 ※最大1,837円割引:3,278円 | |
無料通話 | L:10分無料 |
PayPayカードでの支払いは簡単にできるため、ワイモバイルに乗り換えるなら、あわせて発行するのがおすすめです。
LYPプレミアムが無料
引用元:https://premium.yahoo.co.jp/entry/order/top?ex=P_6004.C_C0sitAJO
ワイモバイルを利用することで、LYPプレミアムが無料で利用できます。
LYPプレミアムの特典は、主に以下の5つ。
- Yahoo!ショッピング・LOHACO:ポイント還元率「+2%」
- 対象店舗で5%戻ってくる会員限定PayPayクーポン
- Yahoo!トラベル:ポイント還元率「+5%」
- Yahoo!オークションの出品時の便利機能
- お買いものあんしん補償
【公式サイト】LYPプレミアム(Y!mobile)
その他に、LINEの対象スタンプ使い放題なども含まれています。
月額508円が無料で利用できるので、積極的に活用するのがおすすめ。
Yahoo!ショッピング・LOHACOユーザーに大きなメリット。
通信速度・エリア
ワイモバイルは、ソフトバンクの回線の自社利用のため、通信速度やエリアは基本的に問題ありません。
いわゆる格安SIMと比べた場合は、速度・エリアともワイモバイルの方が良いと言えます。
以下は、私が利用している3回線の通信速度ですが、参考にどうぞ。
ほぼ同時刻で計測していますが、結果は「楽天モバイル > ahamo > ワイモバイル」となっています。
ワイモバイルがもっとも速度が出ていませんが、十分な速度。
状況やタイミングによって、速度はかなり変わります。
あくまで参考程度にお願いします。
不安な方は、念のため公式サイトからエリアを確認するのがおすすめです。
データ繰り越しができる
追加料金や申し込み不要で、余ったデータ量を翌月まで繰り越すことができます。
使わなかったデータが無駄になりにくいメリットです。
また、データの消費順は「前月のくりこしデータ>当月の規定容量>追加データ購入分」となっています。
プラン変更による繰り越しや注意事項は、下記ページから確認できます。
実店舗の対応・サポート可能
ワイモバイルは、実際の店舗で手続きやサポートを受けることができます。
オンラインで自分で手続きをするのが苦手な方には、大事な点です。
全国で2,000店以上のワイモバイルショップ・取扱店があります。
お住まいの地域の近くにも店舗があるか、公式サイトで検索でき、そのまま来店予約も可能です。
「ワイモバイル」のデメリット
ワイモバイルの主なデメリットは、以下の4つです。
- 割引なしだとコスパは微妙
- データ使い放題プランはない
- 無料通話はLのみ付帯
- キャリアメールが使えなくなる
それぞれについて説明していきます。
割引なしだとコスパは微妙
各種割引を適用しない(できない)場合、コスパ面で特別優れているわけではありません。
同程度のデータ量プランごとに、割引なしの料金を比較すると以下の通り。
通信会社 | プラン | データ量 | 月額料金 |
---|---|---|---|
ワイモバイル | S | 4GB | 2,365円 |
UQモバイル | ミニミニプラン | 4GB | 2,365円 |
LINEMO | ベストプラン | 3GB | 990円 ※3GB~10GB:2,090円 |
楽天モバイル | Rakuten 最強プラン | 3GB | 1,078円 ※3GB~20GB:2,178円 |
irumo | 3GBプラン | 3GB | 2,167円 |
小容量プランでは、特に「LINEMO・楽天モバイル」のコスパの良さが目立ちます。
3GBを超えてしまうと料金が変わりますが、それでもワイモバイルより安いです(使えるデータ量も増えます)。
また、中容量プランでは、同じデータ量でも「UQモバイル・LINEMO・ahamo」の方が料金が安いです。
割引が適用できない・その他のメリット(特にLYPプレミアム)に魅力を感じない場合は、他のプランの検討もおすすめです。
人それぞれにあうプラン選びが重要です。
データ使い放題プランはない
ワイモバイルには、データ使い放題プランはありません。
データ増量オプションで「2GB~5GB」まで増やすことができますが、Lプランにオプションを付けても「40GB」までです。
それ以上のデータ量が必要な場合は、他のプランを検討しましょう。
まずは、現在の利用状況を確認しましょう。
無料通話はLのみ付帯
3つのプランのうち、無料通話が付帯しているのは「Lのみ」です。
LINEなどの通話アプリ以外に、通話が多い場合は、オプションか他のプランを検討する必要があります。
- 10分通話無料:880円
- かけ放題:1,100円(L)、1,980円(S・M)
また、無料通話が付帯しているプランの一例は以下の通り。
- ワイモバイル(シンプル2L):10分通話無料
- UQモバイル(コミコミプラン+):10分通話無料
- ahamo:5分通話無料
LINEなどの通話アプリで事足りる場合は、大きなデメリットにはなりません。
キャリアメールが使えなくなる
ワイモバイルでは、そのままソフトバンクのキャリアメール(他社含む)を使うことはできません。
別途有料(月330円)で、継続することもできます。
また、ワイモバイル専用のメールアドレスを利用することもできます。
ワイモバイルがおすすめな人や他の選択肢は?
ワイモバイルがおすすめな人は、以下の通りです。
- データ量にあうプランがある(4GB・30GB・35GB)
- Yahoo!ショッピング・LOHACOをよく使う
- PayPayカードを使っている
- ソフトバンクのインターネット回線を利用している
- 家族まとめて乗り換える
基本的には、ご自身の利用するデータ量にあうかがポイントです。
PayPay経済圏なら、よりワイモバイルがおすすめ。
ワイモバイル以外の選択肢として、項目ごとに他のおすすめプランを紹介します。
小容量でより安いプラン
小容量でより安いプランのおすすめは、以下の3つです(比較として、ワイモバイルのシンプル2Sも加えています)。
プラン (公式サイトに飛びます) | データ量 | 月額料金 | 月額料金 (割引最大適用) |
---|---|---|---|
irumo | 3GB | 2,167円 | 880円 |
LINEMO (ベストプラン) | 3GB | 990円 ※3GB~10GB:2,090円 | 990円 ※3GB~10GB:2,090円 |
楽天モバイル | 3GB | 1,078円 ※3GB~20GB:2,178円 | 968円 ※3GB~20GB:2,068円 |
ワイモバイル (シンプル2S) | 4GB | 2,365円 | 1,078円 |
特に、LINEMO・楽天モバイルのコスパが高いです。
また、データ量「3GB」で足りるなら、irumoの方が少しだけ安くなります。
中容量のコスパが良いプラン
中容量(4GB~30GB)でコスパが良いおすすめのプランは、以下の5つです(比較として、ワイモバイルのシンプル2 M・Lも加えています)。
プラン (公式サイトに飛びます) | データ量 | 月額料金 | 月額料金 (割引最大適用) |
---|---|---|---|
LINEMO (ベストプラン・ベストプランV) | 3GB | 990円 | 990円 |
10GB | 2,090円 | 2,090円 | |
30GB | 2,970円 | 2,970円 | |
楽天モバイル | 20GB | 2,178円 | 2,068円 |
irumo (6GB・9GB) | 6GB | 2,827円 | 1,540円 |
9GB | 3,377円 | 2,090円 | |
ahamo | 30GB | 2,970円 | 2,970円 |
UQモバイル (トクトクプラン・コミコミプラン+) | 15GB | 3,465円 | 2,178円 |
30GB ※キャンペーン中:33GB | 3,278円 | 3,278円 | |
ワイモバイル (シンプル2 M・L) | 30GB | 4,015円 | 2,178円 |
35GB | 5,115円 | 3,278円 |
ワイモバイルのプランは、4GBの次が30GBと間がかなり空いています。
ご自身の毎月のデータ量を確認し、適切なデータ量のプランを選びましょう。
データ使い放題プランを選びたい
データ使い放題プランを選びたい場合は、以下のプランがおすすめです。
プラン (公式サイトに飛びます) | 月額料金 | 月額料金 (割引最低適用) |
---|---|---|
eximo ポイ活 | 10,615円 | 8,228円 |
auマネ活プラン+ | 8,778円 | 7,678円 |
ペイトク無制限 | 9,625円 | 7,128円 |
楽天モバイル | 3,278円 | 3,168円 |
当ブログでは、基本的にスマホのポイ活プランはおすすめしていません。
理解した上で、うまく使わないと、高すぎる基本料金を払うだけになっていまいます。
表の通り、コスパ面では「楽天モバイル」が圧倒的におすすめです。
私の利用環境では、通信速度にも全く不満がありません。
併用している「ahamo・ワイモバイル」よりも早いくらいです。
まとめ|ワイモバイルはPayPay経済圏か各種割引適用でお得に使える料金プラン
ワイモバイルは、PayPay経済圏か各種割引適用でお得に使える料金プランです。
キャリアのデータ使い放題プランから乗り換えると、毎月数千円単位で安くなります。
冒頭の基本情報などを再度紹介します。
項目 | ワイモバイル |
---|---|
データ量:月額料金 | 【S】4GB:2,365円 |
【M】30GB:4,015円 | |
【L】35GB:5,115円 | |
データ繰越 | 〇 |
デザリング | 〇 |
無料通話 | L:10分無料 |
通話料 | 22円/30秒 |
家族間通話 | - |
かけ放題オプション | 10分無料:880円 かけ放題:1,980円 ※L:1,100円 |
キャリアメール | - |
店舗契約 (契約事務手数料) | 〇 (3,850円) |
割引・特典 | ・ネット回線セット割 ・家族割 ・PayPayカード割 |
eSIM | 〇 |
海外ローミング | 〇 (別途有料) |
口座振替 | 〇 |
公式サイト | ワイモバイル |
また、ワイモバイルのメリット・デメリットは以下の通り。
ワイモバイルのメリット
- 3つのプランから選べる
- 各種割引で安くなる
- LYPプレミアムが無料
- 通信速度・エリア
- データ繰り越しができる
- 実店舗の対応・サポート可能
ワイモバイルのデメリット
- 割引なしだとコスパは微妙
- データ使い放題プランはない
- 無料通話はLのみ付帯
- キャリアメールが使えなくなる
そして、ワイモバイルがおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- データ量にあうプランがある(4GB・30GB・35GB)
- Yahoo!ショッピング・LOHACOをよく使う
- PayPayカードを使っている
- ソフトバンクのインターネット回線を利用している
- 家族まとめて乗り換える
各種割引が適用できる人やPayPay経済圏の人に、特におすすめできます。
最後に、ワイモバイル以外の選択肢としては、項目ごとに以下のプランがおすすめです。
スマホプランのみで検討するのではなく、経済圏もあわせて考慮するのもおすすめです。
PayPay経済圏について詳しく知りたい人は、ぜひこちらもご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【公式サイト】ワイモバイル